View of the World - Masuhiko Hirobuchi

July 25, 2005

紳士淑女の国際教養 -一般

第一部 おしゃれな国際教養
 
1.色は単なる色ではない。試みに次の言葉の意味を言ってみてください。
  
1) 赤いテープ red tape
2) 白い騎士 white knight
3) 青い血 blue blood
4) 黄色いジャーナリズム yellow journalism
5) 黒い手紙 black mail, blackmail
6) 赤いカーペット red carpet
7) 白いカード carte blanche
8) 青いストッキング blue stockings

 2.意外に硬直している頭

1)自動車の前を「従者」が走った時代 ーーイギリスにあった「赤旗法」( Red Flag Act)
2)自動車産業の「未来」を見通せなかった人々
3)同じ自動車にヘンリー・フォードは全く違う未来を見ていた
  
3.心のプリズムが歪んでいるマスコミーープラスとマイナスが逆転して
   
1)タフガイは水玉のタイを締めず
2)「ベニスの商人」についての大誤解
3)だれも語らなかったスヌーピー文化ーー大きすぎる欧米との認識  の誤差
4)一枚のチョコレートに秘められた汗と涙

4.あなたの理念や価値は「ハードカレンシー」なのか
   ーー世界に通用する価値と日本(あるいは地域)ローカルな価値ーー

1)他国で交換してくれるお金(ハードカレンシー)は驚くほど少ない
2)それは思想や価値観も同じである
3)時代を超え地域を超えて生き残れる価値を追求してほしい


第二部 コミュニケーションの潤滑油としての国際教養 

1. あまりにも無邪気な宗教観

1)「メリークリスマス」と言わないのが国際教養
2)ヒンズー教寺院での学者たちの醜態
3)「赤十字」が災厄に映る地域も
4)神の御名をタイヤに刻んだ会社

2.国際教養は世代と地域を超えたハードカレンシー

1)地域の人々とのコミュニケーションに
2)世代間の格差の解消に ——上司の教養の方が国際的である場合も
3)他国の人々との心の繋がりに

3.紳士淑女の条件とユーモア
   
1)国王という名のビジネス
  2)自分の愚行を笑えること
  3)統計の「嘘」に惑わされないのが教養
   
4.日本語では伝わらない理念や価値の場合にのみ外国語を使おう
 
1)「ボランティア」の中に含まれる「義勇兵」という意味
2) ノブレス・オブリージュ(貴人の義務)という価値観

第三部 世界平和の基礎としての国際教養——原理原則をはっきりさせる

1)心の座標軸を明確に
2)「原点」と簡単にいうけれど、それはどこにあるのか?
      グリニッジから世界が見える。

2.キャッチフレーズに動かされすぎないように
   
1)ネコもシャクシも「21世紀に生きる子供たち」
2)どこにでもある「正念場」  

3.海を見ていた少年

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COMMENTS

1 : いじわるじじい : September 6, 2005 01:54 PM

色についての言葉、面白いですね。1番と、8番が分かりませんでした。公文書を綴じる赤い紐と青い靴下。特に平塚らいてうの青鞜社が8番から来ていることに思い至りました。映画、小説、歌謡曲などでも、色のつく題名を思いつく限り挙げてみるのも、頭の体操になるかもしれません。

2 : ラ・マンチャの男 : September 6, 2005 02:22 PM

いじわるじじいさま

コメントをありがとうございます。1蕃は公文書を綴じる赤い紐。かつてヨーロッパの宮廷では文書箱に赤いリボンをかけてうやうやしく持ち歩いたとか。たとえ中にろくなものが入ってなくてもこうすればなんとなく権威があるように見えたものです。ここから「官僚主義」「権威主義」といった悪い意味に使われるようになりました。It's a red tape business.(そりゃまさに事大主義だよ)というふうに、英語などではしょっちゅう使います。「青いストッキング」はご指摘のとおり、「青鞜」運動のことです。19世紀のイギリスが発祥とか。