View of the World - Masuhiko Hirobuchi

December 04, 2005

英語で落語を演じる才女テレビに登場 -学生へのメール

世の中にはいろいろな才人がいますが、今回は「英語で落語を演じる才女」の話です。大島希巳江(きみえ)博士。博士といってもうら若きとびきりの美人で文京学園大学の専任講師。長いあいだ「日本文化を外国に正しく伝えたい」との使命感から、庶民の娯楽でありすぐれた芸術である落語を英語で演じることに情熱を燃やしてきました。すでにアメリカ、カナダ、オーストラリア、シンガポールなどにプロの落語家を特訓して連れて行き、自らも高座に登って英語で落語を演じています。こうしたプロジェクトは財政的にはきわめて厳しく、幾多の困難を乗り越えてこの活動を続ける彼女への評価はいちだんと高まっています。
この大島さんが、12月5日(月曜日) 23時15分から、NHKテレビの「英語でしゃべらナイト」に出演します。対戦相手は「ギター侍、長井秀和、パックンマックン」です。ぜひご覧ください。
なお大島さんを中心とする「英語落語会」は、桂あさ吉さんらの出演を得て12日(月)夜6時からお江戸日本橋劇場で初の「有料公演」を行います。入場料は2500円。過去に何回か私も聴きましたが、じつに面白く、有益でした。今回も聴く価値は十分にあり楽しい公演になるはずです。

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COMMENTS

1 : fan : December 4, 2005 04:16 PM

メールありがとうございました。明日の「英語でしゃべらナイト」を拝見させて頂きます。
 大島さんを初めてお見かけしたのは、大銀座落語際(ヤマハホール)でした。本当にお綺麗な方で、日本語でも難しい落語を英語で簡単にこなす姿はとても素敵でした。簡単そうに見えましたが、落語の練習を何十回、何百回とされていることでしょう。

2 : ラ・マンチャの男 : December 4, 2005 06:31 PM

fan様 単に頭がいいだけという才女なら他にもいるでしょうが、それに人柄・見識それに「ユーモア感覚」「想像力」が加わった人はそうはいません。落語だけにとどまらず、これからの日本文化の海外紹介に大きな役割をはたされるであろう貴重な存在です。将来どこかの国で開催される万博の日本館館長なども務めてほしい人材だと思います。

3 : tiakujyo : December 4, 2005 09:38 PM

息子が高校時代に、学校をやめて落語家に弟子入りしたいといい、
師匠に「学校を卒業してから、」と言われて思いとどまったなんて
ことを、20年ぶりに思い出しました。
当然のように大学時代は落研でしたが、日本の伝統文化を世界に
とまでは、いかなかったようです。学芸員を希望してたようでしたが、
今は、編集者です。世界への目は広くないのかもしれません。
学生時代に、廣淵先生のような方にめぐり会ってれば、方向が
かわったかもしれませんよね。学生時代、いかなる出会いがあるかって、
一生を左右することになるかもしれないのですよね。
ここに登場する学生の皆さん、どうかこのことを大切になさってね!

4 : 湖の騎士 : December 4, 2005 10:44 PM

tiakujyo様 ご子息が落語家志望だったとは驚きました。その青春の思いが編集者としてのいまのお仕事に大きく役立っていると思います。なんといっても落語は扇子と手拭だけを小道具にあとは話芸ですからーー。自らも豊かな想像力を用いて語り、聴くほうも豊かに想像力を駆使する本当にすばらしい世界です。それから私および私の学生たちへの励ましのお言葉を本当に有難うございます。

5 : tiakujyo : December 6, 2005 09:09 AM

「英語でしゃべらナイト」を見ました。
でも、「私はユーモアセンスがないなー」と痛感させられました。

6 : 悠々 : December 6, 2005 09:47 AM

お奨めいただいた「英語でしゃべらナイト」聴取しました。
時たま見ている番組ですが、昨夜のは見応えがありました。
ユーモアを伝えるのは日本語でも難しいのに、それを英語で、となると私には不可能事ですが、楽しく見られました。
噺家の巧みな話術は観客を引き込んで行きますが、アメリカ風のギャグとかは客席を巻き込んで笑いを引き出します。
こみ上げてくる笑いと、笑わされる笑い、の違いがあるように思えます。
好みの問題でしょうが、私は古典落語のようなこみ上げて来る笑いが好きです。
いつも見当外れのコメントでごめんなさい。

7 : 湖の騎士 : December 6, 2005 10:40 AM

tiakujyo様 「ユーモアのセンスがない」というのはご謙遜です。昨夜の番組のユーモア感覚は日本人にはなじみにくい部分もありました。あの欧米の笑いを中国人・韓国人に見せても、あまり受けなかったと思います。

8 : 湖の騎士 : December 6, 2005 10:48 AM

悠々様 昨夜の番組をお楽しみいただけたようで嬉しいです。たしかに観客(聴衆)を笑いに参加させる欧米流よりも、じわじわと笑いを誘ってゆく日本流のほうが一日の長があるように私も思います。こういう笑いもあるのだと知れば、欧米人はもっと日本文化に興味をもつでしょう。尺八を習ったり、居合抜きを習う欧米人も多いのですから、英語のネイティブ・スピーカーで英語で落語を演じる人がそのうちかならず出てくると思います。

9 : callaway : December 6, 2005 11:12 AM

昨年ヤマハホールで大島希巳江博士の落語を鑑賞しました。とても美しい方で、英語も完璧でした。年齢も若いのに博士号をとり、世界に落語を広げている大島博士に感銘を受けています。

10 : 湖の騎士 : December 7, 2005 12:40 PM

callaway 様 芸術でもスポーツでもよき見本に出会うと見ているこちらもよくなってゆくものです。大島先生の高座を近くで鑑賞してよき影響を受けられたようで喜んでいます。