View of the World - Masuhiko Hirobuchi

May 09, 2006

「ベスト・エッセイ」に選ばれる -

日本エッセイスト・クラブは、毎年5月に前年度に発表されたエッセイの中から約60編を「ベスト・エッセイ」として選出しています。これらの作品は筆者の同意を得て文藝春秋から8月に一冊の単行本として刊行されます。本年もまことに光栄なことに拙文「脱皮するカニ」がこうした「ベスト・エッセイ」のひとつに選ばれました。これは「ソフトシェル・クラブ」を媒介にしてアメリカ民主主義と名古屋人気質、さらには日本の官僚のあり方を描こうという野心的な(?)試みです。このブログに載せてありますので、何人かの方はすでにお読みになり感想を寄せてくださいました。原稿用紙10枚分でちょっと長いですが、ぜひご一読ください。このブログの Columns をクリックしていただきArchivesを辿ってゆくと「頭にちょっと風穴を」の第15回目に「脱皮するカニ」が出てきます。なお第6回目の「ニューヨーカーは何を食べてる?」と第8回「禁酒の国の赤ワイン」もそれぞれ2004年度および2005年度の『ベスト・エッセイ集』(文藝春秋)に収録されています。

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COMMENTS

1 : VIVA : May 9, 2006 11:54 AM

先生、こちらこそご無沙汰しており申し訳ございません。拙ブログへのコメント誠に恐縮です。
ところで、ベストエッセイ選出されましたこと、おめでとうございます。先生のお考えが、広く知れわたることは、ほんの少しのつながりしかございません私にとっても、大変嬉しく感じます。数回のコメントを頂戴し、またブログを拝見していつのまにか、僭越ながら、共感を持っていたからだと思います。
まずは2005年のベストエッセイ集を購入、拝読しブログでも取り上げてみようと思います。
ますますのご活躍、心よりお祈りいたします。

2 : 小龍 : May 9, 2006 07:57 PM

先生お久しぶりです。
ベストエッセイ選出、心からお祝い申し上げます。
ゼミで「脱皮するカニ」を用いて講義を行った日のことを、つい先日の事のように思い出します。
この素晴らしいエッセイを書いた先生から様々なことを学んだ一人の「教え子」であることを大変誇りに思っております。
これからも一つの作品とも言える素晴らしいエッセイを世に送り続けてください。

3 : tiakujo : May 9, 2006 09:21 PM

わ~~~い、すご~~い、なんていっても、先生にとっては大騒ぎするほどのことでもないのでしょうか?

でも私にとっては、こうした先生のブログに、こうしてコメントさせてもらえるだけで、大騒ぎです。

それに、「脱皮するカニ」も読ませてもらったうえに、こんなオバサンがコメントまでしちゃってるもんね。

私なんか問題でないけど、ほかに大勢の読者が待ってますから、これからも楽しいお話をお聞かせください。

4 : 湖の騎士 : May 9, 2006 10:55 PM

VIVA様 コメントありがとうございます。私の書く記事に共感を覚えてくださり、心強く感じています。私が書いていることは、今のメディアの中では少数派に属するかもしれません。しかし広く社会一般の方々には共感していただけるものと思っています。切り口はべつとして語っている内容は普通の常識人ならだれでも考えていそうなことです。文春からの出版までにはまだ3か月半ありますが、それまではブログでお楽しみください。VIVA様の読書量と本を選ぶ「眼」にはいつも感服しています。

5 : yoyo : May 9, 2006 11:15 PM

ベストエッセイ選出 おめでとうございます。 早速 過去ブログをたどってみました。コメントのtiakujoさんにyoyoが出ていたことにびっくり!この頃はまだyoyoのブログはありませんでした。私もとりあえず印刷、じっくり読ませていただきます。何しろ出自の "海老ふりゃぁ" と "名古屋式婚礼"が出ているのですものね。とりあえずお祝いのみのコメントですみません。でもとても嬉しく Happyな気持ちです。

6 : ゆっきー : May 9, 2006 11:17 PM

「脱皮するカニ」のベストエッセイ入選、誠におめでとうございます。
私の場合、ゼミの講義で生で学べたことは本当に貴重だったと同時にラッキーでした。まだ卒業してそれほど間もないですが、ゼミのことを今思い返して、また先生の講義を受けることができれば…と思ってしまいました。話は逸れましたが、本当におめでとうございます。これからの更なるご活躍にも期待しています。

7 : 湖の騎士 : May 9, 2006 11:27 PM

小龍様 お久しぶりです。コメントをありがとうございます。この「脱皮するカニ」を用いて授業をしてからそろそろ1年ですね。ああいうカニを見てジョージ・ワシントンのことを考えたり、名古屋人のエビ好きと結び付けたり、日本の官僚機構とアメリカというシステムを比べるとはずいぶん不思議な頭脳回転をする教師だな、と感じられたことでしょう。ま、連想だけは自由自在に行きたいものです。入選を喜んでくださり、本当に感謝しています。

8 : 湖の騎士 : May 9, 2006 11:41 PM

tiakujo様 入選を喜んでくださり、本当にありがとうございます。去年の三月にこの「脱皮するカニ」を書き始めたころは「はたしてうまくまとまるのか?」と思いましたが、締め切りの力は偉大で、次々とアイデアが湧いてきました。こういう変わった着眼を「おもしろい」と思ってくださった審査員の方々には勇気づけられます。勇気といえば、いつもコメントをくださる tiakujo 様からははかり知れぬほどの勇気元気をいただいています。「よし、もっと充実した記事を書こう!」という気になります。今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。

9 : 湖の騎士 : May 9, 2006 11:47 PM

yoyo様 「えびふりゃあ」と「名古屋式婚礼」がご出自と関わりがあるとは! 世間は狭いですね。ジョージ・ワシントンから、こちらの方に話を展開しておいてよかったです。どうかゆっくりお楽しみください。変な回転をする頭にお付き合いくださりありがとうございます。

10 : 湖の騎士 : May 9, 2006 11:55 PM

ゆっきー様 こういう記事を見た場合、生真面目な先生だと、「どうしてソフトシェルクラブとアメリカ民主主義が関係があるのか!?」と悩むでしょうね。しかし着眼の意外性も若者の頭脳を鍛えるにはよい刺激だというのが私の考えです。若い頭脳で、時には子供のようにいろいろなことを考えてください。けっこう今まで見えなかったことが見えてきます。5月病に気を付け、楽しいことをたくさん考えながらお過ごしください。

11 : HANA : May 10, 2006 10:20 AM

「ベスト・エッセイ」選出おめでとうございます。
「脱皮するカニ」途中まで読ませていただきました。
すいません、時間がなくて・・・・。今からバドミントンの練習に出かけなくっちゃ!!

まだ指が痛くてラケットは握れないんですが、ストレッチしに行ってきます。

ご無沙汰していた上にこんな失礼なコメントでごめんなさい。
帰ってきてからもう一度伺います。(夜になると思いますが・・・)
取り急ぎ、お祝い申し上げます。

12 : リッキー : May 10, 2006 01:00 PM

先生本当におめでとうございます。ソフトシェル・クラブ今年こそ食べたいと思っていた矢先のことで、さらに興味が出てきました。卒業してからというもの考えるのは学生時代の気楽な生活です。毎日毎日満員電車にゆられながらゼミが懐かしく、先生やゼミ生と話していた頃のことを思い出しては淋しい思いをしています。卒業前にも新生活が不安だという話を何度もしましたが、今は不安だと言っていたあの頃が懐かしく思います。他のゼミ生もこのブログを読んでコメントをしているとのことで、この場が新しいゼミの活動場所になればと思いました。話がそれましたが、先生がジャーナリストとして輝かしく活躍されていること、教え子の一人として大変うれしく思っています。

13 : 湖の騎士 : May 10, 2006 06:19 PM

HANA様 早速「脱皮するカニ」をプリントして下さりありがとうございます。これは長いですが、けっこう短かく感じて下さるのではないかと思います。少し変わった頭の回転ですがどうかよろしくお願いします。バドミントンは瞬発力を鍛えるのにいいのでしょうね。私は中高時代は卓球の選手をしていました。ラケットを持つ球技は大好きです。

14 : カスミ草 : May 10, 2006 09:04 PM

おめでとうございます。
今読ませていただきました。
カニでこんなに話題が広がるなんて単細胞の私には想像できません。
直ぐに「前例がない」で事を片付けてしまい、進歩の無い日本の官僚全てに読んでもらいたいです。
また、もう一度ゆっくり読み返します。
そして自分への教訓にしたいと思います。

15 : HANA : May 10, 2006 09:54 PM

「脱皮するカニ」、一気に読んでしまいました。
軽快なテンポで次から次に意外な展開を見せてくれるので楽しく読めました。

折りしもトヨタは売上高がフォードを抜き、世界トップのGMに迫る勢いだという記事が出ていましたね。(21兆円)
(北米トヨタ社長のセクハラ問題も話題になりました・・・こちらは210億円)

先生のように勉強されている方の頭は本当に柔らかいのですね。(何度も脱皮してるから?)
どうも融通が利かない私はやはり一度脱皮したいと真剣に考えてしまいます。
でも、脱皮はまさに機が熟して脱皮となるわけで無理やり剥けばいいというものではありませんよね。

先生のコラムを読んで少しでも皮が抜ければと思います。

16 : 湖の騎士 : May 10, 2006 11:05 PM

リッキー様 入選を喜んで下さりありがとうございます。ソフトシェルクラブは最近は居酒屋チェーンでも出ますね。ゼミの卒業生の一人は職場の歓送迎会ではじめて食べたそうです。社会人生活はいろいろと苦しいこともあるでしょうが、未知の楽しみの方が大きいものです。ゼミのことを楽しく振り返っていただいて、教師冥利につきる思いです。

17 : 湖の騎士 : May 10, 2006 11:14 PM

カスミ草様 カニからの話題の広がりを楽しんでいただけたようで嬉しいです。自分ではちょっと「人騒がせな文章」だという気もしますが、エンジョイしてくださる方がいらっしゃるというのは心強いです。エッセイスト・クラブの審査員の方々も戸惑いながらも楽しまれたのではないかと思います。この文章はやがて「高級官僚OB」の何人かにも届くはずです。「おいおい、厳しいことを言ってくれるなあ!」と彼らは言うでしょうが、「君の言うことも無理はないよ」と言う人もけっこう多いだろうと思います。

18 : 湖の騎士 : May 10, 2006 11:23 PM

HANA様 一気にお読みいただけたようで本当に嬉しいです。ありがたいことに、文章を書いていると数時間前には考えもしなかったアイデアや着想が次々に湧いてきます。軽快なテンポといってくださるのは、筆者にはなによりの励ましになります。その結果としてちょっと人騒がせな(?)文章が出来上がるという次第です。頭の脱皮ないし若返りというのは、楽しいことを考えていると可能のようです。こういうことを専門に研究しているエライ先生がどこかで語っていたような気がします。HANAさんはこれから何度も脱皮なさると思います。

19 : mix : May 11, 2006 09:28 AM

おめでとうございます。
アメリカにいたときに食べた味を思い出しながら読んだ覚えがあります。そのときは時を逸してコメントを控えてしまい、申し訳ありませんでした。
ワシントンのチェサピーク湾で取れたてのソフトシェルクラブを買ってペンシルバニアまで持ち帰り、アパートのパティオで友達の家族といただきました。そうです、初夏だったのですね。夜10時ごろまで明るさが残っている庭で子供たちは芝生の上を跳ね回り、大人たちはグラスを片手にいつまでもおしゃべりをしてました。
思い出がいっぱいのソフトシェルクラブのお話がいつの間に難しい内容になったと気が付いたときには読み終わっていました。
これからもおいしいだけでなく、苦味の利いたエッセイをお待ちしています。

20 : 湖の騎士 : May 11, 2006 09:44 PM

mix様 この記事でアメリカ東海岸の初夏を思い出されたようで嬉しいです。楽しいホームパーティーの様子が目に浮かんできます。たしかにソフトシェルクラブは美味しいし、グラスを片手にいつまでもおしゃべりをするというのは最高ですね。いつのまにか難しい話にしてしまい申し訳ありません。でもそこでこの文章も終ってよかったです。

21 : Rei67. : May 16, 2006 09:56 AM

広淵先生、
おめでとう御座います、益々のご発展を
お祈りします。

22 : 湖の騎士 : May 17, 2006 10:03 AM

Rei67様 ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。御地は関東よりも温度が高いとか。スキースロープでゴルフをしている人は今もいるのでしょうか。それともそういうゴルフ場はもう閉鎖されているのかどうかは分かりませんが、これからのすばらしい季節を存分にお楽しみください。