View of the World - Masuhiko Hirobuchi

May 13, 2006

目に余る「オレ(俺)」の乱用 -

NHKの朝の連続テレビ小説「純情 きらり」をご覧になっていますか? ヒロイン桜子が使っている言葉は明らかに「今」の女の子の言葉で、昭和十年代の健全な家庭の日本の女の子は「ーーだよ」とか「ーーじゃん」という言葉は使いませんでした。それよりもなによりも許せないのは、桜子の幼なじみで八丁味噌の製造元の長男(たしかタツヒコ)が、やたらに「オレ(俺)」という言葉を使うことです。「オレ」は、戦後十年以上経っても、少なくともインテリ青年が、仲間内以外の人に対して使う言葉ではありませんでした。「オレ」にはちょっと「不良っぽいひびき」があり、同じ年ごろの女性の前で使うことは絶対にありませんでした。男女ともに異性に対しては憧れの気持ちを抱いており、同年輩とはいえ言葉遣いには気を使っていました。エリートである旧制高校生が女学生(旧制高等女学校の)に「オレ」を使うなどはありえない話でしたし、目上の人の前でこんな言葉を使ったらまちがいなく社会的制裁が待っていたでしょう(つまり「まともな」青年とはみなされないということ)。さらには店の従業員の前などで若旦那が「オレはこの店を継がない。東京の音楽学校に行く」などと宣言するなどとはとんでもないことでした。
誤解を恐れずにいえば、「オレ」は知的にも階層的にも一段下の青年たちが使う言葉でした。昭和30年代に、石原裕次郎がさっそうと登場し、映画の中で「オレ」を多用しました。裕ちゃんは秀才でありエリートである兄の慎太郎と違って不良少年の時期があり、彼が使う「オレ」には既成社会への抗議や反抗のメッセージが込められているということで、人々は彼を愛し、「オレ」をも「カッコイイ」として受け入れたのです。しかし「タツヒコ」は挫折もしていなければ経済的にも何不自由ない老舗の若旦那であり、旧制高校生(最近東京音楽学校生になりましたが)です。「旧制高校生が、このような状況下で『オレ』を使いましたか? 」ということを、何人かの旧制高校卒業生に聞いてみました。「まず絶対にありえない」という返事でした。「たまにはテレビドラマを見てください。そしてNHKに抗議してください」と私は言いました。
「たかがオレという言葉一つでそれほど騒ぐな」という方もいるかもしれません。しかしこれは見逃せない由々しき事実です。「純情 きらり」は昭和十年代の日本を正確に描いていないのです。そのころを経験した人々がまだまだ多数生存している今でさえ、一人称の呼称すらまともに再現できていない。こうした脚本家やディレクター(NHKの局員)が、「戦争」とか「歴史認識」について何かを語るとすれば、恐ろしいことです。特定の勢力や、少数の国々が「日本はこういうことをした」ということを声高に叫んでいる今、多くの日本人はそれをあまりにも素直に、あまりにもナイーブに信じています。しかし当時の状況について、正確な知識を持っている人は、「日本人ならぜったいにそういうことはしない」ということを知っています。だがそういう人はきわめて少ない。「実際に起こったことよりもテレビで伝えられたことが真実になってゆく恐ろしさ」です。
「オレの使い方くらいいいじゃないか」といってはいられない。この言葉の使い方の無神経さ、あるいは無知は、大きな禍根を残しそうな気がします。

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COMMENTS

1 : 悠々 : May 13, 2006 07:08 PM

「俺」は下品な言葉でした。
時代考証という作業は、お芝居の世界では確立した専門分野です。鬘の形一つを取っても時代や職業、年齢で違いがあります。町並みの瓦葺きでも厳密に区分があります。
言葉遣いならその違いはもっと顕著です。
先生がご指摘になった「俺」という言葉は私も使ったことはありません。私の生まれは東京の下町ですし、昭和二桁の初めの方です。中流?の家でしたが、俺を使う人は周りには居ませんでした。祖父が腕の良い職人だったから家へ来る客に中には江戸弁で「アッシ」という人は居ましたが、、、、
俺という言葉は私の印象でも、一寸不良がかった兄ちゃんが、仲間内で使う言葉だったと思います。その兄ちゃん達にしても
目上の人やあらたまった時には、私とかを使っていました。
私は朝ドラは見ないから、知らないですが、先生が仰るような、シュチエーションで使うことはあり得ないですね。
ドラマだからと言って、いい加減で良い訳はないですが、ニュースとか、現場からの中継でも、その時歴史は動いたとかのベテランアナウンサーが変なイントネーションで喋るのを聞くと
私が受信契約していないのは正解だと思ってしまいます。
先生が、何時も穏やかな書き方で我々の気付かなかったようなことを教えて下さるのはとても嬉しいです。
控えめな表現でも、真実を語って下さると、露骨な表現で語られるよりも説得力があると思っています。
長々と書いてしまい、すみません。
この所、東京都立美術館で展覧会を開催中なので日参していて
ベストエッセイストに受賞された事のお祝いも書いていません。お許し下さい。

2 : 湖の騎士 : May 13, 2006 08:48 PM

悠々様 東京の下町育ちの悠々さんが、子供のころから「俺」を使わなかったと証言されているのは心づよいかぎりです。私はNHKに抗議の電話を入れましたが、今までに至極当然の意見を言ったにもかかわらずそれが番組に反映されたことは一度もありません。電話を受けるセクションは何の役にも立っていないというのが実感です。数年前にも大河ドラマ「宮本武蔵」で市川新之助(当時)の武蔵が柳生石舟斉に向かって「俺はつよくなりたいのだ!」と絶叫していましたが、剣名ならぶものなき柳生の大殿に向かって無名の浪人ではるかに年下の武蔵がこんな乱暴な言葉を使うなどというのはありえないことです。しかしこれを見た人は「テレビでやってるのだから正しい言葉だ」と思ってしまいます。まさに「受信料という公金を使って日本文化を破壊している」行為です。東京都立美術館に出展なさっているのですね。もっと早く知るべきでした。申し訳ありませんでした。

3 : tiakujo : May 14, 2006 01:09 AM

私は、起きたらすぐTVのスイッチをいれ、9時ごろまでNHKを
つけっぱなしです。だから、朝ドラも見てます。
でも先生方は、こうした見方をなさってるのだと、感心したというか、ため息まじりで、この記事を読ませていただきました。

そうした意味からすると、私のコメントなど間違いだらけで、お話にならないし、どうしたものかと悩みそう、、。

でも先生のおっしゃろうとしてることは、「TVでいってるから真実だとおもうな」ということですよね。

この記事は、無知で単細胞な私のことを心配して書いてくださった気がします。といっても、決して落ち込んだり僻んだりはしてません。不思議なくらい廣淵先生には、私、素直なんです。

4 : ひばり吹雪 : May 14, 2006 11:15 AM

始めまして!tiakujoさんからきました小6でレトロ好きです。学校へ行っていて『純情きらり』は見てませんがNHK及びTVの歴史報道には実際との多数食い違いがあるそうです。中学教科書だって今,歴史古文についてややこしくなったり何が何だか分かりません。いったい何を信じたらいいんでしょうか?全く分かりません。自分もブログをやってるので暇な時はこちらにもコメントください。

5 : 湖の騎士 : May 14, 2006 11:37 AM

tiakujo様 またもこういう記事でお心を悩ませて申し訳ありません。しかし苦労性というのかなんというのか、私は天下の公共放送が勝手に歴史を変えてゆくのが見ていられないのです。「オレ」だけを取ってみても、今の学生は目上の人の前でも平気で使っていますが、これで「あいつはどうしようもないバカだ」という評価をされていることに気がついていません。NHKの罪は大きいのです。
もっと話を広げると「歴史を変えるな!」ということになります。もっと謙虚で慎重な姿勢があれば防げるミスを、TV局員が犯しているのです。心に「奢り」があるからだと思います。

6 : 湖の騎士 : May 14, 2006 11:50 AM

ひばり吹雪様 コメントをありがとうございます。小6とうかがいあまりに正確でしっかりした日本語力に感嘆しています。小さいお心に心配をかけるようですが、この記事を前向きに生かしてください。「何を信じてよいかわからない」というお気持ちはよく分かります。しかしメディアを疑うことも、時には学校の先生のいうことを疑うことも人間の成長にとっては必要であり有益なことです。では何を信じればよいのか? 自分が身につけた大きな常識です。欲をいえば、「外国のメディアで伝えられる記事も頭に入れること」です。もちろんそのメディアは外国の政府がコントロールするようなものであっては価値がありませんがーー。とにかくあなたの未来はかぎりなく大きいのですから、楽しみつつ成長なさってください。

7 : リッキー : May 14, 2006 12:35 PM

「俺」という単語に対して、先生はゼミでも強くおっしゃっていましたね。ビジネスでは絶対に通用しないと。その時大河ドラマ新撰組で土方歳三が「俺」と言っているのに対して、あの時代は「みども」で「俺」は絶対に使わない、と教えてくださいました。テレビで情報を得る一般人はテレビが伝えていることを鵜呑みにします。ニュースに対して人々は反感を覚えたりしますが、ドラマに対しては少ないようです。言葉一つでもその時代背景がわかります。時代劇で関西から嫁いて来る皇族の言葉遣いには細心の注意を注いでいるのに、現代語と変わらない明治以降の言葉に敏感にならないのはおかしいと、先生のブログと読んで思いました。

8 : ひばり吹雪 : May 14, 2006 01:35 PM

ブックマークに登録した事をご報告いたします。

9 : 湖の騎士 : May 14, 2006 05:18 PM

リッキー様 女性の場合は「オレ」を使う心配はありませんが、男性諸君が何も考えずにビジネスに近い場(たとえば会社の飲み会)などで先輩上司を前にしてうっかり「オレ」を使うのではないかという心配があります。どれだけ厳しい採点を下されているかも分からない人がけっこういることでしょう。こういう言葉を流行らせたテレビの責任とばかり言っていられません。大学を卒業する年になったらメディアから何を取捨選択するかは自分の責任ですからーー。

10 : カスミ草 : May 14, 2006 08:04 PM

関西では日常で俺と言う言葉を結構聴きます。
「おれ」「わし」「おいら」「わしら」これは男の子がよく使っています。(らが付いても一人です)
お年寄りの女性は「わてら」と仰られるのを聞いた事あります。
耳に慣れているので、そんなに注意もしませんでした。
でもNHKが間違った使い方をするのは許せませんね。
関西は言葉が汚いのでしょうか?

11 : 湖の騎士 : May 14, 2006 11:03 PM

カスミ草様 関西でも「改まった場」あるいは「目上の人の前」では「オレ」は使わない気がします。ましてや昭和13年ごろはまず使わなかったと思います。主人公の年齢なら「僕」あるいは「私」でしょう。ここのところ「オレ」をばら撒いているのはテレビです。コメントをありがとうございました。

12 : カスミ草 : May 15, 2006 09:07 PM

そうです。
その様な「改まったり、目上の人の前」では
関西でも使いませんね。
子供たちの会話ではよく耳にしますが。
親も直さないようです。
因みに育った家庭では父も兄弟も、
言ったのを聞いた事ありません。
環境は大事ですね。

13 : HANA : May 15, 2006 10:14 PM

 ドラマは見ていませんので、私が気になっていた「俺」について書かせてください。

 自分が担当するラジオ番組の中で中村雅俊が「俺」と言っています。彼はたしか50歳は超えていたかと思うのですが、「こういう年代の人でも自分のことを『俺』って言うんだ。しかも、放送の中で・・・」と思ったのです。

 中村雅俊は好きな俳優の一人なのでそれで嫌いになったりしたわけではありませんが、ちょっと意外でした。ちなみに局はTBSです。

 NHKの歴史認識の甘さは以前にも大河ドラマなどでも指摘されていましたね。私自身は歴史に詳しくないので指摘することは出来ませんが、「しっかり作ってあるもの」を見たいと思います。そういうものを作ってほしいと思います。

14 : 湖の騎士 : May 17, 2006 09:48 AM

カスミ草様 関西でも改まった時や目上の人の前では「オレ(俺)」は使わないとうかがって安心(?)しました。言葉とか服装というのは状況に応じて変えるのが文化だと思います。お小さい時に、ご家庭ではどなたも「俺」といっていなかったというのは、いいお話ですね。「育ちのよさ」というのは争えません。本当にいいお話をありがとうございました。

15 : 湖の騎士 : May 17, 2006 09:56 AM

HANA様 中村雅俊は良識のある俳優というイメージでしたが、ラジオで自分がホスト役を務める場といういわば「公式の場」でそんな言葉を使っているというのは傲慢か無教養のどちらか(あるいは両方)でしょう。評価を下げざるをえません。ドラマで使われる言葉は最近はとくにひどいものです。日本人は一人称の使い方を発達させてきましたが、これは世界に誇るべき文化です。それをめちゃめちゃにする役者もディレクターも許せない気がします。ご子息の意見をうかがいたいものです(たぶん「俺」を使っておられるでしょうがーー)

16 : 悠々 : May 17, 2006 11:59 PM

「日本人は一人称の使い方を発達させてきましたが、これは世界に誇るべき文化です。」と廣淵先生が仰っておりますが、全く同感です。
一人称に限らず、言葉の多彩さは、豊かな表現が出来ることですから、大切にしたいです。
その、一人称ですが、私が中学くらいの年代までは、僕を使っていました。
高校生になって、僕では一寸幼い感じだし、私と言う言葉では大人っぽすぎる。
自分・・軍隊上がりの言い方だし、ワシではオジン臭い。
ワッチ、なんて言う程の江戸っ子でもない。
手前、身共では時代劇の世界だしね。
おいら、では田舎臭い。わて、は関東では使えないし、、、
上手い言葉がないんですよね。仕方ないからシュチュエーションに応じて使い分けをしていました。時には俺も使う羽目になることもありましたね。

17 : ぴあのん : May 18, 2006 01:17 AM

NHKの朝のドラマを見ておりますが、方言の使い方が
三河弁と標準語が入り混じって、聞いていても
違和感を感じています。

この番組ではありませんが、40年ほど前の話で
ピアノを弾くシーンがありました。
ピアノの本がこの時代のものでなく、
現在使われている教本を使っていました。
NHKに時代考証がなされていないとメールをしましたが
返事は来ませんでした。

さて、「俺」と言う言葉について・・
私の教室に来る男の生徒にはレッスン中は「僕」という
言葉を使うように指導をしています。
せめて、レッスン中の40分間くらい、
クラッシックの世界の中で心を豊かにして欲しいからです。
ベートーベンやモーツアルトやシューベルトは
自分の事をなんと言っていたのでしょうか~。
多分、「俺」ではないと思いますが・・。

我が家の子供達も私の前では、「僕」言っていますが
仲間内では「俺」と言っているかもわかりません。
「私」と言っているのも聞いたことがありますし、
「自分」と言っているのも聞いたことがあります。
子供も状況によって言葉を変えるようです。

学校でも、「俺」と言う言葉を使わせている
教師がいます。
TVドラマで教師までも「俺」と言っているような作品が
在りました。
やはり、TVの影響は大きいと思いますね。

18 : リッキー : May 19, 2006 01:37 PM

「俺」について色々と意見がありとても参考になりました。私が個人的に感じるのは、「俺」という言葉が会話で出てくると、親近感を感じるということです。もちろんビジネスの場や目上の方とお話をする時に使うのは問題外だと思いますが、仲間内での会話では多くの男性が使っていると思います。「僕」と言っている男性の方が子供っぽく感じてしまいます。しかし、30歳後半40歳近くの男性が「俺」と言っていることには違和感を感じてしまいます。私はそのような方を「不良中年」と言っていますが、今世間では「チョイ悪おやじ」と言われている様ですね。歳によって感じ方が違うのではないでしょうか?敬語を使いすぎるとくどく感じるのと同じで、同世代の人間と会話をしている時に「僕」「私」を使っていると、壁が一枚ある様な印象を受けることがあります。その変はいかがでしょうか?

19 : 湖の騎士 : May 19, 2006 11:05 PM

悠々様 一人称の使い分けでは苦労しますが、それも人間としての洗練度や教養が端的に表れるのだと思えば、大した苦痛ではありません。表の使い方と裏(仲間内)の使い方があるのも当然です。私は「昭和10年代という設定でドラマを作るのなら使われもしなかった言葉を使うな」といっているだけですが、昨日今日はヒロインに向かってタツヒコが「お前」といっていました。これこそ「絶対にりえない用語」です。まさに文化の破壊であり歴史の改竄です。

20 : 湖の騎士 : May 19, 2006 11:11 PM

ぴあのん様 生徒さんたちに「僕」を使うようにしつけておられるというのはすばらしいことですね。ドイツではどんな場合でも「イッヒ」で済むのでしょう。学校の教師が生徒に「俺」を使うように指導しているというのは言語道断です。こういう言葉に使い方ひとつから文化は壊れていきます。とくに同年輩の女性(高等女学校卒)に「お前」と呼ぶなどというのは、とんでもないことであり、NHKの文化破壊はもう「犯罪」の域に達しています。

21 : 湖の騎士 : May 19, 2006 11:18 PM

リッキー様 同年代の男性が仲間内で「俺」を使うのは、もうとめられないでしょう。それも本当は好ましくないことですが、そこまでは求めません。しかし「純情 きらり」は昭和13年ごろの岡崎と東京の話であり、話し手は旧制高校生なのです。このドラマの悪影響ははかり知れぬものがあります。同年輩のヒロインを「お前」と呼ぶにいたっては、何おか言わんやという思いです。ひどいものです。

22 : HANA : May 21, 2006 10:20 AM

 うちの息子は普段は「僕」かな・・・。友達同士では「俺」と言ってるようです。

 だんだん自分を意識するようになる年頃なので私を呼ぶときの呼び方も変わりつつあります。それでも、私の同年代の男の人たちと比べたらずいぶん言葉遣いはよくなっているように思います。逆に女の子たちの言葉遣いのほうが荒くなっていると感じます。

 息子のクラスではなんと「オレ」という女の子もいるという話しです。

23 : 湖の騎士 : May 21, 2006 11:26 PM

HANA様 HANAさんの世代の男性たちより今の男の子たちの言葉の方が丁寧になっているというのは、嬉しい発見です。女の子の中に「オレ」という子がいるというのは驚きですね。明治時代には、うんと田舎のおばあさんたちがたしかに「オレ」といっていました。江戸でもおばあさんが「オレ」といっていました。落語に出てきます。すると今の少女たちは一気に江戸の昔に戻ってしまったことになるのでしょうか? カッコイイ話ではないですね。

24 : 三加和 : June 4, 2006 01:48 PM

はじめまして。「じゃん」については三河方言で、あの地域でははすっぱ言葉でなく「じゃない?」とニュアンス自体がほとんど同じ、昔から若い娘も使っていた可能が高いと思います。少なくとも同じ地域の昭和十年代生まれでそこそこの家柄の娘の私の母親も全く生まれついての言葉という感じで「じゃん」を使う。

25 : 湖の騎士 : June 4, 2006 02:38 PM

三加和様 「じゃん」についてのご教示ありがとうございます。これは神奈川湘南地方の言葉と聞いていましたが、三河方面でごく日常的に使われているというのは、また一つ勉強になりました。これはこれとして、ドラマの主人公たちは相変わらず「俺」を多用しています。そして「戦争」については予測したとおり、まったく表面的で硬直した「戦争史観」が描かれています。脚本家のディレクターも「あの時代」を理解していないのです。