View of the World - Masuhiko Hirobuchi

November 26, 2006

国外に移住したがる韓国人 -

毎日のようにいじめや談合や汚職のニュースがつづきます。こういう報道にばかり接していると、「もう日本には住みたくない。どこか外国へ行きたい」と思う日本人が出てきても、おかしくはないはずです。しかし貴方の周りに、そういう人がいるでしょうか? 私の実感ではほとんどいないと思います。外国に住むといっても言葉の壁があり、職を得るむずかしさもあるので、内心は移住したいと思いつつ出来ない人もいるでしょうが、大多数は日常生活に文句を言いつつも、外国に行ってまで苦労するよりも、日本にいるほうがまだよいと思っているのでしょう。
ところがお隣の韓国では、国外に脱出したいと思っている人の数が圧倒的に多いのです。
まず「朝鮮日報」の2003年9月17日付け調査記事では、20代と30代の男女572人の内、移民を希望している者が72パーセント。同紙の2001年11月4日の記事では、88%が移民を希望していました。
さらに2005年10月9日に発表された調査では、名門の梨花女子大学の学生の62%が「生まれ変わったら韓国以外に生まれたい」と答え、今年8月30日のネット世論調査でも、解答者の69.7%が「他の先進国で生まれたい」と答えています。(以上は『WiLL』誌12月号の西村幸祐氏の記事より引用)。
さてこれらの数字と日本の偽りなき現実を冷静に比較してみたいものです。日本に対して、あれだけ休みなく非難を浴びせる韓国人のことですから、世界のどの国民よりも祖国愛に燃えているものと一般の人々は思いがちです。しかし、ここに示された数字は紛れもなく「韓国の今」を映しているのです。これをどう読むか。今日はあまり立ち入らないことにしますが、ご参考までにと思い引用させていただきました。

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COMMENTS

1 : tiakujo : November 26, 2006 11:58 PM

興味ある記事で、コメントしたくなりました。
なんだか私にも分かるようにと、やさしくやさしくお話してくださってる気がしました。
ホントに、私は外国に住みたいなどと思ったことがありません。
外国をいっぱいご存知の先生が「日本はよい国です」とおっしゃったのが、とてもうれしくて決して忘れません。孫たちに日本は良い国なのよと話してやりたいと思うものの、力不足です。
あらあら、韓国人の話題からそれてしまいました。ごめんなさい。

2 : 悠々 : November 27, 2006 09:32 AM

韓国人の海外移住願望がそんなに高率だとは知りませんでしたが、日本人だって、こんな国にいたくない、と言う思いはかなりの人が持っていると思います。
ご指摘のように海外移住には言葉の問題とか、生活習慣の問題とかもあるし、行くとしても何処の国が良いのか考えても、適当な国はなかなか見あたらないから、仕方なく日本に居続けているというのが実態だと思います。
私なども、移住までは踏み切れないから、財布のゆるす程度に海外の旅を楽しんで気を紛らわせる位がせいぜいですからね。

3 : 湖の騎士 : November 27, 2006 10:28 AM

tiakujo様 日本人は自国の悪口を言う割には、国外脱出まで考える人は少ないです。本当に耐えがたいまでにこの国が嫌いなら、とっとと見切りをつけて海外に出ればよいのですが、それをしません。しかし韓国人の国外移住願望は、単なる憧れや漠然とした希望といったものではなくもっと切実で切羽つまったもののようです。それは韓国に住む外国人(たとえば私の会ったインド人)も感じているある種の「圧迫感」みたいなものです。1つの価値観が力を得るとそれに同調しないものはすべて「悪」とされてしまう。日本を少しでも褒めれば、たちまち「国賊」です。そういう法律まで出来たことを日本人の多くは知りません。言いたいことを言えて、逮捕もされずマスコミで袋だたきにもされず(といっても最近の中川政調会長などは袋だたきに会っていますが、この程度ならまだ「窒息感」とまではいかないでしょう)に生きていけるのが日本です。日本のよさも悪さも他国との比較において、冷静に見つめたいものです。

4 : 湖の騎士 : November 27, 2006 10:39 AM

悠々様 日本にいるのが本当に嫌になるといっても程度問題で、本当に嫌ならやはりどんなに苦しくても外国に移住するはずだと私は思います。韓国人の国外移住願望はけっして漠然としたものではなく、切実なものです。いちばんの原因は、韓国を覆っている「一元的価値観」だと思います。いま「反日」は絶対的正義です。「反日法」という法律までできました。「親北鮮」も想像できないくらいの一大勢力です。居酒屋での会話でも「反北」的なことは口にできない。「公安警察」の目(耳)が周辺にあるからです。日本人が自国を嫌うのとはまさに「次元」の違う話なのです。学歴尊重は日本社会の比ではなく、ストレスは過剰、若者の失業率も高い。こういう現実をまず認識したいものです。

5 : tiakujo : November 27, 2006 03:26 PM

ご回答も ありがとうございます。
わたしは、良さだけをみていきたいのですが、それではいけないのでしょうね。 とほほ・・・

6 : mix : November 27, 2006 04:18 PM

私も思い当たることがあります。
20年以上も前のこと、2年半滞在したアメリカを去るというときです。いつもいっていた韓国人がしているクリーニング屋さんに洗濯物を取りに行って、お別れの言葉を言いました。そうしたら、
「あなたはどうして日本に帰るの?」って言われたのです。
彼女としてはやっとのことでアメリカに移住できたのに、私たちが日本に帰ることが信じられなかったのでしょうね。
そのとき、日本っていい国なんだなあって思ったのです。

7 : 湖の騎士 : November 27, 2006 06:29 PM

tiakujo様 日本の欠点などは他国のそれと比較すればかなり「軽症」だと思います。日本に20年以上も住んで日本の悪口ばかり書いて生計を立てているフリーの記者がいますが、そんなに日本が嫌な国ならとっとと自分の国へ帰ればいいのです。しかし彼らは自国ではまず生活できません。日本にいる割には日本の歴史も文化も政治システムも学んでいない。そういう二流の人物でも許容してくれる寛容さ(甘さ)があるのが日本です。韓国はもっと苛烈で韓国人自身にとってもけっこう息が詰まる社会のようです。

8 : 湖の騎士 : November 27, 2006 06:37 PM

mix様 ご自身の体験から語られることは説得力があります。そのコリアンの洗濯屋さんには、mixさんご夫妻が日本に帰られてより輝かしい未来へ向かってゆくのだということが、どうしても理解できないのでしょうね。そういうコリアンはいっぱいいます。自分の価値基準から外に出られないのです。私は日本を過剰に理想化する気はありませんし、短所もけっこう目につきます。しかし物事は比較の問題です。どうしても日本が嫌いなら、外国へゆく自由があるのが今の日本です。また外国で1年ぐらいは暮らせる蓄えをもっている人は多いでしょう。しかし皆さん文句をいう割には移住しません。日本が住み心地のよい国だということは分かっていらっしゃるのです。

9 : Jules Verne : November 29, 2006 10:25 PM

比較することは重要ですね。
日本で伝わる朝鮮といえば相次ぐデモ行為です。
反日をはじめ、先日の報道では米国との輸入協定で多数の国民が庁舎に投石をする光景でした。
マスメディアは国家に統制された情報しかないと得れない聞きます。
表現が制約された元で国民が一つの方向に一丸に向かう光景は異様な光景でした。国民が統制された情報をしか得れない報道に戦前の新聞紙条例に似た感覚を覚えました。

韓国における一元的価値観 
勉強になります。日本の報道では「○の意見に対して■」という対照的な意見を報じていますが、韓国ではやはり見られないんでしょうか。

韓国が多様な価値観を持てれば日韓関係も良くなるのではないかなってつくづく思います。

10 : 湖の騎士 : November 29, 2006 10:47 PM

Jules Verne様 韓国人を知るためにはその歴史を知らなければなりません。日本が統治する何百年も前からの歴史と「恨(はん)」という言葉が意味する独得のメンタリティ、心の底まで根をおろした儒教思想、華夷秩序(かいちつじょ=世界の中心が「華」つまり中華で、そこから離れれば離れるほど夷(えびす=野蛮人)になってゆくという思想)への信仰といったものに呪縛されています。これによると最も文明人は中国人で、中間に韓国があり、日本は最も野蛮な国ということになります。こういう思想を21世紀の今まで抱きつづけているのです。個人も能力だけでは評価されない。何代も前の先祖の名声・地位が問題になります。加えて生まれた地域による差別があります。そうしたことをすべて冷静に把握してからでないと、この国は理解できません。