View of the World - Masuhiko Hirobuchi

December 11, 2009

「私は人民解放軍司令官」 小沢 in 北京 -

総勢600人を引き連れて北京入りした小沢一郎民主党幹事長が、胡錦涛主席に「私は人民解放軍の司令官です」と語ったそうです。日本人が誰かに支配されていて、これを過去の鎖から解放したのが我が党だと言いたかったようですが、選ぶ言葉を間違えました。これについて「媚を売るのもはなはだしい」という批判はすでに上がっています。それよりも私には「国際的教養のなさ」が何より気になります。中国人民解放軍というのは「国家の軍隊ではない」のです。この軍隊は「共産党の軍隊」なのです。信じられますか? この軍隊が1989年の6月4日、天安門で自由を求める「人民」に発砲し、3000人ともいわれる(公式発表ではその十分の一)民衆を虐殺したのです。まともな先進国のリーダーなら、自分を「人民解放軍の司令官」にたとえるわけがないのです。それほどこの軍隊には「忌まわしい記憶」が染みついています。先進国のリーダーたちはそのことを片時も忘れていません。小沢氏は「解放」とか「人民」という言葉を字義どおりに受け止めているようですが、こんな感覚を抱いている先進国のリーダーはいないのです。この大失言が国際的に今後どう広がっていくか分かりませんが、各国は民主党の「知能程度」にますます失望し、警戒感を強めてゆくでしょう。鳩山首相の国際センスの欠如と相まって、この小沢発言は今後長く尾を引くと思います。

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COMMENTS

1 : mayu : December 12, 2009 12:08 AM

 「人民解放軍の司令官」発言には日本人として恥ずかしくなります。そこで、小沢一郎の最近の失言「キリスト教やイスラム教は排他的で独善的だ」を、思い起こしました。これには、続報がありましたが、その内容は前言に輪をかけたひどいものです。
 プロテスト系団体の日本キリスト教協議会が抗議の申入書を提出しました。その後、小沢一郎は何と言ったと思いますか?
 「(カトリックの)ローマ法王は、『本来のキリスト教の教えを正確に理解せずに単純な合理主義と機械文明、物質文明に走ったところに西洋文明の行き詰まりがある』と言っているそうだ。わたしもその通りだと思う」ですって!
 プロテスタントに対しての発言としては、絶対あり得ませんよね。小沢一郎は慶応経済卒ですがM.ウェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」等絶対知っている筈です。自信過剰なのか権力を掌中にして感度が麻痺しているのか解りませんが、小沢一郎はこれからも世界を相手に火種をばらまいていくようで、誰かストップをかけられる人物はいないのか!と叫びたくなります。
 湖の騎士様始め、このブログを訪れる方は広い見識をお持ちのオピニオンリーダーが揃っていらっしゃいます。鳩山政権の危険性を少しでも多くの人に伝えて頂きたいと願っておりますが、テレビの影響力はあまりにも大きすぎますね。

2 : alien : December 12, 2009 01:08 AM

だ、脱力…です。他人様の頭の悪さにこれほどの衝撃を受けたことがかつてあったでしょうか!…しかし、小沢発言は意外と言葉どおりの意味じゃないですか?
今度、もし先のオリンピックトーチリレーの時の長野のように日本の都市に中国人が結集し、それを機に自国民の保護という名目で中国人民解放軍が日本に介入してくることがあれば、その先頭に小沢氏が立っているということです。
外国人参政権も人民解放軍の司令官として推進しているなら完璧に筋がとおっています。与党時代の自民党議員なら、この発言だけで議員辞職は免れなかったはずです。
話は違いますが、新政府の強い要請により天皇陛下と中国国家副主席の会見が慣行を破る形で設定されるそうですね。わたしは皇室を普通に敬愛しておりますが今まで「天皇陛下万歳」と言ったことはありません。しかし、このようなニュースを聞くとやはり日本文化の絶対に手をかけてはいけないところに手をかけられたような非常に胸が痛む悲しい気持ちがします。民主党政権に一貫して見られる体質は、民主主義無視、マニフェスト無視、国際条約無視、重要慣例無視の「無理が通れば道理が引っ込む」形の「無法」ですね。破壊的です。

3 : 湖の騎士 : December 12, 2009 10:37 AM

mayu様 誰が小沢一郎の暴走を止められるかとなると無力感に打ちのめされます。しかし諦めた方が負けです。テレビの影響力は強大ですが、電話などで少しでもご意見を伝えてください。同時に提案したいのは、「3人が3人に現状の深刻さについて話す」という運動です。mayu様が電話なり、手紙なり、口頭で単純なメッセージを3人に伝える。それを聞いた3人がまた次の3人に伝える。そしてまた3人にーー。ということを繰り返していけば、短時日の間にかなりの数の人が問題の本質を見抜くようになると思います。テレビの力に比べれば、微々たるものに見えるでしょうが、これが草の根民主主義の本来の姿だと思います。人に嫌がられないでこれを実行するのは大変ですが、私も実行してみます。

4 : 湖の騎士 : December 12, 2009 02:35 PM

alien様 小沢発言を深読みしてみましょう:人民解放軍というのは時に応じて「人民を抑圧する軍」でもあるのだから、もし日本人の中に民主党あるいは私(小沢)に従わない者がいれば、徹底的に弾圧する。私はその際の最高司令官です:ーーというふうにも読めます。自民党は数々の愚行を犯し愛想を尽かされましたが、自民党政権時代と今とで、日本人の自由の度合いがどうなったかを調べると、今の方が自由の度合いははるかに少ないです。小沢氏のような「独裁者」は自民党にはいませんでした。今では民主党の誰も小沢氏に逆らえません。次に日本人の生命財産がいずれの政権下でより脅かされているかを見ると、今の方がはるかに危うくなっています。これは米欧から見ても、中国・韓国・インドなどから見ても明らかです。ご指摘のとおり、民主主義無視、マニフェスト無視、国際条約無視、重要慣例無視を続け「しなくてもよいことに熱中し、しなければならぬことを一向にしない」政権となっています。折しも民主党の頭脳とされ、東アジア共同体推進論者、反米親中路線主義者の寺島実郎氏(多摩大学学長)がワシントンで米政権の要人と会おうとして猛運動していたのが、会見をことごとく拒否され手ぶらで帰国したそうです。12日付け産経新聞が、ワシントンの古森義久記者電で伝えています。総理もブレインも会見を拒否されているというのは、実に不名誉なことです。「会っても無駄だ」といわれるのは、大屈辱のはずですが、それを屈辱を感じる神経が欠けていることが、重大問題です。先方は決定的なシグナルを送ってきているのに、それに気付かない。破局は目に見えています。

5 : 泥田の落武者 : December 13, 2009 03:16 PM

湖の騎士様、

外国からこの国がどの様に見られているか(或いはもう興味の範疇外か)少し考えてみました。

600人も引き連れて中国に行って、何の商談をまとめるわけでもなく、ただ国家主席に頭撫でてもらうだけ。叩頭外交?としか映らないでしょう。

天皇陛下をウイグル族虐殺の指揮官に、自国のルールを無視して面会させる。日本は人権蹂躙国家の先棒担ぎ?と思われても仕方ないでしょう。(というか天皇陛下は小沢のパシリ?)

首脳会談で「Trust me」と言って裏切る。最大にして、唯一のの同盟国すら平気で裏切り、自国の国益にもなる国家間の合意を反故にする。挙句の果てに外交上の密約をばらすのに、外務大臣が血道を開ける。日本は外交上相手にしてはならない、と間違いなく思われているでしょう。

世界的に見て、最も不人気で、最も反日的な国家の自国永住者に、地方参政権を与える。?????????????
(多分、理解不可能・・・・)

で、日本経済は、世界的に見ても出遅れ、経済対策、成長政策は無策。なのになぜか与党の支持率は高い。やっぱり日本人は理解できない。と思われているのでは?

外国からどう思われようと、自国が正しい道を進んでいる、という自信が持てれば別ですが、明らかにおかしな方向に進み、国益が破壊され、それを支持する人たちが多いというのは理解に苦しみます。

6 : 小龍 : December 13, 2009 05:55 PM

私は今回の小沢氏の発言を含め、天皇陛下の一ヶ月ルールを無視した中国副主席との会見を強制的に断行するという、政権与党の異常な行動は非常に深刻な事態であると感じています。
ここまで小沢氏を暴走させてしまう要因は何なのかを知る必要がありますが、民主党内に彼を抑えうる人材は居ないのかとただただ落胆するばかりです。

小沢氏が兼ねてより中国寄りであるのは周知の事実であったと思いますが、この事態を全く予測できずに民主党に票を投じた国民は今回の事態を重く受け止め反省すべきです。

7 : 湖の騎士 : December 13, 2009 09:55 PM

泥田の落武者様 外国人の目から見て日本は理解不可能というより、民主党の考え方が「正常な判断力を欠いている」というべきです。彼らがやっていることは、「国民の大多数の支持は得ていません。今やっているような支離滅裂なことまでやっていいという、「白紙委任状」を国民は渡していないのです。ではなぜ支持率は高いのか? 支持率調査に答える人々は「感情的に民主党が好き」なのです。もし世論調査を、まったく新しく参入した会社が「旧来の手法を無視して行えば」、相当大きく「不支持」がふえると思います。今世論調査に答えている人々は、事の重大さを理解せず、あまり物事を深く考えていない人々です。マジョリティに従うなら、その人は国のトップとしてはもはや失格です。

8 : 湖の騎士 : December 13, 2009 10:54 PM

小龍様 小沢発言といい、天皇陛下に習近平を会わせる暴挙といい、民主党の首脳部は頭が狂っているとしか言いようがありません。しかしこれが彼らの「常態」であり「素顔」なのです。今日の異常事態は、物事の本質を見る目を備えた人には予測できたことです。感情で民主党に票を投じた人々は反省しないでしょう。世界を見る目もなく、世界からどう見られているかも分からない日本人が圧倒的に多いのです。ここからいかに抜け出すかが問題です。諦めるわけにはいきません。微々たるものではあっても、力を尽くしていきましょう。

9 : alien : December 13, 2009 11:29 PM

湖の騎士様 慢心というのは抗い難く心の中に生じるもので、大抵、失敗するのは物事がうまくいきかけて調子づいている時ではないでしょうか。今回、天皇陛下と中国国家副主席との会見が小沢氏を通じて民主党により強引に組まれましたが、この慢心ぶりで民主党は墓穴を掘ったのではないかと私は思います。昨夜、普段は全く政治に関心がない友人に電話をしましたら、天皇陛下と副主席の会見の件で大層腹を立てていました。驚きました。読売新聞が天皇陛下の日常をシリーズで紹介しているそうで、毎日の大変なご公務を知り頭が下がるのだそうです。いつもは「外国人参政権付与が実現すると大変だ!」と言っても暖簾に腕押しな感じのこの人の憤りようを心強く感じました。「民主党を支持するなんてあり得ない」と言っていました。小沢氏は来年の参議院選挙を最終決戦と呼んでいるようですね。独裁体制完成の最終決戦なのでしょう。600人の訪中団を引き連れてご満悦の様子や天皇陛下を政治の「駒」のように扱う慢心がどれほど国民に不快感を与えたか、きっと参議院選挙の結果に現われると思います。小沢氏は政敵をねじ伏せることはできても、己の慢心をねじ伏せることはできませんでした。それが一番恐ろしい敵ですね。物語のつづきはすでに多くの歴史が語っています。ゴ~~~ン(あ、これ、祇園精舎の鐘の音です)

10 : 湖の騎士 : December 14, 2009 06:20 PM

alien様 祇園精舎の鐘が小沢一郎「同志」の上に早く鳴って
くれることを強く望みます。しかし歴史は「民衆および国家に多大の犠牲を強いてからでないと」独裁者は滅びないーーことを教えています。権力の獲得だけが視野にあって、それを用いていかに民衆を幸福にするかという哲学が、小沢氏にはまったくありません。あればその片鱗なり全体像がとっくに語られているはずです。日本国民は彼の野望の犠牲になるわけにはいきません。早く彼の上に弔鐘が鳴るように、祈るだけでなく行動しましょう。

11 : とりのぼ : December 14, 2009 10:05 PM

今回の天皇陛下と中国国家副主席との会見が、小沢さんの訪中の手みやげだとしたら、それは人として少し不遜ですね。(個人的見解です。)
誰が日本のリーダーなのか、日本は何処へ進もうとしているのか?
せっかく良いエンジンを搭載しているのに、ドライバー不在で右へ左へよたよたしている現状を諸外国の人が見れば、日本売りも仕方ないのではないでしょうか?
早く、新しいドライバーに出てきてもらいたいものです。
個人的には、安倍元首相プリーズ カムバックです。
自民党復活は意外と早いかも知れませんね。

12 : 湖の騎士 : December 15, 2009 12:38 PM

とりのぼ様 少し不遜というより「大いに不遜」ですね。民主党政権の最大の問題点は「物事の本質が見えていない」ことです。「知的能力が低い」のです。社民党の「連立離脱」という
脅しに屈して「日米安保」を駄目にしそうですが、こんな程度の頭脳とは情けないかぎりです。安倍さんは辞め方が悪すぎました。生きのよい若い自民党のリーダーが出てこないと政権奪還はむずかしいと思います。一度政権を握った党は強いですからーー。あとはマスコミの姿勢次第でしょう。