View of the World - Masuhiko Hirobuchi

January 24, 2010

自分の資金管理もできない者が -

1月23日夜、東京地検の事情聴取を終えた小沢一郎氏は、自分の資金管理団体の「資金の流れを全く把握していなかった」と記者団に語りました。鳩山由紀夫首相も母親からもらった巨額の資金の入金を「自分は天地神明に誓って知らなかった」と国会で答弁しました。おかしいとは思いませんか? 自分の政治資金の流れも把握できない者に国家予算が把握できるわけがなく、国家運営ができるわけがないのです。中小企業の秘書課長が、社長に相談も報告もせずに、4億も5億もの金を自由に出し入れするなどということはありえません。もし発覚すれば、彼は即座にクビです。そういう世間の一般常識とは全く反することを、両氏はしゃべっていて恥じる気配がありません。「自分は知らなかった」と小沢・鳩山両氏は口を揃えたかのように言い張っていますが、これは明らかに「弁護士の入れ知恵」によるものです。事実小沢氏は聴取前に弁護士と綿密な打ち合わせをしています。今の法体系では、こう言っておけばそれ以上追求できない、ことを弁護士は知りつくしています。二人とも、この言い訳の中に逃げ込めば安泰だと思っているのでしょう。しかし国民の目は、こうしたテクニカルな法解釈なんかよりももっと鋭いのです。二人の答弁の虚偽を見抜いています。メディアがそこを衝かないので、頭を整理できないのでしょうが、「どう考えてもあの二人の言うことは信用できない」と思っていることはたしかです。

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COMMENTS

1 : 悠々 : January 24, 2010 11:46 PM

小沢さんという人は何故か虫が好かない、と言う感じで生理的に嫌いなんですが、それでなくてもあの答弁はひどいものですね。政治の世界ではあの答弁で通用するのかも知れませんが、ゼネコンからの金を洗浄する課程が見え見えです。
素人にも分かることをしゃあしゃあと話すのですから、聞いている我々国民はずいぶん馬鹿にされているわけです。
ゼネコンから金を貰って政治資金に(或いは自分の資産にしているのも居ることでしょうが)している派閥の親分衆は小沢さんだけではないというのも庶民の知恵でお見通しなんですから、検察は一罰百戒というのは止めにして怪しい奴を片端から検挙して民主党も自民党も根こそぎ取り締まって欲しいものです。片方だけやるというのでは何か別の意図があるのではと検察まで疑いたくなります。

2 : 湖の騎士 : January 25, 2010 12:55 PM

前々回の記事にも書きましたが、小沢氏は「今の法律には引っかからないようにやっている」というだけです。検察の暴走ということをいうマスコミ人もいますが、民主党の危険性は検察の数倍でしょう。報道の自由に抵触することを、国会議員がしゃべっていて、それを異常とも思わないのですからーー。