View of the World - Masuhiko Hirobuchi

April 10, 2010

平沼・与謝野新党はうまく行くか? -

いよいよ平沼赳夫・与謝野馨氏らの新党「たちあがれ日本」がスタートします。マスコミはさまざまな「前評判」を伝えています。しかし一般の方々の本音の評価はどんなものでしょうか? できるだけ広く皆様のご意見を伺いたいと思います。(1)党の名前について (2)集まったメンバーの顔ぶれについて (3)漠然としたイメージについて (4)政策・理念について (5)一定の勢力を確保できるか。党の先行きについて等々 ご自由にお書きください。
参考情報をひとつ申し上げます。7日(水)に行われた民主党の渡部恒三氏(元衆院副議長)の外国特派員協会での会見に出席しました。渡部氏は平沼氏らを「家出老人の集まりだ」と酷評し、「この騒ぎのおかげで小沢一郎幹事長らへの金銭疑惑批判が弱まって助かった」と言いました。ちょっと自分に都合のよい解釈すぎる気もしますが、はたしてどうでしょうか?

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COMMENTS

1 : 悠々 : April 10, 2010 09:24 PM

新党「たちあがれ日本」は石原都知事が名付けたそうですが、発足メンバーを見ると、立ち上がれる足腰を備えた面々とは見えません。何のために自民党を脱党して新党を立ち上げたのかその理由も私には見えてきません。新党のメンバーはいずれも大臣経験者で自民党内でもかなりの力を発揮できるはずですから何も脱党して新党を作らなくても党内で改革を推し進めることも可能な人たちです。これが新人議員が結束して新党を作ったのなら未だ理解できます。新党の政策理念が、憲法改正と消費税率引き上げと言うのではまるっきり新鮮みがありません。これでは民主党から議席を奪うなんて事は出来そうもありません。
フランスの消費税はたしか12%くらいだと思いますが、食料品は非課税だし、全てインボイス方式を採っているから益税の出る余地は殆どありません。日本の今の消費税徴収方式では悪徳業者の益税による税金泥棒をはびこらすだけです。今の税率でもインボイス方式にすれば消費税の完全国庫納付だけではなく所得税や法人税・事業税の脱税も見抜けますから税率を上げなくても国庫収入は大幅に増えるはずです。
それにしても、新党を立ち上げる目的は一体何なのかと疑問を感じています。この騒動は自民党のイメージダウンになることだけは確かだと思います。

2 : 湖の騎士 : April 10, 2010 10:00 PM

悠々様 はっきりと「結党の意味が分からない」と言っていただき大変参考になりました。新党を作る意味が、平沼氏と与謝野氏の場合ではだいぶ違うと思います。与謝野氏は相当隠忍自重して、谷垣総裁に自民党の改革を勧めたはずです。それでも谷垣氏は聞く耳をもたず、若手の突き上げに対しても「執行部を変えるつもりは毛頭ない」と言いました。現実の厳しさを理解していない硬直した発言でした。自民党は森喜朗、青木幹郎、町村信孝といった長老たちに支配され、みずから変わることができなくなった政党だと思いました。もし谷垣氏が「私も総裁を辞めるから、森さん、青木さん、町村さんたちも議員辞職してください。みんなで自民党を若返らせましょう」とでも言えば(理想主義的すぎて現実には不可能でしょうが)、この党はよみがえったでしょう。しかし谷垣氏にはそれだけの器量も、政治的センスもなかったのです。与謝野氏を形だけでも慰留すべきでした。今までの私の批判はもっぱら自民党に向いていますが、「たちあがれ日本」というのは、どう考えてもネイミングにセンスがなさすぎます。もっと夢があり、楽しいことが起こってくると思わせるネイミングにしないとーー。私には腹案がありますが、これを最も有効なチャンネルを通じて(しかるべき集団に)伝授したいと思っています。しかし平沼新党には教える気がなくなってきました。

3 : alien : April 11, 2010 02:35 AM

私は、新党「たちあがれ日本」と民主党、自民党、その他の政党との違いは非常に明確だと思って見ています。民主党も憲法改正を謳っており、自主憲法制定、憲法改正という理念レベルでは新党と他政党の性格の違いははっきり出ませんが、何のための自主憲法制定かという国家観の視点でみると対立軸が明確だと思います。新党「たちあがれ日本」は国防も含めた独立主権国家を目指し、一方、民主党は国防・通貨発行権等の国家主権を国外機構に一部移譲する形で日本の多民族共同体化を目指していると思います。民主党が目指す国家主権移譲と東アジア共同体構築による多民族共同体構想は、鳩山総理の個人ホームページと民主党ホームページに掲載されている各憲法試案から明らかです。最大野党の自民党もかつては憲法改正が党是となっていたそうですが、福田康夫元総理大臣が「なぜ、憲法を変える必要があるんですか?」と発言し、誰も異議を唱えず、発言を訂正しなかった時点で自民党主導による主権国家としての自主独立の理念は失われたのではないかと私は思います。他の小政党はそもそも自主独立のための憲法改正は打ち出していないと思います。ですから、新党「たちあがれ日本」独自の旗頭は「独立主権国家を目指す」ということになるのではないかとわたしは思います。消費税を含む経済政策等はもっと下位の政策レベルの話ではないかと思います。今日、平沼氏が立党の記者会見で「民主党政権はこの国をダメにするのではないでしょうか」とご発言になっているのを動画で拝見しました。わたしとしては、このような折を捉えて何度でも「民主党は国家主権の移譲と外国人参政権、外国人基本法、国籍法等の法制化を通して日本の多民族共同体化を秘密裏に推し進めようとしている政党ですので日本をダメにするのではないでしょうか」と具体的に訴えていただきたいとヤキモキします。つまり私は、日本の多民族共同体化ではなく主権国家としての存続を支持しています。新党「たちあがれ日本」は他政党との違いが無いのではなくて、効果的に違いを伝えきれていないのではないかと思って見ています。

4 : Sako : April 11, 2010 09:37 AM

与謝野馨氏を応援したいですが、「たちあがれ日本」自体はどうでも良いと考えます。
なぜなら、ただ単に与党ということで纏まっていた自民党から、下野したことで嫌気が差した人達の集まりにしか見えないからです。

数年も経てば、保守合同やら政界再編やらの名の下に何処かと引っ付くのだろうとも思います。

5 : 湖の騎士 : April 11, 2010 10:36 AM

alien様 「たちあがれ日本」は独立主権国家をめざしこれを党是としているから、明らかに他の政党とは違うというご意見は正しいと思います。私が恐れるのは、この党が「国民の理性や知的判断を買いかぶりすぎている」点です。有権者は、ここまではっきり言われると怖じ気づく可能性があります。同じ理念を表すにしても、「もっと狡い表現があったはず」です。民主党は去年の総選挙で「外国人参政権」のことはまったくマニフェストに謳わず、非常に狡猾なやり方で政権を奪取しました。平沼さんたちは正直すぎます。正直さゆえに、理知的な
人々の一定の支持は得るでしょう。しかしそれだけでは足りません。古い広告業界の金言にある、「ステーキを売るな。シズル(ステーキが焼ける時のジュージューという音とにおい)を売れ」という原則に反しています。「この党に投票すれば、こういう楽しい未来が待っていますよ」という夢と期待感を抱かせるような「マーケティング」が必要です。そのことを、この党に集ったかつてのエリート五人衆は理解していないように見えます。理知的な人々だけでなく、ムードで動く大衆を味方に取り込んで、一大国民運動に発展させるために、「シズルを売る」という発想を持ってほしいです。

6 : 湖の騎士 : April 11, 2010 10:51 AM

Sako様 与謝野氏の言うことには、夢と独創性がないように見えます。どうも発想がステレオタイプです。さらによく考えれば、選挙区で敗れながら比例区で当選したのですから、現在の地位は「自民党」というブランドのおかげです。有権者は与謝野氏を当選させたのではなく、「自民党」に投票したのではないでしょうか? そこを忘れて自民党を出て行くというのは、どうも筋が通りません。マスコミもそこを突いていませんが、どうもすっきりしません。私の「職人希望」さんへのお礼のコメントは、自民党批判になっていますが、谷垣総裁も与謝野さんとの最後の会談の際に、私がここに書いたようなことを言えばよかったのです。それがメディアに載れば、次の離党予備軍への歯止めになるでしょう。「たちあがれ日本」が、数年も経てば政界再編の渦の中でどこかとひっつくだろうというのは、多くの人たちの見方と一致していると思います。平沼党首の「声」がかすれているのが気になります。「顔」は信用できる顔ですが、「声」が弱々しすぎます。健康に疑問符がつき「これで大丈夫かな?」と思わせるところが泣き所です。

7 : とりのぼ : April 11, 2010 03:27 PM

私は、期待を込めて、基本的に肯定的な見方をしています。
自民党に愛想を尽かし、民主党に一度やって見せようとした結果が、舵取り不在(もしくは、船頭多すぎ)のシビリアン・アンコントロールの様相を呈しているのが現状だと思います。
個々の方が、過去にどのような信条を持たれ、どのようなことをされたのかは、把握しておりません。
ただし、地位も名誉も多分金銭面でも不自由していないと思われる面々が、最後のご奉公で立ち上がったと見ています。(期待しています。)
小さな勢力ですが、保守の受け皿になってもらいたいものです。
(1)名前
「日本」という文字が入っている事を評価。ちなみに、共産党も「日本」という文字が入っているのですが。
(2)顔ぶれ
高齢の方が多いのですが、無能で勇気のない若者よりも、良いのでは?
(3)漠然としたイメージについて
個人的には、保守の受け皿として「自主憲法」「反日教組」という右よりのイメージを持っています。ただし、現状はかなり左のイメージを持っているので少しはましになるのかと思っています。
(4)政策、理念について
細部は、判りません。右よりな印象は受けています。後期高齢者の方々から支援を受けるような気がします。与野党の方々は、少しは高齢者呼ばわりを控えた方が賢明だと思うのですが。
(5)一定の勢力を確保できるか
次の選挙では無理でしょう。ただし、選挙後に民主党や自民党と手を組むことは無いでしょう。(期待)
次世代への方向性の明示、いしずえとして選択肢として存続して欲しいと期待しています。残された時間を死ぬ気で取り組んで貰いたいです。命を賭けて、日本を良くしてくれる党ならば、是非とも応援したいと思います。

8 : 湖の騎士 : April 11, 2010 04:25 PM

とりのぼ様 ご意見を寄せてくださった方の中には、新党に対して否定的な見方もあり、とりのぼ様のように期待感を滲ませた肯定的な評価もあって、日本はまだまだ多様な価値観の併存が可能な社会なのだということがよく分かりました。できることならば、こうした多様な価値観が大手のメディアにも反映してほしいものです。ある政党にはアンフェアなほど甘く、他の政党には厳しすぎる「世論操作」も見られ、日本はだんだん全体主義に向かっているという感触を持っています。そういう中で、四人の方々がそれぞれにご自分の意見をはっきりと述べられたことに、勇気づけられる思いをいたしております。ありがとうございました。

9 : mayu : April 12, 2010 02:22 AM

 東アジア共同体という名の下、主権をチャイナに差し出しかねない民主党から日本を守らなくては!という危機感から、立ち上がって下さった平沼氏。『たちあがれ』の気持ちは理解できますが、一般の方には短めな方が受けがいいかと思います。
 立党の理念がよく分かりにくいのは、平沼氏がいくら「外国人参政権」「人権擁護法案」「夫婦別姓」反対を訴えても、生放送以外の報道では見事にカットされて、消費税10%ばかり最初に伝えられてしまうから・・・平沼氏のHPに質問した方へ氏が自らそう返信されました。
 自らも含め日本人の多くが内向きになり、世界で繰り広げられる熾烈な生存競争から目を反らし、気が付いたときには本当に無防備になってしまった日本。その間隙を縫って、かなり左寄りの政策が表面化した今、真正保守の受け皿として期待しているのですが・・・。
 与謝野氏、園田氏と組むのは疑問です。そのため保守の若手が参加に躊躇したのだと思います。いっそ、お一人で、城内氏、戸井田氏、馬渡氏、赤池氏、土井たかゆき氏等に声をかければ良かったのではと感じています。
 青山繁治氏が、この動きに”陰謀、大陰謀の匂いがする”と発言されていた事も心配です。それも全て承知で、平沼氏は行動を起こしたのでしょうか?
 保守・リベラル綯い交ぜの中途半端な陣容は、一般に分かりずらいイメージを与えてしまうのが残念です。個人的には、民主党の暴走を止めて欲しいと切に願い、応援したい気持ちです。
 長文失礼いたしました。

10 : mayu : April 12, 2010 08:07 AM

訂正:土井たかゆき氏は、土屋たかゆき氏の間違いです。失礼いたしました。

11 : 湖の騎士 : April 12, 2010 11:41 AM

mayu様 この結党の動きを広角度に観察されてのお言葉は説得力があります。平沼氏の「人権擁護法」「外国人参政権」「夫婦別姓」反対という主張がカットされているというのは、メディアの「世論操作」の疑い濃厚ですね。しかしこれが今の日本の現実である以上、そうしたメディア人間の頭の中を読み切って碁を打つしかありません。勝負を挑んだからには勝つしかないのです。alien様へのお礼のコメントで、私が「平沼氏は正直すぎです」と書いたのは、そこを言いたかったためです。平沼氏は、自分の選挙区では勝負に勝ってきましたが、全国にいる選挙民の心を掴むことに長けているとは思えません。だれか苦言を呈してくれる参謀が必要です。一般には保守と見られている「週刊新潮」が、グラビアで「超保守の平沼赳夫」として取り上げているのが気になります。「マスコミにどう扱われるか」の計算をぜひしてほしいものです。そして「勝つための戦略」を着々と建ててほしい。そうしないと結党した意味がありません。民主党では日本は滅びます。平沼氏を危険と見る人々もいるでしょうが、日本を滅ぼす方向に向かうことはけっしてないと思います。「憂国=右翼」と見る勢力に揚げ足を取られず、慎重に行動し、もっと若い「党のシンボル」を早急に擁立することです。