View of the World - Masuhiko Hirobuchi

June 27, 2010

サッカーで霞む選挙と未来像 -

テレビニュースの中でW杯サッカーの占める時間数が異常なまでに長く、これでは視聴者は選挙のことなど考えていられないと思います。近未来にどんな困難が待っていようと知ったことじゃない、今日が楽しければそれでいいのだと思う人々がふえています。これではまるで古代ローマの為政者たちが、「民衆にはパンとサーカスさえ与えておけばよい」と考えたのと同じです。古代の「サーカス」は、剣闘士(グラディエイター)たちの死闘であったり、キリスト教徒を猛獣の餌食にしたり、今では想像もできないほど残酷な「ショー」でした。民衆はこれに熱中しました。大衆のうさをはらすのに絶好の娯楽を為政者は次々に提供したのです。サッカーに夢中になるのもけっこうですが、「待てよ、俺たちはもしかして古代の愚民のように、為政者の都合のよいように操られているのではないか」と考えてみることも必要です。このままでは、民主党政権が隠している恐るべき政治的意図を見破れぬままに、日本人はどんどん不幸になっていく気がしてなりません。ではこの「恐るべき意図」とは何か? 次回あたりに書かせていただきます。

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COMMENTS

1 : mayu : June 27, 2010 09:23 PM

日本中がWCSで湧いているなか、未だ終結しない口蹄疫問題や半島有事の火種が燻っている事を覆い隠すように、まるで頃合いを見計らったようにマスコミは、連日相撲界の不祥事を執拗に報道しています。確かに賭博は違法であり反社会勢力に利する大問題で厳しく追及されるべきものです。しかし広淵先生の仰るように背後で、遙かに重大な問題から国民の目を逸らすため、悪意に満ちた大きな力が働いているとしか思えません。
ところで、選挙が第一の民主党は参議院議員が多数地元に帰ってしまい、内閣不信任案が参院で可決されそうになったため参院予算委員会も開かずに国会を閉会してしまいました。前代未聞の出来事です。
そして、管内閣はまだ何の実績もないのに内閣支持率が急上昇しました。管氏は鳩山・小沢両氏と共にトロイカ体制と謳って前内閣の重要なポストに就いていたにも拘わらず、不思議なことです。その上、『拗れた沖縄問題には関与したくない、いっそ独立した方がいい』とまで喜納昌吉議員に洩らしていたというではないですか!
もうこれは、自身の問題として真剣に考えず雰囲気に流されるだけの国民に大きな責任があります。
民主党はかねてより外国人参政権に熱心でしたが、さらに危険な国籍条項無き人権救済法案をこの隙に着々と準備しています。実現すれば言論弾圧・密告社会の悪夢が到来しま
す!非嫡出子に嫡出子と全く同等の権利を与え家族制度を毀すのが隠れた狙いの夫婦別姓法案、捏造された自虐史観を正当化・固定化するための恒久平和調査局設置法案、外国人住民基本法…日本を熔解させるのに十分すぎるほどの案件が他にも目白押しで控えています。景気回復、財政再建はタテマエ。国民が目を覚まさないと、この国の行く末は大陸の属国へと突き進んでいきます。
いつも同じ内容で恐縮ですが、古代ローマの故事からシェンキェーヴィチの「クオ-ヴァディス」が現代に蘇ったようで、思わず長文になってしまい失礼いたしました。

2 : mayu : June 27, 2010 09:33 PM

追伸
G8サミットで管総理は何と!『サミットのメンバーに中国を迎えたらどうか』と提案し、各国の首脳たちに『価値観を共有しない国はお断り』と一蹴されました。社民連出身の管氏の正体見たり、管氏は日本をどうするつもりなのでしょう?

3 : 湖の騎士 : June 28, 2010 12:45 PM

mayu様 「日本を溶解させるための諸法案」の恐ろしさを、大衆は理解していません。何事も真実そのものは理解出来ず、「マスコミという講釈師」を通してでないと、自分の意見もまとまらないのが現状です。マスコミの責任はきわめて重大です。菅総理は消費税値上げがあまりの不評であり、内閣支持率の急下降に繋がったのに慌てて、「議論をしようといっただけだ」と軌道修正をしていますが、昔から彼は「嘘つき」であり「逃げ」てばかりの人です。参院選までもう少し時間があれば菅政権の本質が見えてくるのですが、このまま選挙になだれ込めば、勝敗は混沌としてきます。ひとつの可能性として、彼が「笑いすぎること」が、なにか胡散臭さを感じさせ、人物の本質を見極めることに繋がらないかーーということです。あの作り笑いは「やましい所のある人間の笑い」です。G8に中国を招いたらどうか、というのは、そもそもランブイエサミットの精神を理解してえいない証拠です。