View of the World - Masuhiko Hirobuchi

August 30, 2010

菅と小沢のチキンゲーム -

正面からガチンコ対決をするのだと見られていた菅直人首相と、小沢一郎前幹事長ですが、正面衝突を避けるためとかなんとかいって、またぞろ鳩山由紀夫前首相がしゃしゃり出て、管ー小沢会談を模索しているようです。この展開は昨日から読めていました。鳩山の胸中にまた迷いが生じ、お家芸の「ぶれ」が始まっているのでしょう。ここで警告しておきますが、事態がここまで来た以上、「このままでは負ける」と判断してこの対決を回避した方が「負け」です。二人はいわゆる「チキンゲーム」に突入したのです。(注:最近のマスコミでは「チキンレース」という表現の方が多く見られますが、これは誤りで正しくは「チキンゲーム」です。アメリカの不良少年などが、潮の引いたビーチで反対方向からバイクを走らせてきて、あわや正面衝突する! という瞬間に怖くなった方がハンドルを切って衝突を避ける遊び。「臆病者(チキン)遊び」。先に逃げたほうが、「あいつはチキンだ」と軽蔑され、衝突を恐れず突き進んだ方がヒーローとなる)。事態がここまで来たからには、いまさら衝突を回避するのはみっともない。回避した方は、後々まで「臆病者」のそしりを受けるでしょう。今日のテレビを見るかぎり、チキンになっているのは、菅首相の方です。けしかけるわけではありませんが、ここは両者立ち上がるべきであり、逃げるならはじめから大きなことを言わなければよかったのです。

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COMMENTS

1 : 悠々 : August 31, 2010 10:13 PM

チキンゲームというとジェームスディーンの映画を思い出しますが、民主党のチキンゲームは頂けません。
今夜小沢さんと菅さんが鳩山さんの仲介で会ったとか言うことですが、小沢の顔は見るのも嫌なのでTVは点けていません。
鳩山さんは小沢さんを道連れにして政界を去った過去の人だと思っていたら、永田町には脚のある幽霊も出るまさに魔界なんですね。

2 : 湖の騎士 : August 31, 2010 11:00 PM

悠々様 今回のおよそ愚劣な政権争いを引き起こした張本人は鳩山です。軽井沢の別荘に手下を呼び集め、小沢一郎先生の「お出まし」をいただいたことで、彼は騒動に火をつけたわけですが、東京に帰ってしばらくは「菅首相を支える」といっていました。ところが26日の朝になって「小沢さんを支える」と変わり、小沢が本気になって管と全面対決をしそうになると「党の分裂を回避する」ためとして、またも「調停に動く」という醜態を演じました。すべては彼の「マスコミに騒がれていたい」という慾と、「本当の勝負を恐れる小心さ」が招いた茶番劇です。「トロイカ」なんてもうはやりません。とっとときれいに「消えて」ほしいものです。昨日あたりから、朝日新聞がはっきりと鳩山氏を「見限った」ようです。昨日の「声」欄と、夕刊の「素粒子」にそれが表れています。

3 : とりのぼ : September 1, 2010 09:53 PM

小沢さんの出馬表明の記者会見で、小沢さんの目に涙が溜まっているように見えました。あの涙の意味は何なのでしょうか?小沢さんにとっては、相当不本意な出馬だったのでしょうか?
菅さんは、「どちらが首相として相応しいか・・・」とうつろな目で、訴えていましたが、個人的にはどちらも相応しいとは思えません。安倍さんを中心とした保守政党が復活して欲しいのですが、遠い未来になるのでしょうね。

4 : 湖の騎士 : September 2, 2010 11:12 PM

とりのぼ様 小沢さんの出馬は「不本意だった」という説と「菅がそこまで言うのならやってやろうじゃないか」とすごんだという説があります。今回の正面衝突ついては、双方共に誤算があったと思います。本日(2日)両氏の日本記者クラブでの会見に出席してきましたが、菅氏は小沢氏を「個人攻撃」しているだけで、今日の会見に関するかぎり「器が小さい」と見られたと思います。「どちらがこの危機を乗り切るのにふさわしいか」という観点から、民主党の代表を選ぶべきだ」という論調がそろそろ現われてくると思います。安倍さんは「辞め方」があまりにも悪すぎました。「弱い男」のイメージは消えません。言っていることはいいのですが、復権は難しいと思います。