View of the World - Masuhiko Hirobuchi

September 11, 2010

「世論」と「ネット世論」の違い -

民主党の代表選も大詰めに近づいてきました。週刊誌では「現代」「ポスト」が小沢優勢と伝え、「朝日」も親小沢です。「文春」ははじめから小沢嫌い。変化の目立つのが「新潮」で、先週は小沢びいきでしたが、今週(9月16日号)は「菅僅差で勝利」と伝えました。新聞ではおおむね菅優勢です。一貫して菅の「無為無策」を批判し、小沢全面支持の「日刊ゲンダイ」は、4,5日前までの自信に満ちたトーンから、菅の無能ぶりに気付かない民主党員の愚かさを糾弾するトーンに変わってきました。「ゲンダイ」が強調するのは、大メディアがいう「世論」は嘘であり「ネット世論」では小沢が圧勝している、ということです。はたして在来のメディアのいうことが当っているのか、それとも新しいメディアであるインターネットに反映される世論の方が正しいのか? 評価は微妙に分かれるところでしょう。単にいずれが勝つかではなく、「世論を形成するのは、旧メディアか新メディアか?」という観点から、この党首選の行方を見守りたいと思います(敬称略)。

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COMMENTS

1 : 悠々 : September 13, 2010 03:07 PM

世論というのは鵺みたいなもので実態の掴めない得体の知れないものではないかと思います。
新聞、雑誌などの印刷メディアはある程度その思考を察する事も出来ますが、ネットの世論と言うことになるとまるで私には把握できません。
今回の政争にしても、小沢陣営も菅陣営も自分に都合の良い世論なるものを振りかざして、国民は自分の主張をお受け入れている、と言うがごとき発言をしています。マスコミが行う世論調査にしても設問のやり方では調査機関の意図する結論に誘導することも可能ですから、頭から信用することは出来ません。
明日の総裁選の結果が見物ですね。しぶとい強かな小沢さんが逆転勝利なんて事になるのかも知れません。

2 : 湖の騎士 : September 13, 2010 09:53 PM

悠々様 この党首選を見ていて、大マスコミは明らかにフェアネスの精神を欠いていると感じました。非常に危険な兆候です。我々が子供のころ、ドイツを賛美し米英を敵視したのと同じことを今もやっています。小沢憎しの感情で懲り固まっていて、冷静な政策論議などはそっちのけです。はたしてインターネット世論が勝つのかそれとも既存のメディアが錦の御旗のようにいう「世論」が勝つのか? 菅か小沢かの勝敗もさることながら、新旧のメディアの争いからも目が離せなくなってきました。