View of the World - Masuhiko Hirobuchi

November 21, 2010

爽やかな日本人ーー白鵬への応援ーー -

11月20日土曜日、大相撲九州場所7日目。もし白鵬が連勝を続けていたら、大横綱双葉山の69連勝に並んだはずの日。双葉山の出身地大分県宇佐市の人々が白鵬の応援に駆けつけました。なんとも爽やかな人々であり、こういう人たちがいることを、誇りに感じた方も多いと思います。自分の故郷の大横綱の記録を破るかも知れない外国(モンゴル)出身力士に対して、妬みや意地悪な念をみじんも持たず、「あっぱれ白鵬! あらためて連勝を重ねて我が故郷の英雄の記録を破ってくれ!」というこの態度は、まさにフェアプレー精神そのものであり、真にスポーツを愛する人々の正々堂々とした態度でした。国によっては、自国の領土内で試合をしている外国チームを口汚くののしったり、選手や観客の乗ったバスに物を投げつける観客もいます。「民度の低さ」を感じさせる行為です。そんな卑しい観客と比べる気はありませんが、この大分の人々だけにかぎらず、日本人の白鵬に対する態度は本当に立派です。みんな一様にこのモンゴル出身力士に愛情と敬意を抱いており、「日本の国技である相撲に貢献してくれてありがとう。またあらためて連勝を続けてね」と思っています。国の上層部にいる政治家にはさっぱり爽やかさを感じませんが、白鵬に対する庶民の態度はまことに爽やかで誇らしく思えます。こういう国民がいることを、もっと外国の人々に知ってもらいたいものです。

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COMMENTS

1 : 悠々 : November 23, 2010 12:23 AM

スポーツの試合で、相撲に限らずフェアな応援をするのは日本人の美点ですね。
フットボールなどでは紳士の国イギリスでも贔屓の引き倒しみたいな暴徒化した応援が行われたりするのですから、その他の国の応援などは目に余るひどいものです。
日本でも野球場などでは汚い言葉で野次る観客も居ますがそれはごく少数の心ない観客で、大部分の観客はフェアな応援をしています。国会議事堂では品のないヤジが聞こえますが、国会議員の民度は日本の平均レベルよりかなり低いのですね。

2 : 湖の騎士 : November 23, 2010 03:45 PM

悠々様 コメントありがとうございます。日本人のスポーツ観戦のマナーは年々よくなっているようです。これにはテレビの「よい影響」もあるのではないかと思っています。今回のアジア大会でも女子柔道で日本選手に対して顔面をなぐった某国の選手がいたそうですが、日本側はそれに毅然として耐えて優勝しました。仮にこの大会が日本で開かれていたとして、日本人選手が同じような反則をした場合、日本人観客は自国の選手のアンフェアさを咎める大ブーイングをしたでしょう。日本の「民度」というのは、そこまで行っています。しかし国際社会では、終戦のどさくさに紛れて他国の領土を掠め取ったまま返そうとしない国もあれば、他国の領土に軍隊を入れて実効支配している国もあります。みんながみんなフェアプレーではないことをよくよく肝に銘じておかないと危ないです。話を元に戻しますと、国会議員の野次の低劣さを見ていると、議員諸公の民度は、一般庶民のそれよりも数等落ちることは間違いありません。政治を良くするためにも「野次のレベル」を上げてほしいものです。