View of the World - Masuhiko Hirobuchi

December 26, 2010

「民主」も「たち日」も血迷っている -

菅直人首相は、たちあがれ日本に「連立を呼びかけた」と発表しました。たちあがれ日本(以下「たち日」の与謝野馨共同代表はこの連立に乗り気だそうです。平沼赳夫代表も副総理としての入閣に前向きとか。しかしさすがに、たち日の他の議員諸公は、立党の精神に反するとして、猛反対していると伝えられています。与謝野氏が「ぐらり」と来たこと自体が情けないです。保守本流を目指し、憲法改正までを視野に入れて自民党を離党したはずの与謝野氏が、一年もしないうちに権力の甘い蜜に吸い寄せられて連立に傾くなどは言語道断です。まともな国ならここで与謝野氏の政治生命は終わりです。菅首相も首相です。つい先日、社民党の福島瑞穂党首にすり寄り、福島氏も気のある素振りを示し、それが国民の顰蹙を買ったばかり。それが理念も政策も180度違うたち日に連立を呼びかけるとは、血迷ったとしか言いようがありません。民主党の岡田克也幹事長は、「民主とたち日には共通点がある」と強弁しています。財政再建をしなければならぬと思っている点が似ているというのです。それは、「A君とB君は共通点がある。なぜなら共に目がふたつ、鼻がひとつだからだ」というに等しい。理屈にもなにもなっていません。民主もたち日も、いい加減に血迷うのはやめてほしい。菅首相の最大の欠点は「原則がない」ことです。日本の国民のために自分は政治生命を縮めてもこれだけの事をやるのだという、原理原則がなくて右を見たり左に媚びたりしすぎています。

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COMMENTS

1 : mayu : December 27, 2010 09:35 PM

ニュースを聞いて最初に頭をよぎったのは、「たち日」が連立すれば閣議で売国法案を阻止してくれるのではないか、という事でした。『国会が閉幕している間に、こっそりと夫婦別姓法案を閣議決定する動きがある』などと聞くと、視野が狭くなり筋違いな期待を持ってしまいました。しかし、「打倒、民主党」を掲げて旗揚げしたからには、現政権の延命に繋がるような手助けは、いくら日本が危機的状況にあるからといってするべきではないですよね。
政権交代してからは、外国人参政権・夫婦別姓・人権擁護法案を始めとする売国法案が通ってしまうのではないかという心配が常にあります。地方では、小諸市で定住外国人を含む16歳以上を対象にした常設型住民投票制度が年内に施行される事になったり、新潟市や名古屋市の中心部に広大な土地を売却した上での中国総領事館誘致運動が、住民の反対を無視して行政を中心に進められていたり、目前の利益だけで世の中が動いているようでとても怖いと思います。
また、民主党の閣僚はしばしば「国の形を変える」「国を開く」という文言を好んで遣いますが、これを聞く度に何とも言えないイヤな気持ちになります。日本の閉塞感の一番大きな原因は、権力に汲々とするだけで中身は空虚な管政権ではないでしょうか。
今私たちが心すべき事は、情報を鵜呑みにせず自分で考え判断して行動することでしょう。(意外と直感も軽視できないと思うことがよくあります。)

2 : 湖の騎士 : December 28, 2010 09:54 AM

mayu様 悪名高い3法案が「日本を滅ぼしかねない」という危惧を、民主党首脳部は全く持っていないようです。小諸、新潟、名古屋などの行政当局も同じです。もっと歴史を勉強してほしい。テキサスやカリフォルニアやハワイがなぜアメリカに併合されてしまったのかを考えるべきです。「中に入れて騒ぎを起こし、信教の自由を奪われ、人権侵害を受けている」と叫ぶ人間を送り込んだワシントンの戦略テシタ