View of the World - Masuhiko Hirobuchi

January 26, 2011

中国系女性の結婚条件は5C -

前回の記事で、マンガの中の少女ルーシーが男性に求める条件について書きました。なかなか鋭い洞察にみちたセンスのある条件でした。これを先日の講演でも話しましたら、それを聴いたかつての女子学生から、「最近シンガポールやマレーシアなどの中国系女性の間で流行っている結婚相手の条件というのは、そんな生やさしいものではない。ずばり言って5Cだ」というメールが送られてきました。ご参考までに紹介させていただきます。5Cとは、「現金(cash)、クレジットカード(credit cards)、コンドミニアム(condominium=日本でいうマンション)、ゴルフ場の会員権(country club membership)、車(car)、キャリア(career)の5つだそうです。何ともはや現実的というか、即物的というか、あさましいというか、たくましいというべきか! こういう条件を突きつけられたら、いまどきの日本の男子はまずびびってしまうでしょう。そこでますます結婚に意欲を持てず、独身をきめこむ手合いがふえるのではないでしょうか? いくらなんでもこの中国系女性たちもこんな条件がすべてかなうわけがないと知っていて、おもしろがって冗談半分に言っているのかも知れません。しかしこれを聞いた男子のなかには、「なんだ。それくらいの条件ならかなえてやろうじゃないか!」と思う人間も出てきて、その意欲がより経済を刺激し、新しい起業家を生み出しているのかも知れないのです。「最少不幸社会」などと、いかにもちまちまとしたスケールの小さなことを言っている首相がいるかぎり、日本は元気になりません。こうした欲張りすぎの女性たちに対して「分かった。君たちの条件を満たす男がいっぱいいる社会を作ってみせる!」くらいの啖呵を切れる宰相が出てきてほしいものです。

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COMMENTS

1 : mayu : January 27, 2011 10:10 PM

これまでも、自らを省みず3高を条件に挙げる日本女性に、気後れする男性は少なからずいたでしょう。ましてや、5Cとなるとどうでしょうか。日本では、強烈な上昇志向を持った野心家はもう希少種でしょう。
閉塞感に満ちた社会だからこそ、一国のリーダーのキャラクターは大切ですね。
それにしても、Chinaの活力にあふれ何でも貪欲に吸収する人々がクローズアップされますが、目標を叶えた先には何があるのでしょうか。先生の仰るように物と金銭が全てで、自然を愛でたり、技芸に親しんだり、情緒豊かな精神世界を楽しむといった事には興味がないように思えてしまいます。
Chinaの人々は大陸の激しい政治風土に揉まれて生き抜いてきたのですから、処世術が私たちと全く異なるのも当然なのでしょうね。

2 : 湖の騎士 : January 28, 2011 11:14 AM

mayu様 女性たちのこのくらいの要求には屈しない(?)タフな男たちが、中国本土にも東南アジアにもたくさんいると思います。男女ともに「物質的富がかなえられたあとの精神の豊かさ」などということには関心がないのでしょう。とにかく生き延びることが第一なのです。中国政府(国家)そのものが、アメリカと戦って勝てる国を目指していると宮脇磊介氏は言います。情緒・思いやり・優しさといったものでは、この核の脅威の時代には生き残れないということを、彼らは悟りきっているのです。それと結婚の条件がリアリスティック(あるいはアイデアリスティック)になっていることの間になんらかの関係があるのかないのか、私には分かりません。ただ日本の為政者にも、「こういう女性たちが中国経済の推進力になっている可能性」くらいは頭に入れておいてほしいと思います。