View of the World - Masuhiko Hirobuchi

June 16, 2011

ふたたび大異変が起きたらどうするのか -

菅直人首相の引き際の悪さは外国でも評判になっており、こういう汚く無能な首相を辞めさせられない不甲斐ない日本人の評判もガタ落ちになっているそうです。「日本人であることが辛く肩身の狭い思いをしている人々が多い」と、ヨーロッパ各地から頼りが届いています。さて菅首相はなぜ即刻辞めないのか?彼が居座ることで日本には無力感・閉塞感が拡がっているのに、岡田克也幹事長は「7月退陣」をにおわせ、首相の延命に手を貸しています。しかし彼は「世の中が今のままで推移するはず」という重大なミスを犯しています。もしこの間に、ふたたび大異変が起きたらどうするのか? 首相のことですから「こういう国難の」時に総理を代えてどうするのだ」という世論を作り出し、マスコミもそれに乗ってダラダラと政権が続く可能性は大いにあります。
ここでいう「大異変」とは、地震のような物理的な現象とはかぎりません。もし近隣の国の指導部に大変化が起き、国内が混乱てその結果何万、何十万という難民が船に乗って日本に押しかけてきたらどうするのかということです。近未来においてその可能性はきわめて高いといえます。現にギリシャでは、地中海を隔てたアラブ諸国から、1日に数百人単位の難民が押し寄せ、ギリシャ政府はその対応に四苦八苦しているのです。もし日本海にこうした難民船が押し寄せたら、政府は右往左往しパニックに陥るでしょう。そこで「こういう非常時に政権を代えるな」という、非理性的な世論が生まれてきた場合のことを考える必要があります。菅直人氏には、そうした国難を乗り切る能力もビジョンも外交交渉の能力もないことは誰の目にも明らかです。一刻も早く彼を退かせ、もう少しましな政権を発足させることが急務です。

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