View of the World - Masuhiko Hirobuchi

April 06, 2012

自見庄三郎一派と「天の怒り」 -

国民新党が分裂したことについて、マスコミは「コップの中の嵐」とか「亀井静香の統率力不足」「どっちもどっち」という伝え方をしています。しかし、こういう時こそ「原則にのっとって判断する」ことが必要です。自見庄三郎金融担当相以下の6人が民主党との連立を維持すると決めたのは、誰の目にも「閣僚のポスト・政権与党ならばこそ得られる他のポストが欲しいから」です。いわば「自分の利益のため」です。亀井静香氏の人柄やこれまでの言動には、納得のいかないことが多々ありますが、今回の行動について、野田首相に言ったことは「筋」が通っています。「消費税を上げないと公約して政権を取った民主党がその公約に反することをしたから政権を離脱する」という言い分は、自分に不利になる結末が予測されていた状況下での「正論」であり、民主主義の「原則」にかなっています。自見氏らの6人は、この亀井氏の意見が受け入れられないのなら、潔く党を出るべきです。自分の利益のために残留しながら、党首を「解任」するというのは、まさに簒奪(さんだつ)者の仕業です。彼らは「状況を見て動いた」のであり「原則に則って動いたのではない」のです。しかも自見氏は「亀井氏が推薦してくれたおかげで閣僚になれた」のです。まさに「裏切り者」です。来るべき総選挙で、彼らが天の怒り(有権者の報復)に触れる気がします。選挙民がそこまで成熟しているかどうかが大問題ですが。

[Post a comment]

COMMENTS

1 : 悠々 : April 8, 2012 10:39 AM

全く先生の仰る通りだとおもいます。
国民新党自体良く分からない党ですが、今回の展開はみっともない限りです。
亀井氏が党首として党を離脱する、と言っていましたが、せめてものけじめを付けたかったのでしょう。
野田氏にしても、消費税の増税に政治生命をかけると、意気込んでいますが、国民は彼に消費税増税を委任しては居ません。
マニフェストで消費税増税はしないと言っていたのですから、政治生命をかけるなら国民に信を問う選挙で行って欲しいです。

2 : 湖の騎士 : April 8, 2012 08:55 PM

悠々様 自見庄三郎以下のしたことは、お家乗っ取りや会社の乗っ取りに等しいものです。そういう「裏切り者の集団」と手を組んだ野田首相はどうかしています。戦国時代なら、自見の首を取ると意気込む武将が現れるはずです。こういうろくでもない連中と手を組んで消費税増税法案を通そうとするのは、非常に「縁起の悪いこと」です。自見氏らは、自滅に向かって歩いているようで、そういう輩と行動を共にしていると、野田氏もいつか裏切られるでしょう。これが産業界なら、誰も自見らの会社と取り引きをしないだろうと思います。今回彼と下地幹郎がしたことは、それくらい恥ずべきことです。メディアはもっとそこを突くべきです。

3 : Sako : April 10, 2012 10:43 PM

先生の書かれた事とは関係のない事を書くのを、お許し下さい。
これをお読み下さい。
http://www.president.ir/en/36591

どうお考えになられますか?是非とも次のコラムで取り上げて下さい。

鳩山元首相が、何故火中の栗を拾ったのか理解できません。外務省は止めなかったのでしょうか?