View of the World - Masuhiko Hirobuchi

July 30, 2012

理性派が沈黙し「情緒派」が支配している国 -

今の日本で力を得ている(ように見える)のは、「情緒的全体主義」です。何のことを言っているのかは、お察しください。この全体主義に反する思想は、マスコミから排除されています。誰がそんなことを決めたのか? おそらく一握りの「実力者たち」あるいは「これが正義だ」という「思い込み」です。マスコミの主流論調に反する意見を排除した結果はどうなったか? 先の対米英・対中戦争でした。メディアは今こそ異論を大切にすべきです。「異論が言える自由がある国」に生きていることに感謝し、「自由」を守るために努力している人々や国々を大切にするという、「当たり前のこと」にあらためて思いをいたす時です。大衆に迎合して、「情緒的全体主義」にどっぷりと浸っている地方の首長たちも、中央の政治家たちも、次回の選挙では苦戦必至でしょう。大衆は「彼らが思っているよりは理性的」です。迎合することが「受けている(支持されている)」と思う者たちには真実は見えていないのです。今回はあえて抽象的表現に終始しました。それでも私が言おうとしていることは、はっきりご理解いただけたと思います。

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COMMENTS

1 : 泥田の落ち武者 : July 30, 2012 09:43 PM

湖の騎士様、

原発反対派、オスプリ-反対派、憲法9条信者、人権団体、とかいうのは、大体情緒派か、腹に一物の類でしょう。

特に原発反対派とオスプリー反対派は、根が同じですから性質が悪いですね。

確かに良心から言われている方も多いでしょう。しかし、原発を維持するべきでは?オスプリ-は日本の防衛に必要では?という人間は、それこそ非国民、電力会社と政府と経団連、米軍と自衛隊、の回しモノの経済第一、戦争賛成の人間のクズ呼ばわりされかねません。

私も一応、良心と、理性から物を言っているつもりなのですが。あれはある種のカルト宗教ですね。

戦中、戦前に中野正剛という元ジャーナリストの政治家の方がおられましたが、自決をしてでも言論の自由を守ろうとした精神を、引き継いでいるジャーナリストはいないのでしょうか?

2 : 湖の騎士 : July 31, 2012 04:14 PM

泥田の落ち武者様 コメントありがとうございます。今いちばん心配なのは、「民意」とか「国民感情」とかがここまで「情緒的な人々」によって形成されることの危うさです。パンダが死んだといって、まるで人生に希望がなくなったように泣く人々を見て、「恐ろしいことだ」と感じた人はどのくらいいたでしょうか? その間にもシリアでは万を越える人々が政府軍に殺害され、そのアサド政権を中国・ロシア・イランが支えているのです。そうした身の毛のよだつような惨劇を想像することもできない人々が形づくる「民意」によって、政府が左右されるとなれば、これほど恐ろしいことはありません。今、最も必要なのは「理性的な判断力の持ち主たちから生まれる世論」であり、日本を取り巻く危険を察知する「普通の常識」です。

3 : 悠々 : August 1, 2012 10:01 AM

この問題には、マスコミの姿勢が大いに作用していると思います。
世の中にはいろんな人がいていろんな事件が起こっています。
それをどう取り上げて報道するかによって、場合によっては世論まで操作される恐れがあります。
今オリンピックが開催されていますが、その報道ぶりには、世界にオリンピック以外の関心事はないかのようです。
テレビ(とくにNHK総合とBS1)では全時間をと言って良いほどオリンピックの報道です。BS3もすたっふがイギリスに出かけて手薄なか、埋め草的番組が多くなっています。
新聞でも1面、社会面までオリンピックの記事で埋まっています。
私は日本国民の全部がオリンピックに浮かれ立っているとは思えません。
浮かれたって大騒ぎしているのはマスコミの連中です。
オリンピックはスポーツ欄のトップに置く程度の扱いが順当だと私は考えています。
パンダの赤ちゃんが死んで悲しむ人はいても良いのです。それが全都民が悲しいんでいるかのような報道をするのが変なのです。

4 : 湖の騎士 : August 1, 2012 10:29 AM

悠々様 コメントありがとうございます。マスコミがオリンピックの空騒ぎを煽っているというご意見に全面的に賛成です。これでは日本人はオリンピック期間中は、物が考えられなくなってしまいます。その「思考停止」を狙って「日本の弱体化を狙う勢力(内外共に)」が暗躍しています。またも抽象的な言い方ですがーー。日本人が物を考えなくなることで、得をする国はどこかを一度じっくり考えてほしいものです。