View of the World - Masuhiko Hirobuchi

August 26, 2012

韓国は国益が見えているのか? -

つかの間の修復かも知れませんが、ひとまずPCが治りましたので、短い文章にします。ご迷惑をかけました。
韓国大統領はナショナリズムを鼓舞するためと自分の人気取りのために竹島に上陸し、その後も天皇の訪韓について非礼で過激な発言を繰り返していますが、それが韓国自体の国益をどのくらい損ねているのかについての自覚がないようです。いま彼がなすべきことは、日本との関係を悪化させることでしょうか? 自国領内に砲弾を撃ちこんできた北朝鮮の危険性についての認識があれば、ここで自由と人権を尊重する日本と事を構えている場合ではないと気付くべきです。国民の感情に訴えるだけでは、国益は守れません。じっくりと考え直し、理性を取り戻す時です。

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COMMENTS

1 : 悠々 : August 26, 2012 11:28 PM

領土問題はどこの国でも熱くなる問題ですね。
韓国大統領の竹島上陸はパフォーマンスのつもりでしょうが、大人げないというか、浅はかな行動です。
東京の新大久保に韓国街がありますが、山口県の知人が先日訪れた際、この問題のあおりで街は閑散としていたそうです。
http://subana.soreccha.jp/e255557.html
少なくともこの街での韓国製品の売れ行きは半減しているはずです。品位を保った行動をして欲しいものです。

2 : 湖の騎士 : August 27, 2012 05:17 PM

悠々様 コメントありがとうございます。新大久保の韓国街の客足から日韓関係を考えるという視点は新鮮で説得力があります。李大統領も今回の一連の言動がここまでの反感を買うとは計算していなかったと思います。一国のトップは自分の支持率
後世の評価などよりも、常に「国益」のために動くのが当たり前です。今回の行動には、よくよくプラス・マイナスを考え抜いた上で、「国益のためにはあえてこの方法を選んだのだ」という視点なり哲学が見えてきません。自分の愚行が韓国人の世界での評判を落としているということも彼には見えていないようです。

3 : 小龍 : August 28, 2012 12:44 PM

先生ご無沙汰しております。
パソコンの復旧おめでとう御座います。

私は今回の一連の時事を見て感じた事がありますので、僭越ながらこの場をお借りいたします。

先生の仰るとおり、韓国のイミョンバク大統領は冷静さを欠いていて国益が見えていないと私も感じましたが、これは同じく日本の官僚や政治家にも同じことが言えると思います。

ここまで問題がこじれるまで、戦後、竹島を実効支配されてからの数十年間日本は一体何をしてきたのかと憤りを覚えます。

尖閣諸島の問題でも同じですが、領土紛争を先延ばしにすることが日本の国益になるとこの国のエリートたちは本気で考えているのでしょうか。

日本の外交はその場しのぎで譲歩するばかりで、攻めの姿勢が一切見られません。
譲歩は交渉の手段の一つであって他にも打てる手は幾らでもあるはずです。

今回、野田総理が緊急記者会見で領土問題に対する遺憾の意を強く表明したことを高く評価する声をいくつか耳にしましたが、私はまだ彼を一切評価していません。
一番大事なことは「これから何をするか」だからです。

先日、日本テレビのアナウンサー辛坊氏が文化放送のラジオ内で「今後数十年韓国の実効支配が続けば、「此処は日本の領土です!」とその時に叫んだ所で100年以上も実効支配が続けば流石に国際社会の理解は得にくくなってしまうだろう」

と危惧していました。
この問題を解決するのは今しかない、そんな危機感を日本の外務省官僚や政治家たちは果たしてもっているのでしょうか。

たとえ尖閣諸島・竹島が国際的に日本の領土だとしても、領海に軍事力が侵犯してくる以上「そこでは領土紛争が起こっている」と日本人は強く認識すべきだと思います。

4 : 湖の騎士 : August 29, 2012 10:07 AM

小龍様 コメントありがとうございます。お元気そうでなによりです。「尖閣をはじめ領土問題に対して今まで日本は何をしてきたのか、政治家にも官僚にも憤りを覚える」というご意見には全面的に賛同します。彼らは基本的に「自分の任期中には事を荒立てたくない」「失点を科められたくない」というメンタリティの持ち主です。問題の先送りが基本姿勢で、日本の国益は二の次です。こういうことを言うと日本の前途に希望が持てなくなってもらっては困るのですが、これが現実です。こうした「従来からの病気」に加えて民主党政権になってから、もっと悪いことが重なりました。それは「知的レベルが国政を担う域にまで達していない」「他国民の発想と歴史的事実についてあまりにも無知だ」という病です。2009年の総選挙の前に、私がそのことをこのブログで指摘したとおりのことが起こっています。早く民主党政権を終わらせることが、日本にとって必須の条件です。それまでにまず韓国に対しては、「非常識な国」「歴史を歪曲し捏造する国」「条約や約束を守らず、法的に解決のついたことをいつまでも蒸し返す国」「理性よりも感情で動く国」という事実を徹底的に国際社会に知らせる必要があります。従軍慰安婦問題は「捏造」の最たるものです。ここを突かれると、日本の政治家はおどおどしてしまいます。自分の知識に自信がないからです。ご指摘のとおり外交には「攻め」も必要です。そのためには哲学が要り、教養が必要です。そのことをメディアはもっと言うべきです。これらの点については、改めて書くつもりです。