View of the World - Masuhiko Hirobuchi

October 22, 2012

誠実さを装った嘘つき 野田首相 -

野田佳彦首相を「誠実な人」と思いこんでいる人がいます。自民党の谷垣禎一前総裁がその代表でした。いまは前原清司国家戦略担当相が、そう言っています。「野田首相は誠実な人であり、近いうちに解散すると約束したからには、年内に解散すると思う。年明けでは『近いうち』ではない」と彼は言い、この発言に同じ民主党の安住淳幹事長代行が反発しています。果たして野田首相は「誠実な人」でしょうか? 大いに疑問です。話しぶりといい、神妙な顔つきといい、いかにも誠実そうに見えますが、こういう人物は要注意です。首相に差し上げる人物評としては、表題の「誠実さを装った嘘つき」とうのが、いちばんぴったりしていると思います。朝日新聞の最新調査では、野田内閣の支持率は18パーセントになったとか。国民は総理の本性を鋭く見抜いているようです。

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COMMENTS

1 : 悠々 : October 24, 2012 08:41 AM

私は野田さんに会ったこともないし会話も交わしたことがないから
彼の誠実さなどの人物像についてはマスコミからの情報しかありませんが、他の政治家に比べると実直そうな印象は受けます。
彼の政治手腕についてはあまりいい評価はできません。
大臣の任命についても八方美人的で各派閥の均衡をとることが主眼みたいです。その結果がお粗末な人選になってしまったのでしょう。実直さが裏目に出たというのが本当のところではないでしょうか?
いずれにしても総理としては失格です。選挙をやっても今の霞ヶ関の本性は変わりそうもないし、無気力感だけが残ってしまいます。

2 : 湖の騎士 : October 24, 2012 04:18 PM

悠々様 コメントありがとうございます。野田首相を「誠実で実直そうな人」という印象をお持ちなのは無理もありません。たいていの人はそう思うでしょう。しかし詐欺師というのは、いかにも詐欺師らしい顔をしていては仕事になりません。あくまで「この人の言うことは本当だ」と思わせる顔つき、話しぶり、演技力が必要です。いやしくも一国の首相を詐欺師呼ばわりするのは憚られますが、野田という人の本質はこれだというしかありません。いちばん許せないのは、田中慶秋法務大臣の辞任は「体調不良による」という、大嘘をついたことです。これで海外の要人やメディアが彼を見る目は決定的になったと思います。日本国民のだれ一人として、法相の辞任が体調不良によるものとは思っていないでしょう。暴力団との交際が理由であることは明明白白です。私は、愚かでダーティーな田中氏をきわめて重要なポストにつけた任命責任よりも、辞表を受け取った理由として、「体調不良」という大嘘を日本国民および全世界に向けて吐いた罪の方がはるかに大きいと思います。これは常識が通用するまともな国ではあたり前のことです。彼は世界中に Noda is a liar. (野田は嘘吐きだ)と知らしめてしまったのです。この大失点はもはや取り返せません。ひとつの嘘をつくことで、彼は日本の安全を危うくしているのです。
早々に退陣するしか選択肢はありません。