View of the World - Masuhiko Hirobuchi

October 26, 2012

今こそ選挙をやるべきとき  鈴木宗男氏の俗論を排す -

10月24日、新党大地の鈴木宗男代表は野田佳彦首相と会談し、「領土問題など国家主権が大変なときに選挙をやっている場合ではない」と言いました。首相はこれに即座に応じ「私もそう思います」と答えました。この鈴木氏の発言がテレビで伝えられると、「そうだ、その通りだ。この国難ともいうべき時期に選挙なんかやってられるか!」と同調する人がかならずいます。だがこれはわけ知り顔の人々に受け入れられやすい「俗論」です。国家が非常事態にある今だからこそ、一刻も早く選挙をやるべきなのです。1億2000万人の乗客を乗せた日本という巨大な船の船長の判断力が狂っているのです。このままでは危ないから、一日も早く船長を取り替えないと船は沈没してしまいます。現在の民主主義体制では、まだるっこしいかぎりでも、危険な船長を替える道は総選挙しかないのです。この未曽有の国難に対処し、我々がなんとか生き延びるためには、総理大臣を取り替えるしかありません。野田氏が船長として不適格であることは、一連の人事を見ても、外交の拙劣さを見ても、経済の無策ぶりを見ても明らかです。鈴木氏のような俗論に惑わされてはいけません。彼の論は本当に有害です。ここは自信を持って、総選挙に突入すべきときです。

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COMMENTS

1 : 悠々 : October 30, 2012 09:20 AM

野田総理が「自信をもって、」総選挙に突入できるとは思えません。地方の補欠選挙の結果を見ても民主党の候補は惨敗しています。野田総理は何が何でも政権にしがみつくのではないでしょうか?鈴木宗男などという、おかしな男に言われて「政権維持に変な自信を持った」のではないでしょうか。そんな哀れな男に日本の命運を任せてはおけませんが、石原都知事が突然辞職して国政に打って出るなんておかしな事も起こっています。
混沌とした今の現状を打破するにはどうしたらいいのでしょう?
暗澹たる気持ちです。 

2 : 湖の騎士 : October 31, 2012 12:19 AM

悠々様 貴重なご意見をありがとうございます。今日出た週刊朝日の「小沢一郎独占インタビュー」によると、野田首相は内閣不信任案が可決された場合、解散ではなく「辞職」を選ぶだろうということです。彼には解散に打って出るだけの度胸はありません。自分の代わりに岡田氏あるいは細野氏を立てて、民主党の政権延命をはかるとの読みです。いさぎよさというものが、民主党3代の総理からはまったく感じられません。しかしここで諦めるのは早いです。次の政権は今のそれよりは、相当よくなると私は見ています。野球の勝ち方を知っている連中がグラウンドに出てくるようなもので、どうすれば日本がもっとよくなるかを彼らは知っています。私がこの記事で「自信をもって」と書いたのは、「日本人は俗論などに惑わされず、自信をもって堂々と選挙に突入すべきだ」と言おうとしたのです。「我々日本人は」という主語を省いたために、誤解を生む文章になってしまい、申し訳ありませんでした。