View of the World - Masuhiko Hirobuchi

December 09, 2012

公約の実現可能性で政党を選ぶと? その2 -

前回の記事でテーマを「原発」に絞って公約が実現可能かどうかを見ようとしました。公正さを期すために自民、公明、維新についても触れなければなりません。自民の「10年経った時点でどうするかを決める」というのは、実現可能性という点から見れば、非常にすっきりし実現可能性はきわめて高いと言えます。しかし7これは判断を先送りしたに過ぎず、公約と言えるような代物ではありません。公明の態度も「反発を買わない程度にかつ無難に」行こうとしているようで、原発全廃を「絶対の善」とする人々から見れば、「評価できない」ということになるでしょう。維新については、石原代表は「本音では」維持派でしょうが、橋下代表代行は「脱原発」を目指しているようで、外部からはこの党の本当の姿は見えてきません。すべては「石原系と橋下系がそれぞれどのくらい議席を取れるかによって党の方針が変わりうる」と言えます。ごくごく平凡な、誰でもが考えそうなことを書いてしまいました。そもそもこの3党に関しては、最大関心事は原発ではありません。そんなことは有権者はちゃんと見抜いています。問題は「原発問題は票になる」と見て、乾坤一擲これに賭けた小沢一郎氏の「読み」が、当たるかどうかです。3年前の総選挙では「読み」と「直感」で大勝利を収めた小沢氏ですが、今回はそうは行かない気がします。

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