View of the World - Masuhiko Hirobuchi

February 21, 2013

日本の運命を決める日銀総裁人事 -

20日の夜、ある民放テレビ局のニュース番組でキャスターが「いま挙げた方々の内、どなたが総裁になろうと私にはあまり関心がありませんがーー」と言っていました。多くの視聴者にとっても、この点は似たようなものかも知れません。しかし日銀総裁がだれになるかによって、日本人の幸か不幸かが決まるといってもよいのです。日本の運命がこの人事にかかっていると言っても言いすぎではありません。「なぜそれほど重要なのか? どうせ誰がやっても同じではないか?」などと考えないでください。ご自分では人事決定に力を及ぼせなくても、毎日この人事に関心を抱いてテレビを見、新聞を読む人がふえてほしいものです。一人でも多くの方が、この人事に関心をもつことで、日本の運命が変わると思います。我らの総裁として最もふさわしい人を、総理大臣が選べるように、「後押しの世論」の一翼を担おうではありませんか。

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COMMENTS

1 : Sako : February 22, 2013 12:38 PM

全面的に賛同致します。
自民党が弱体化し、当時野党であった民主党が同意人事に反対し、白川氏になりました。そして「良いデフレ」と主張し、デフレが放置され続けました。
この愚劣な総裁が辞めると言っただけで、円が対ドルで1円安くなりました。
この事実だけでも、日銀総裁が重要な事が証明されています。
キャスターは与えられた原稿を読むだけが仕事であり、放送を用いて、自らの愚かな主張を行う事は、職権乱用だと思います。

2 : 湖の騎士 : February 22, 2013 02:50 PM

Sako 様
コメントありがとうございます。中央銀行総裁が正しい方向感覚と理念を持っているかどうかで、一国の運命は変わります。白川氏が日銀総裁であったことが、どれほどの「災厄」であったことか! 政治家も官僚も彼を徹底批判しなかったマスコミも骨の髄から反省してもらいたいものです。経済のここまでの弱体化が、日本の安全保障にとって戦慄すべき脅威となっていることを、我々はもっと知るべきであり、この事態を招いた日銀の「企業文化」に対して怒るべきです。イングランド銀行総裁や米FRB議長と比べて白川氏がいかに劣っていたかを、つぶさに知ってほしいです。浜田宏一著『アメリカは日本経済の復活を知っている』(講談社)をお読みになることを、他の読者の方々にお奨めしたいです(Sako様はすでにお読みと思いますのでーー)。日銀総裁がいかに無能で無反省であったかがあますところなく語られています。