View of the World - Masuhiko Hirobuchi

April 29, 2013

スヌーピー展お誘い(再び) -

パソコンの日本語機能がおかしくなったので、前回はとりあえず英語で「スヌーピーX日本の匠」展のことを書かせていただきました。反応がないことも覚悟していましたが、K’s様がご覧になったとのコメントを拝読し、大きな元気をいただいた思いです。展示は5月6日まで、銀座の松屋デパート8階で開かれています。日本を代表する工芸家の多くが、スヌーピーやチャーリー・ブラウンを「形」にしています。飛騨の一刀彫り、金銀細工、三州の鬼瓦、越前や京の友禅染め、仙台の箪笥、真珠、切子ガラス、陶磁器などで表現された、世界で一番有名な犬と少年は見事の一語に尽きます。人間国宝級の匠たちが、ここまで繊細に作者シュルツ氏が生み出した人気者たちの「本質」を造形しているのは、まさに日本人として誇らしい思いです。半信半疑でもいいです。「そこまで言うのなら行ってみるか」というお気持ちになられるといいなと思います。けっして失望なさることはないでしょう。「ああ、見てよかった」とお感じになることを確信しています。入場料は1000円です。「形」だけでなく、そこに込められた「心」をお感じになって下さい。

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COMMENTS

1 : 悠々 : April 30, 2013 08:15 AM

PCのHDDが壊れてしまい、パソコンが使えない状態でした。
新しいHDDを買ってきてシステムから入れ直し、データの復旧作業などに時間がかかりひどい目にあいました。
やっと何とか使える状態になりましたので先生のブログも拝見できます。
昨日所用で銀座3丁目のパルプ会館まで行ったのですが、知らないからスヌーピー展は見られませんでした。
会期中に行けるといのですが、、、

2 : 湖の騎士 : May 1, 2013 09:52 AM

悠々様 コメントありがとうございます。HDDが壊れたというのは、本当にお気の毒です。私は友人から強く警告されて恐ろしくなり、昨年早めに取り替えました。メカに弱いので、素直に(?)人の言うことを信じるしかありません。スヌーピー展のことはもっと早く日本語の記事にすべきでした。せっかく松屋のすぐ近くまでいらしたのに残念です。上野で観た円空展といい、この日本の匠展といい、4月は目の保養ができました。ところで貴ブログにアクセスしようとすると、またしても広告めいた画像が出てきて、少女マンガのような女の子たちがいました。ですからしばらく遠ざかっていました。またアクセスしてみます。

3 : 悠々 : May 3, 2013 11:20 PM

スヌーピー見てきました。
有楽町のJALへ行く用事があったので帰りに松屋へ回りました。
ものすごい人出で、チケットを買うのも行列。
会場内もごった返していました。
いろんな作家がスヌーピーを取り込んだ作品を作っていましたが
ロイヤリティーはどうなっているのか気になりました。
スヌーピーの関連商品はすごい人気でレジを待つ長蛇の列に恐れをなし、購入はあきらめました。
外に出ると右翼の街宣車と警備の警官の仰々しさでスヌーピーの世界から現実に引き戻されました。
安倍総理の経済政策も危なっかしい感じですが、憲法を手軽に改憲しようとする姿勢には危惧を感じ得ません。政権が変わる度に憲法が変わるなんて茶番は願い下げにしてほしいです。

4 : tomo : May 4, 2013 01:39 AM

まずは先生にこのようなすばらしい展覧会を紹介をしていただきお礼申し上げます。
前回の記事を読んでからずっと行きたいと思っていましたが、本日ようやく行くことができました。会場は大盛況で、見応えも想像以上にありました。

チャーリー・ブラウンとタコ、ライナスとセキュリティ・ブランケットなど展示の前半ではピーナッツの読者であればニヤリとしてしまう作品が多く見られましたね。

後半の伝統工芸品作家とのコラボレーションではスヌーピーがデザインされているので可愛らしい作品となっていますが輪島塗、大阪欄間、飛騨一位一刀彫、三州鬼瓦など、息を呑むほどの美しさと精巧で高度な技術が結集した素晴らしい作品でした。

私が行った時には運よくプロデューサーの大谷さんがいらして、いくつかの作品の説明も受けることができました。


余談ですが1歳2カ月の娘はスヌーピーのイラストの入った食器セットで食事をしています。例えばコップでお茶を飲むたびにスヌーピーを指差し「こえ! こえ!(これ! これ!)」と言ったりチュッとキスをしています。
この展覧会でもあちこちにスヌーピーがいるのでずっと「こえ! こえ!(これこれ! スヌーピーがいるよ!)」と興奮気味に言っていました。


来場者の多くは大人でしたが、子どもたちにこそここへきてスヌーピーを介して日本の素晴らしい技術と美的センスとその精神を間近に感じてもらいたいと思った展覧会でした。

午前中は主人と娘の3人で東京国際フォーラムで開催されているラ・フォル・ジュルネでクラッシックを、午後は展覧会と、とても充実した1日でした。

5 : 湖の騎士 : May 5, 2013 12:02 AM

悠々様 コメントありがとうございます。私のお薦めをお聞きくださり、連休中の大混雑の中をお出かけくださったことに、重ねて御礼申し上げます。作品群がお眼鏡にかなったようで喜んでいます。キャラクターを作品にするライセンスは、あらかじめ著作権を扱う日本法人の許可を得たものばかりですから、心配はありません。憲法記念日で右翼の街宣車に出会われたそうですね。この人たちは今やサラリーマン化していて、危険な思想の持ち主とはほど遠く、勤務時間の5時を過ぎればさっさと帰宅するそうです。心配なのは、今のまま何もしなくても、このままの生活が続いてゆくと思い込んでいる人々です。外部の環境がいかに変わろうとも、自分たちの「好み」(「信念」というにはほど遠いもの)をメディアに向けてしゃべり、大衆を煽っている野党の政治家とマスコミの方が、数倍恐ろしいです。しかも彼らの中には外国の意を受けて行動している者もいるのです。私が自著の中の「コンドルと車輪の物語」に書いたことを、もう一度お読みいただけると幸いです。

6 : 湖の騎士 : May 5, 2013 12:08 AM

とも様 コメントありがとうございます。連休の大混雑の中を銀座までお運びいただき恐縮です。作品群が発する鋭いメッセージを受け取ってくださったようで、嬉しいです。それにしてもお嬢さんは本当に可愛いですね。スヌーピーに向かって「こえ、こえ」と言っている様子が目に浮かんできます。