View of the World - Masuhiko Hirobuchi

December 08, 2013

米の外交方針変更に最も怒っている国 -

ここ3か月ほどの間に、アメリカの外交姿勢は大きく変わりました。いちばん目につくのは、シリアの化学兵器使用による国民の虐殺に対して何の手も打てず、ロシアによる仲介案を呑んでしまったことです。この決定に心底怒っている国がいくつかあります。「これは歴史的な誤りだ」という国もあります。もちろんオバマ大統領は自分の決断が正しいのだと言い張っています。このアメリカの方針変更に対して、とりわけ強烈なアメリカ不信に陥っている国があります。もともとは親米的な国でした。しかし日本のマスコミはこの国の「対米不信感」が世界を揺るがす、大きな行動に結びつく可能性があることをあまり伝えていません。では、もともと親米的だったが、オバマ外交によって対米不信に陥り、、世界を揺るがしかねない政策を発動する可能性を秘めた国とはどこでしょうか? そして彼らが用意している行動とは何でしょうか? もちろん戦争ではありません。クイズにしては難しすぎますが、ちょっと考えてみてください。答えは3日以内に書きます。

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COMMENTS

1 : 池田 徳三 : December 8, 2013 02:32 PM

・ 楽しみに拝見しています。

2 : 湖の騎士 : December 8, 2013 10:46 PM

池田徳三様 拙文をお楽しみいただいている由、まことにありがとうございます。この記事の捕捉は火曜日までにはするつもりです。よろしくお願い申し上げます。

3 : 青柳武彦 : December 9, 2013 10:19 AM

英国ではないでしょうか?

シリア問題において、英国は早々に軍事介入はしないと議会で決定して米国を孤立させ、今までの英米の蜜月状態が終わりをつげたかと、世界を驚かせた。2009年1月オバマは大統領に就任すると直ちにそれまでホワイトハウスの執務室に飾ってあったチャーチルの胸像を英国に返還してしまった。この外交上極めて非礼なことは、英国議会と英国民を憤激させた。また、87歳で7サッチャー元英首相の葬儀が4月17日、ロンドンのセントポール大聖堂で営まれたが、オバマは出席しなかった。

4 : 湖の騎士 : December 9, 2013 11:20 AM

青柳武彦様 コメントありがとうございます。大変貴重なご意見で、大いに参考にさせていただきました。しかしこの記事では「シリアに対して何も行動できず、(今までの対米信頼を失わせた)アメリカに怒り」「世界を揺るがしかねない政策を発動する可能性がある国」を扱っています。英国にはその力はないと思います。もう少し待ってから、私の考えを書くつもりです。お騒がせして申し訳ありませんが、しばらくお待ちください。

5 : 小龍 : December 10, 2013 09:26 PM

殆ど直感ですが、イスラエルではないでしょうか。


一時期報道でシリアにミサイル攻撃も辞さず、というのを見ましたし、シリアに近く数少ない中東での親米国といえばイスラエルですね。

第三次中東戦争からの因縁含め…

6 : 泥田の落ち武者 : December 10, 2013 09:54 PM

湖の騎士様、

イスラエル、サウジアラビア、トルコあたりが最近米国に梯子を外されたりしてますよね。

噂によるとサウジが外国に秘匿してある核兵器を、本国に配備するとかいう話を聞きましたが、それでしょうか?????

7 : 湖の騎士 : December 10, 2013 11:19 PM

小龍様 泥田の落ち武者様 コメントをありがとうございました。お二人ともよく情勢を見ておられると思います。結論から言いますと、答えは「サウジアラビア」です。オバマ政権は同盟国を裏切るようなことをここのところ連続して行っています。とくにシリアに対する弱腰は、これを支援するイラン・ロシア・中国を大いに勇気づけました。イランについても、核兵器製造の疑惑があれだけ濃い中で、制裁の一部緩和に踏み切りました。イランはサウジアラビアの宿敵です。各国の締め付けにより経済は疲弊し、対外的な冒険に乗り出せないくらいに追い詰められていたのに、ここで息を吹き返らせてしまいそうです。イランが西側を騙して核を手にすればどうなるのか? サウジの体制そのものが崩壊してしまいます。では、この窮状を打開するために、サウジが発動しようとする「戦略」とは何か? それは原油の増産による石油価格の暴落です。これだけでは何のことか分かりにくいでしょう。その狙いと効果については項目を改めて書きます。

8 : 泥田の落ち武者 : December 12, 2013 02:54 AM

湖の騎士様、

サウジアラビアの原油産出能力は日量1200万バレルと記憶しております。現在の原油産出量は約日量900万バレルですので、300万バレル程度しか増産余力はないと認識しております。

また、米国はシェールガス・オイルで、2014~15年には世界最大の産油国になると報道では認識しております。

日量300万バレル程度の増産で、現在の原油相場にかつてのようなインパクトを与えることが可能でしょうか?????

生意気と思いますが、先生のご回答に期待しております。

9 : 湖の騎士 : December 12, 2013 11:34 AM

泥田の落ち武者様 実に鋭いご指摘です。ご質問についての私の意見は、稿をあらためて(別見出しで)書かせていただきます。今日中には書かせていただくつもりです。しばらくお待ちください。