View of the World - Masuhiko Hirobuchi

January 07, 2014

誰の頭の中身がいちばん危険か? -

日本にいるととかく日本中心に物事を見てしまいます。これは当たり前ともいえますが、少しだけ目を大きく開いて世界を見たいものです。さて昨年の暮れ以来の、一連の言動を見ていると、世界の指導者たちの「頭の中身」が非常に気になります。以下のリーダーのうち、頭の中身が気になる人物を危険な順にランクづけしてみてください。日本の一部メディアと野党が危険だと断じている安倍総理の危険度はどんなものでしょうか? 世界の平和、日本の安全、経済への影響などいりいろな角度からお考えください

1.安倍首相  2.オバマ大統領(&ライス補佐官&米国務省) 3.習近平・中国国家主席 4.朴韓国大統領 5.ハメネイ・イラン最高指導者 6.アサド・シリア大統領 7.プーチン・ロシア大統領

ほかにもたくさんいますが、今回は上記の人たちに絞りました。

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COMMENTS

1 : 泥田の落ち武者 : January 9, 2014 10:27 PM

湖の騎士様、

個人的興味として覘いてみたいのは以下になります。

1.プーチン大統領
なんだかんだ言いながら、1999年からあのロシアのトップの座を守り続け、外交面でも影響力を保持し続けるこの人物の頭の中は、ぜひ覘いてみたいです。

2.オバマ
アメリカ合衆国という「腐っても鯛」(しかも腐ってもいない)のリーダーでありながら、自ら自国の世界的な影響力を破壊し続ける人物の頭の中身を点検してみたい思いです。(指で叩くだけでもわかりそうな気が・・・・)

3.安部総理
二度目は殆どあり得ない日本の政界で、二度目の総理大臣になり、これまで海外では全く話題にも上らなかった日本の政治、外交に、世界中を注目させた人物の頭の中身は是非拝見したいです。

他の候補は見る価値無しと判断いたします。

で、危険な順で行きますと、

1.オバマ
アメリカ合衆国という、「世界の警察」のポジションを突然放り出し、伝統的な同盟関係を世界中で危機に陥れ、世界中の安全保障システムを不透明な状況にし、中国という世界秩序の挑戦者に妥協的な態度を取るという(経済面と安全保障面は別物でしょう)、カーター越えの国際政治音痴かと。彼自身がここ暫くの世界的な安全保障上の最大の不安定要素では。(何を発作的に始めるのか分らない・・・)

2.習近平
彼自身というより、かの国の共産党という極めて不透明な統治機関が、(誰にも分らないと思いますが)何を目指しているのかとんと分らない。しかもそれなりの経済力と、軍事力を持ち、それなりの外交的プレゼンスを持っている。しかし現在のそれらのすべてが今のところ「それなり」であり、覇権国足りえる物ではありません。しかも経済面ではその統計全てが??????なものであり、中国経済の本当の実力というのは自分たちでも把握しきれていないのでは?直近のところで軍事的脅威ではないでしょうが、経済面、特に金融面では短期・中期的な撹乱要因となるのでは。

3.ハメネイ
これは彼自身の思惑というものもあるでしょうが、同時にイランを巡る様々な問題に関与しようとする、各国の思惑も大きな要因かと。
まず、イラン側としては革命体制をいつまで、どこまで維持するのか、出来るのか、またその手段は?というところになろうかと存じます。(核開発は体制維持を保障するのか???)

また、欧米諸国やロシア、中国などは、革命体制を認めるのか、そうでないのか?認めないのであれば、革命体制後の政治・統治体制をどうするのか?(核開発問題の協議では革命体制の維持を前提とするでしょうが・・・・・)

イランの問題は、周辺イスラム国家・勢力の安定・動向に直結し、特にシリア、アフガン、イラク、ハマース、ヒズボッラーなどはイランとの関係が深いですので、イランを統治不能な破綻国家にしないというのが最大で最低限の課題かと。

4.朴
何をしたいのか全く不明。1900年ごろの李氏朝鮮のように、事大先を探し回り、各国を振り回し、愛想を尽かされてどこか引き取れ、という話になりそうな気が。とにかく、国家を破綻させず、アメリカとの同盟関係を維持し、北を抑えていてくれればそれで結構。頭の中には興味なし。

5.アサド
破綻国家のリーダー、人道面ではえらいこっちゃですが、シリア国内に紛争が納まっている限りは、そのうち内ゲバかなんかで殺されようとあまり興味なし。

6.プーチン
国内で不人気が目立ち始め、一次産品頼みの経済も綻びは出始めていますが、外交・安全保障ではぴか一の安定感かと。絶妙なバランス感覚と、駆け引きの妙、自国の国益をしっかりと把握し、おいしいところを持っていく能力は絶品。カフカス地方の問題でキレるとやり過ぎなところもありますが、まあ、地方紛争ということで。

7.安部
国民はお花畑で、メディアはどこの国の報道機関か分らない、国会議員も何となれば日本の国益より他国の国益に走りそうな連中がいるという状態で、経済・外交・安全保障政策を軌道に乗せた手腕は見事では?中国の俺様ルール・ジャイアン外交に歯止めをかけるべく、米国・ASEAN・豪州・インド・EU・を纏め、積極的な地域への安全保障へのコミットを示すということはオバマでは不可能でしょうし、また歴代の総理大臣でも不可能でしょう。オバマがヘタレているときに彼が日本の総理であったことは、アジア全体にとって幸運だったのでは。

2 : 湖の騎士 : January 10, 2014 06:47 PM

泥田の落ち武者様 オリジナリティ豊かなコメントをありがとうございます。「個人的興味」と「客観的評価」を分けておられるところがすばらしいですね。「危険度」については、私の見方もほぼ同じです。一部のマスコミおよび日本人のかなり多くの人が、安倍総理の頭の中身を危険と見ているようですが、それは全くの的はずれだと思います。

3 : 泥田の落ち武者 : January 11, 2014 05:52 PM

湖の騎士様、

だらだらと駄文を書き連ね、失礼をいたしました。ただ、騎士様と見解がほぼ同じというのは光栄に存じます。

もし宜しければ、騎士様の順位を後学のため、ご教示いただくことは可能でございましょうか?

で、ちなみにですが、昨夜?BBCで日本大使と中国大使へのインタビュー番組がありましたが(添付URLご参照)、在英日本大使という名誉あるポストの方のコミュニケーション能力の低さに、正直愕然と致しました。中国の大使は平易な単語を使い、自信満々に、視聴者を意識しながら喋っていました。

それに対し日本大使は、外交上の用語を多用し、体を所在無げに動かし、視線は浮きまくり、かすれた様な声で、視聴者に自国の主張を伝えようという意図を、私は全く感じることが出来ませんでした。

騎士様のご見解は如何でございましょうか?

http://www.youtube.com/watch?v=sbLaPRh71Tc

4 : 湖の騎士 : January 12, 2014 09:32 PM

泥田の落ち武者様 再度のコメントありがとうございます。私の「危険度採点」は次のとおりです。

1.オバマ大統領(&国務省&ライス補佐官)その理由は「力による平和(パックス・ロマーナに始まり最近まで続いたパックス・アメリカーナ)の意味が全く分かっていないこと。日本に「失望した」と表明するのは、「同盟」の意味を解さぬ学生的な外交感覚であることです。こういう認識が世界の平和を危うくさせてきたという現実を、彼らは理解していません
2.習近平主席 軍部に押されすぎ。世界史に対する理解が乏しいように見える。アメリカの意図を読み違えて暴走する軍部を抑えきれない可能性大。
3.ハメネイ 欧米はイランの見せかけの歩み寄り外交に手玉に取られている感じ。イランは極秘裏に核兵器を完成させると見る。ハメネイにとって、穏健派に見えるロウハニ大統領は、単に他国に対する「見え駒」にすぎず、ハメネイ自身はもっとしたたかなことを考えている
4.アサド とにかく「化学兵器さえ使わねば自国民を殺してもよい」というお墨付きを先進国からもらったと思い込んでいる。そういうシグナルを送ったのはアメリカである。アサドは引き続き世界最大の問題児だ
5.プーチン 影響力からいえば、3番目にくるべきだろうが、ソチ五輪が終わるまでは危険な賭はしないだろう
6.朴 世界をゆるがす力はないが、日本にとっての危険度は変わらない
7.安倍首相 こうやって見てくると、安倍が世界を震撼させる挙に出る可能性はほぼゼロである。メディアにマインドコントロールされた「世論」は引き続き彼の足を引っ張るだろう。しかし彼を危険な存在と見るのは見当違いだ。

5 : 青柳武彦 : January 13, 2014 08:28 AM

小生の見るところでは、頭の中身が危ない世界のリーダーの順位は次の通りです。
(1)習近平
(2)オバマ(含:側近)
(3)ハメネイ
(4)アサド
(5)プーチン
(6)朴槿惠
 世界最大・最強の米国の愚昧のリーダーであるオバマの頭が、短期的には最も危険と思います。オバマは目に見える事象の要素を分析して、それを合計して世界が分かったつもりでいるデカルト的な還元論的分析人間としか思えません。世界の全ての事象は、背後の無限のシステム連鎖の中で起こっていることを理解していません。だから彼の政治信条と整合性がない政策を次々に打ちだして、ダブル・スタンダードならぬマルチ・スタンダードに陥っております。それを止められない側近達も同罪でしょう。それでも、彼の理想主義は空想的に過ぎないとはいえ、共感を覚える側面があります。米国では大統領三選は禁止されていますので、米国は十分に路線変更をする機会があると考えます。それで二位に下げました。しかし、その間、日本は重大な安全保障上の危険に曝されていることに日本人は気づくべきです。
 習近平は中国共産党が一方的に決めるリーダーで、今後少なくとも任期の十年はリーダーでい続けると思います。その間に世界に深刻な悪影響を撒き散らすでしょう。残念ながら日本はその大きな被害者になるでしょうから、長期的には最悪のリーダーでしょう。ハメネイとアサドは中東問題の火種ですから警戒を要します。プーチンはちょっと分かりませんが、とりあえず目立ったマイナスはないので五位に下げましたが、勿論トップに躍り出る可能性を秘めています。朴槿惠は、歴史認識と外交のあり方について日本人を覚醒させてくれている大恩人ではないかとさえ思っています。安倍首相は日本の希望の星ですから危険人物のリストは入りません。

6 : 湖の騎士 : January 14, 2014 11:07 AM

青柳武彦様 コメントありがとうございます。私の見方とは危険度の1位と2位が違っていますが、そこが面白く貴重です。日本のマスコミは、こうした海外のリーダーと安倍首相の冷静な比較も試みず、ひたすら恐怖を煽り、自分たちの意見に大衆を従わせようとしています。いまいちばん必要なのは、理性的に物事を見る習慣です。