View of the World - Masuhiko Hirobuchi

April 18, 2014

「言葉による戦争 War of Words」という意識 -

韓国と中国が、日本に対して執拗な非難をつづけています。それが事実(史実)に基づくものであればまだしも、史実を歪めただ日本を貶めるために言葉や銅像を用いているのが実情です。対日批判もここまでくれば欧米的感覚では明らかに「言葉による戦争 War of Words」です。「また愚かなことをやっている」と軽視したり、「真摯(しんし)に真実を語りつづけていれば、やがて世界は理解してくれる」と思うのは、独りよがりというものです。国際社会では「至誠(しせい)は天に通じる」と思うのは誤りです。人間の言葉で世界に通用する反撃をすべきです。War of Words というのは、第二次世界大戦の前夜から大戦の期間を通じてドイツが仕掛けたプロパガンダとこれに対する英仏米による壮絶な言葉の戦いを指します。あの大戦では、武器による戦争のほかに「言葉による戦争」も戦われていたのです。それは一国の運命を左右するほど重要なものでした。しかし日本は対米英戦争においてそうした感覚が乏しく、その感度の悪さは戦後もずっと続いています。政治家にも、官僚にも、一般の人々にも、韓・中が行っていることは「言葉による戦争」に等しいという認識がありません。日本を非難する韓国人にも中国人にもそうした国際常識が欠けています。いたずらに相手を刺激することは控えるべきですが、現状を放置しておくのはきわめて危険だという認識を持ちたいものです。近くオバマ大統領が来日しますが、安倍総理は「彼らがやっていることは言葉による戦争に等しいと思いませんか?」くらいのことは言ってみるべきでしょう。そうすれば大統領はこの言葉の持つ歴史的意味くらいはただちに理解し、対韓・対中認識を大きく変える可能性があると思います。

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COMMENTS

1 : 泥田の落ち武者 : April 20, 2014 09:25 PM

湖の騎士様、

はたして"War of Words" なる言葉が、かの大統領に伝わりますやらどうか???

日本の海外に対する言論戦・世論戦を考えたときに、いくつかのハンディキャップがありそうな気が致します。

まず、"敗戦国"であり、"戦争犯罪国家"であるという点。そしてそれらを嬉しそうに有難がる反日日本人が、日本のメディアやら言論の世界で「知識人」「文化人」等と呼ばれる異常な環境、さらに輪をかけて同類の政治家もどきの存在と、これら「反日日本人」の積極的な国内・海外を問わない嬉々とした反日工作という点が、日本のハンデになっているのは明白かと。

さらに欧米の「ありがたい」リベラルなメディアにとっては、「反省しない」「敗戦国」の「戦争犯罪」等は恰好の紙面埋めのネタでしょう。何となればお金持ちのスポンサーから広告やら何やらも貰えるかもしれない。さらに反日日本人が自ら海外に行って、「日本はこんな酷いことをやって、全然反省してません。」とやらかしますから、まともな証拠も、確実な証言もないまま、日本人も日本政府の高官も認めている「歴史的事実」に昇格してしまいます。

そこへさらに票やら、政治献金が絡めば、マイク・ホンダのような政治屋が跳梁跋扈し、訳の分からん銅像があちこちに立つ、という事態になります。

いま日本は"War of Words"で防御に回っていますが、防御だけで戦争に勝利することは不可能です。(というか防御すら出来ていない)必ず反撃・攻撃に出て、相手を破砕する必要があります。

運よく"War of Words" のお相手も、脛に傷だらけの連中ですので、同じ問題で水掛け論的になっても仕方がありませんので、別の問題で叩きまわってみれば良いのでは?個人的趣味ではありませんが、某国の国際的信用が失墜している今なんかは、反撃の絶好の機会かもしれませんね。

2 : 湖の騎士 : April 21, 2014 10:41 AM

泥田の落ち武者様 コメントありがとうございます。韓国・中国の人々は「近代」とか「先進国」「法律」とはどういうものか分かっていません。一度国と国が結んだ条約は「守らねばならないもの」ということも分かっていないのです。「これで手を打ちましょう」と決めたからには、「過去にさかのぼってあれこれ文句を言うのは『契約違反』」です。近代国家間では当たり前の「常識」です。19世紀の日本が、欧米の列強と結んだ不平等条約を改定するために、朝野を挙げてどれほどの苦しみを背負い、近代国家として認めさせるためにどれほどの努力を払ったかを、全く理解しない人々です。彼らの思考の中には「近代」というものが、すっぽり抜けています。そこを理解しないで、河野洋平のような無教養の男が、勝手に謝罪し談話を出してしまったわけです。その談話を見直そうとすると、今度はアメリカの無教養人たちが「失望した」と言います。反撃するなら、「あなたはテロリスト(暗殺者)を英雄と思いますか? 韓国人はそうしています」くらいのことをまず言ってみたいものです。

3 : 泥田の落ち武者 : April 21, 2014 08:27 PM

再度のコメント失礼いたします。

中国の商船三井のばら積船の差し押さえですが、1936年の債権を2014年に差し押さえという無茶苦茶さに、呆れるを通り越して笑ってしまいました。

消滅時効という法の大原則をここまで華麗ににスルーする厚顔さには、拍手すら送りたくなります。(しかも中国政府も民事裁判と認めていますからね。)

こんなところに進出しようという企業がまだいることに驚きです。
(それをまだ煽っている日経はもっと吃驚ですが)

4 : 湖の騎士 : April 21, 2014 10:07 PM

泥田の落ち武者様 再度のコメントをありがとうございます。中国人は(韓国人も)自分たちのしていることが国際的に見ていかに常識外れかということが分かっていません。しかしそれを嗤っていると彼らの行動はエスカレートして行きます。有効な制裁というのはすぐには思い浮かびませんが、NYタイムズあたりに「意見広告」を出して、「世界の皆さん、気をつけましょう」といった呼びかけを民間有志の名前で行うのも一方かも知れませんね。