View of the World - Masuhiko Hirobuchi

September 21, 2014

理性派が感情派に勝ったスコットランド -

イギリスからの独立の賛否を問うスコットランドで、独立反対派が賛成派を10%ほど上回りました。どこかのメディアが伝えていると思いますが、一言でいうと「理性が感情を上回った」と言えると思います。マスコミの中には「イギリスに併合されて300年も経つ」スコットランド人に同情的なニュースキャスターもいて、これが日本人の心に大きく影響を与えていました。私の知人にもこうした影響を受けている人がいます。しかし「独立したい」という願望は理解できますが、では独立後の通貨はどうするのか、国の安全はどうやって守るのか、外交関係はうまく行くのか、なによりも経済的に自立して行けるのか、というふうにひとたび理性的に判断してみると、不安要因が大きすぎました。今回の投票は理性的な人々の数が、情緒的な人々の数を上回った結果だと思いっます。さらに「今後賛成派と反対派の間にしこりが残らないか?」と心配するキャスターもいましたが、その心配はないと思います。負けたら負けたで、それ以上いつまでも恨みを抱かない大人の人々が多いのです。スポーツマン精神というものが、社会全体に浸透していて、「よき敗者(グッドルーサー)」であることを美徳とする気風があります。負けたからといてtいつまでもねちねちと恨みを抱くということはありません。要するにブリテン島に住む人々はフェアーで民度が高いのです。

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COMMENTS

1 : 泥田の落武者 : September 28, 2014 02:19 PM

湖の騎士様、

スコットランドの独立が回避できてまずは一安心ですが、ヨーロッパやカナダにも独立運動がありますので、そちらがどうなるかが次の心配なところかと。

で、我が国ですが、中国に支援された左巻き連中が「琉球独立」とか騒いでおりますし、また中国も「沖縄は日本の領土ではない」だの「沖縄は独立するべきである」とかほざいております。

こういうのは「中国さんよ、沖縄にちょっかい出すと、チベットとウイグルで何かあっても知らんぞ」くらい言えないものでしょうか。やっていることは同じですから。あくまで「相互主義」が原則かと。

2 : 湖の騎士 : September 30, 2014 03:50 PM

泥田の落ち武者様 コメントありがとうございます。沖縄についての中国の発言は「それが自分の首を絞める」という自覚などまったくなしのものです。ウィグルもチベットも香港も力で抑えこむ、他国は口を出すな、文句があるなら武力でこいという考えです。中国の支配下にいるチベットやウィグルの民衆がどんな思いで生きているかについて、あまりにも無知な日本人が多いのが気になります。日本のメディアは中国の実情を伝えていません。「北京支局閉鎖」をはじめ、さまざまな「脅し」がきいているためです。当面は香港の民主化要求がどうなるかを見守りたいと思います。

3 : 泥田の落武者 : October 5, 2014 09:53 PM

湖の騎士様、

香港がきな臭くなって参りましたね。中央政府より香港の行政長官の方が盛り上がっているそうですね。

ヤクザまがいの連中を雇って民主派の攻撃とか、以前からやっていますが、香港のイメージをどれだけ破壊すれば気が済むのでしょうか。(まあ、所詮は中共の雇われマダムですから)

日本も中共のネガキャンをやるには良い機会かと思いますが、何で黙っているのでしょう?国連事務総長の真似をしてもあまり得るものは無いと思いますが。(そんなに金屁と会いたいのでしょうか?何話すのでしょう?)

それにしても未だに日中友好とか言っている人士には相手がどんな連中か、未だに分からないのでしょうか?不思議でなりません。日本の人権派から何も聞こえないのもこれまた不思議でしょうがありません。

4 : 湖の騎士 : October 6, 2014 10:34 AM

泥田の落ち武者様 香港の人々は、香港が1997年に英国から中国に返還される時に、大きな懸念を抱いていました。中国政府が英国と交わした「50年間は現状お維持を続ける」という約束を守ると本気で考えた人はまずいませんでした。英国の香港総督だったジョン・パッテンも、英中の約束を信じていませんでした。返還から20年も経たないのに、北京は早くもこの約束を破ろうとしています。これについては、日本政府は何も言えません。せめて日本のマスコミが、香港市民の側に立てばよいのですが、「そんなことをしたら、御社の北京支局を閉鎖するぞ!」という脅しが利いていて、思いきったことは言えない状態です。