View of the World - Masuhiko Hirobuchi

October 29, 2014

憂いが顔に出ていない閣僚たち -

9月の初旬に、安倍改造内閣が発足し、閣僚全員が雛段に整列した時、私は「ああ、この新閣僚たちはだめだ!」ととっさに思いました。とくに鳴りもの入りで登場した女性閣僚についてそう感じたものです。彼女たちは、大臣になったことが嬉しくて嬉しくてたまらないという表情をしていました。仕草もまるで女学生のようにそわそわして落ち着かず、はしゃいでいるようにさえ見えなした。そこには「内外ともに大変なこの時期に、自分はかくも重い責任を負うことになった。これはよほど心を引き締めていかねばならない。自分にこの重責が務まるだろうか?」といった苦悩の色、国難に対する憂いといったものの影が皆無でした。安倍総理は何でかくも思慮の足りない面々を閣僚に据えたのだろうという思いがこみあげてきました。「彼女たちはきっと近く問題を起こすに違いない」と思ったものです。間もなくこの懸念は現実のものとなりました。今になってこういうことを書くのは「後講釈」と見られかねませんが、閣僚にはもう少し「国を憂うる」表情の持ち主を選んでもらいたいと思います。

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