View of the World - Masuhiko Hirobuchi

September 21, 2015

自分が民主党の代表だったら「こうした」(私案) -

今回の安保法案採決直前の国会はまさに「醜態」でした。それを引き起こしたのは、まぎれもなく野党でした。しかし本人たちは「こういう事態になったのもすべて政府が悪いからだ」と言い募っています。一部のメディアが野党をけしかけるように政府批判を続けています。さて昨日(9月20日)付けで書いた「もし自分が岡田民主党党首だったらどうしたか」という記事に対する、私の案を申し上げます。

1.まず「一切騒ぎを起こすな」という指令を全党員に向けて発します。
2.同時に「汚い言葉を使うな」と言います。
3.「我らは選挙で負けたのだ。よき敗者 (グッドルーサー)に徹し、敗者としての「負けっぷりのよさ」「フェアプレーのマナー」を国民に示そう、と言います。
4.騒ぐことに慣れて、フェアプレーだのグッドルーサーなどという思いが全くない党員がいるでしょうが、「すべては次の選挙に勝つためだ。ここは隠忍自重してくれ」と説得します。それでも騒ぎたい奴には「除名」をちらつかせます。
5.もしこれが実現すれば、そして整然として敗者の誇りを示し、ルールに従って議事進行に協力する民主党の姿をテレビで見れば、多くの心ある人は「おっ! 民主党は変わった。大人の政党になった。これなら国政を預けても大丈夫だ」と思うようになったでしょう。もちろん1回くらいでは信用されないでしょうが
これを積み重ねれば、世間の見る目は変わってきます。民主党が再生する道は、この路線しかないと思います。今回の汚く、幼く、暴力的な国会運営では、得たつもりの支持者もやがて離れます。それよりももっと大人の物の分かった人々の支持を得る方向へと、党の舵を切るべきです。

「そんな提案は理想論にすぎない。民主党にはそれだけの知性もセンスもない。彼らは絶対にこういう案には乗らない。昔のままに騒いでいたいだけだ」という声が聞こえてきます。私もこれが理想論だとは分かっています。しかしあえて苦い薬を処方してみました。

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COMMENTS

1 : 青柳武彦 : September 29, 2015 05:50 PM

参議院のドタバタ騒ぎは、野党として反対の姿勢を国民に示したかったのかもしれませんが、国民はそれほどバカではないでしょう。本法案の審議にあたっては、法案の必要性の問題に焦点が当たるべきであったのに、国民に本法案の趣旨が十分には伝わっていない。原因は安倍首相の説明不足ではなく、野党の対応姿勢と連日反対デモばかり放映してきたテレビの責任でしょう。
特に、特別委員会における質問時間の比率が与党対野党では衆議院では一対九、与党が一、参議院では三対七であり、野党の質問はもっぱら枝葉末節に過ぎない些事や、政局狙いの揚げ足取りに終始してしまった。その野党が、本法案の趣旨が国民に十分に理解されていないなどとは良く言えたものだ。
 次に来るのは違憲訴訟問題ですね。小生は最高裁は「司法消極主義」を護ってくれると思っていたので心配していませんでしたが、山口繁(元)最高裁長官の愚かな発言を知って、がぜん心配になりました。           青柳武彦

2 : 湖の騎士 : September 30, 2015 09:53 AM

青柳武彦様 コメントありがとうございます。全く仰せのとおりです。野党は自分たちがしたこと、言ったことが矛盾だらけで、整合性がないことも分かっていません。変な方向へ変な方向へと動いている自らの姿が見えていないようです。国会周辺のデモでは主催者は「インターナショナル」を歌わせ、歌詞が分からない参加者には、歌詞を印刷した紙を配ったそうですが、この歌は旧ソ連が「世界革命」を企てて、各国の若者を洗脳していたころの歌でしょう。そういうことを岡田代表は分かっているのでしょうか? それにしても日本の司法経験者の非常識はひどいです。最高裁山口繁元長官へのご懸念に共感します。