View of the World - Masuhiko Hirobuchi

March 28, 2016

岡田克也で国が守れるのか? 国際危機が全く頭にない人々 -

岡田克也「民進党」党首は、昨年の安保法案をめぐって「安倍首相の『暴走』を止めなきゃならない」とか「与党は法案を『強行採決』した」といった、「大衆の情緒に訴える言葉」で、政局を自党(当時は民主党)に有利に展開することを狙ってきました。これはある程度成功しました。「理性」で物を考えられない人々は、この煽動に乗って、本気で「安倍内閣は日本を戦争ができる国にしようとしている」と信じ込みました。この罪はまことに大きいと思います。彼のアジ演説の中には、私の見聞するかぎり、一度もIS(イスラム国)の脅威や北朝鮮の核・ミサイル実験、南シナ海での中国の人工島建設と軍事基地化、日本の領海侵犯などに触れた言葉は出てきませんでした。つまり国際情勢がどう変わろうと、それにどう対処するかの危機感も戦略もなかったのです。何年も昔の硬直した平和論に縛られ、この状態が永久に続くとでも思っているようで、「国会内だけで通用する政府批判」を繰りかえしていれば、「票が取れる」と信じ込んでいることが明らかでした。新党の発足にあたり、「自分はこの緊迫した世界情勢について、こういう認識を持っており、このように対処してゆくつもりだ。だから皆さん、安心して我が党を支持して下さい」といったメッセージを発してもらいたかったと思います。しかしそれはしょせん無理な相談でした。危機感も理念もない人にそれを求めることは不可能だということが、よく分かりました。

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COMMENTS

1 : Sako : March 30, 2016 06:51 PM

民進党の政策を見て驚きました。要するに、安倍政権反対です。良い加減、社会党の様な事はもう止めてくれとしか思いません。残念ながら、この連中のせいで現政権の政策に賛同出来ない人の受け皿が無くなってしまっています。

2 : 湖の騎士 : March 30, 2016 10:17 PM

Sako様 コメントありがとうございます。残念なのは、岡田代表が自分の言動が「票集めに有効」と思い込んでいるらしいことです。第三者の目から見れば、彼の発する言葉では政権は取れません。今までの路線を一度全部捨てて、全く新しい出発をしないとだめです。サイレントマジョリティに訴えるよりも、確実に票をくれそうな「連合」の機嫌を損なわないようにしようといった計算では政権奪回は無理です。お嘆きはよく分かり
ます。

3 : 泥田の落武者 : April 2, 2016 01:37 AM

湖の騎士様

ご無沙汰で御座います。

結論だけ。馬鹿に状況認識を求めるのは、馬鹿にはそもそも無理筋かと。ケチをつけるのと足を引っ張るのが、彼らの能力の最大限の限界かと。

ミシントウだか何だか知りませんが、投票するべきでは無い「クズの集団」を明確にしてくれた事が、彼の最大の功績でしょう。

因みに、彼の親族関係の銀行と民主党政権下で、「預金担保」の借入の延長を申込みましたが、数ヶ月間ほったらかしにされ、最終的に此方から融資を断りました。「オカラ」の正体見たりと言う感じです。ミンス政権が終わって、清々しました。

まあ、私も「オカラ」とか「でか頭」の悪口をあちこちで書いていましたが、見方によっては「貸し手の優越的地位の濫用」に該当するかと。今、金融庁に垂れ込んだら面白い事になるかもデスネ!!

4 : 湖の騎士 : April 4, 2016 11:15 AM

泥田の落武者様 コメントありがとうございます。危機に臨んで的確な行動が取れなくても(大抵の人はそうですが)、危機を感じ取り、どういう行動をすればよいのかと悩むことができる人は大勢います。しかし民進党は、党首も党員も「危機を感じ取る能力そのもの」が欠けています。センサーを備えていないままに飛ぼうとしている飛行機みたいなもので。危なくて見ていられません。貴方様の融資の申し込みに反応せずほったらかしにしていた無神経さと、いま危機についての認識を口にしない(できない)センスの欠如は根っこの部分で繋がっています。