View of the World - Masuhiko Hirobuchi

May 10, 2016

翻訳しようのない党名?   「民進党」 -

5月12日、新しく発足した民進党の岡田克也代表は、日本外国特派員協会(通称「外国人記者クラブ)で講演と記者会見を行います。狙いはもちろんこの夏の参議院選挙です。同党の支持率は低迷しています。それを外国のメディアで好意的に取り上げてもらうことによって、何とか上昇させたいための会見です。ところがクラブの会員に送られてきた通知によると、岡田氏は Leader of Democratic Party
となっていました。これではまさに「民主党」の代表ということになります。せっかく「維新の党」と一緒になり、「民進党」という名前を難産の末に決めたというのに、英語では「民主党」のままではないですか? ところが彼らはなかなか芸が細かいというか、知恵者というか、「けっして民主党と同じではないのだ」そうです。どこがちがうのか? 「旧民主党の英語名は Democratic Party of Japan だったが 民進党の英語名からは、この Japan が抜けている。そこがちがう」と言うのが、民進党の言い分だそうです。なんとも姑息というか、苦しまぎれというかよくもこんな理屈を考えだしたものです。ずばりといって、新生民進党というのは、英語に訳しようがないのでしょう。合併する前に「英語名はどうするか」を詰めてなかったのだと思います。これで外国のメディアにアピールしようとしても無理でしょう。党員諸氏も議員諸公も、自分たちの党が何をしたいのかが分かっていないのだと思います。おそらく岡田氏は今までどおりに「安倍政権の暴走を止めなきゃならない」という感情的言語を駆使する」ことで、日本の有権者の不安を煽るつもりでしょうが、そんなことをする前に、まず党名くらい世界に通用するものにしてはどうでしょうか?

[Post a comment]

COMMENTS

1 : 筆者より : May 11, 2016 07:40 AM

記事訂正 この記事の冒頭に「5月12日」とあるのは、「5月11日」の誤りです。謹んで訂正させていただきます。おそらく11日の夕以降のテレビニュースにこの会見のことが伝えられると思います。

2 : 筆者より : May 15, 2016 07:10 PM

11日のこの会見の模様を伝えたのは、全国紙では「読売」だけでした。おそらく他の全国紙は「報道するに値いする中身がなかった」と判断したのだと思います。私もこの会見には出席しませんでした。「中身がない」と思ったからです。テレビ各社がどう扱ったかは分りません。