View of the World - Masuhiko Hirobuchi

July 17, 2016

民意を認めない鳥越 -

東京都知事選挙は日本の民主主義が存続できるかどうかを分けるものです。候補の一人、鳥越俊太郎氏は、「改憲を阻止する」と唱えています。これはきわめて危険な思想です。ついこの間の参院選で、日本国民の大多数が、与党を支持したのです。しかも憲法改正発議に必要な三分の二の議席を与えました。これはきちんとした民主主義的手続きを踏んだ上での選挙で決まったことです。それを鳥越氏は無視しているのです。もし彼が都知事になったら、国会で決まったことでもなんでも、自分の気に入らないことはすべて潰しにかかるでしょう。そうなったら日本の民主主義は終わりです。まさに「ムード的独裁」の始まりです。

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COMMENTS

1 : 結城 : July 17, 2016 11:54 PM

廣淵升彦先生、突然コメントにて失礼いたします。
結城(仮名)と申します。いつも拝見しています。現在18歳ですが、廣淵先生の記事には大変考えさせられます。
3年ほど前に直接お会いしてから、またいつかお会いしたいと思っています。
いつも記事を楽しみにしています。
今後もぜひ、よろしくお願いいたします。

未熟ながら、自分の意見を述べさせていただきます。
選挙で憲法改正の発議に必要な3分の2の勢力が決まりました。
民主主義的手続きを踏んだ上での選挙です。

しかし、私は、国民が「憲法改正」を焦点に与党や改憲野党を選んだのではないと思います。(すみません、未熟ながら書かせていただいてます)
やはり、争点は経済にあったのではないかと…
そして、野党に任せれない・対案が無いと思ったからなのではないか、と思います。
これから、改憲について憲法審査会で議論を進めていくと安倍首相はおっしゃっていましたが、本当に国民が改憲はするべきだと思わない限り、憲法改正の発議はできたとしても国民投票で否決されるのではないかと思います。
安倍首相は、まだどこをどう変えるかの議論は出ていないとおしゃっていましたが自民党の憲法改正草案はでています。(自分で調べました。正式には国会にはでていないと思いますが)
やはり、与党の争点隠しなのではないかと思います。


廣淵先生はどのようにお考えですか?

18という若造が生意気なことを言って申し訳ありません。
ただ、政治経済という分野が好きで廣淵先生にぜひ聞きたくて書かせていただきました。


2 : Sako : July 18, 2016 05:06 PM

都政についての政策ゼロ。語ることは、都政と関係ない与党批判ばかり。論外としか言えない候補だと思います。

舛添氏は、都政を放ったらかして、「都市外交」と名付ける勝手外交を展開していました。

立て続けに地方自治と国政の違いが分かっていない候補ばかり出てきますが、少しは勉強してもらいたいものです。

3 : 湖の騎士 : July 19, 2016 11:51 PM

結城様 コメントをありがとうございます。元気が出ます。3年ほど前というと、横浜での講演を京都の若者と金沢(石川県)の若者が聴いて下さったのをよく覚えています。結城さまは京都からお越しいただいたのではないかと思いますが、まちがえていたらお許しください。さて拙文についてのご感想は的を射ておられると思います。たしかに有権者の多くは、与党に「改憲してもいいよ」とまで覚悟を決めて投票したのではないと思います。しかし与党がそこまでやることも計算の内だったと思います。こういう結果が出たのは、野党4党が、日本に迫りくる危機を全く察知できないことへの苛立ち・抗議・不信感などが渾然とまじりあったためではないでしょうか? しかしそういう強烈なプロテストが自分たちに向かって発せられていろるのだということを、岡田克也氏らは感じていません。ほんとうにセンスが悪すぎます。

4 : 湖の騎士 : July 20, 2016 10:49 AM

Sako様 コメントありがとうございます。全く仰せのとおりで国政と地方自治の違いが分かっていない候補ばかりです。「自分が分かっていないことが分かっていない」のですから話になりません。もしこの人が当選したら、海外(主にワシントンDC)に自ら出かけるか、都の事務所を置いてロビー活動をさせかねません。沖縄の翁長知事はそうして大きく国益を損ねています。今は「当選しないことが、せめてもの貢献」です。

5 : 小龍 : July 28, 2016 11:42 AM

ご無沙汰しております。
今回より18歳から投票権が与えられ、ある意味若い人々も政治に興味を持つ切っ掛けとなったことは非常にいいことだなと感じています。

私自身、基本自民党支持を貫いています。
判断材料と言うのは人それぞれで「絶対に私はここの政策だけは譲れない」という事が必ずある筈なんです。
私で言えば、自民党の自主憲法の成立に関して是非やって頂きたいと言う所から毎回必ず投票しています。

逆に考えますと、絶対に憲法改正してほしくない、そこは譲れない、と考えるならば自民党議員に投票すべきではありません。何故ならば自民党のマニフェストには必ず書いてあるからです。もしそれで争点隠しと言ってしまうならば、それはその人のただの認識不足です。そんなこと言ってないじゃないかと言うのは通用しません。

そして結果自民党が議席を取ったならば、民意は憲法改正を容認したことと同義です。そのことを鳥越氏やそれを支援する勢力の方々は、理解されていないのか、分かっていて無視しています。
こんな事をやってるから野党は指示されないのだと思います。

野党が今すべきことは、憲法改正を非論理的に強引に覆す事ではなく、憲法改正後の中身についての希望・要望案を出すべきではないでしょうか。
憲法改正について議論が深まらない原因は、他でもない野党にあると私は感じています。

6 : 湖の騎士 : July 28, 2016 10:00 PM

小龍様 全くの正論です。今や鳥越氏は「国政と地方自治の違いが分かっていない人」との評価が確立(?)しつつあります。こんな人物を都知事候補に担ぎ出した岡田克也氏も志位和夫氏も、一気に評価を下げています。自分たちの気に入らない選挙結果が出たとしてもそれは国民が熟慮の末に下した結論です。マスコミの多数派は憲法改正に反対ですが、マニフェストに改正を謳っている党が勝利したのですから、これを真正面から否定するというのは、民主主義の破壊です。野党もいつまでも「憲法改正阻止」を叫んでいれば票が取れると思う迷妄から早く脱すべきです。それにしても都知事候補に古賀茂明を選ぼうとしたセンスのなさにはあきれました。彼は去年「電波ジャック」という大ルール違反をやり、「最も常識外れの人物」との烙印を押された男です。その男に断わられた挙げくに鳥越というもっと悪い馬に乗ってしまったのが野党4党です。常識のなさは致命的でした。こんなセンスでは何回選挙をやっても勝てないでしょう。