View of the World - Masuhiko Hirobuchi

September 08, 2016

「日本は南シナ海問題には口を出すな」と言う中国 -

中国の習近平国家主席は、「日本は当事国ではないのだから南シナ海問題には口を出すな」とたびたび
広言しています。非常にすなおで、国際政治の複雑さなどあまり考えたことがない人々は「主席の言うことにも一理ある」と思っているかも知れません。しかし日本が中国に迫っているのは、「近代国家間のルール・常識に基づいて行動してくれ」と言っているにすぎません。この「近代国家間のルール」というものが、中国にはどうしても理解できないようです。「いや、そんなことはないよ。中国はそんなことは百も承知で、無理を通そうとしているのだ」と言うご意見もおありでしょう。しかし私はもっと単純に、中国は「万国公法」といったものを、きちんと理解していないのではないか? と考えたほうがよいのではないかーーという気がしています。少なくとも欧米生まれのそんな価値観なんかには目もくれないで、中国流のやり方でやっていくのだ。文句があれば武力で来い」と言って」いるようです。近代というものを経験していない国と交渉する難しさを、もっと多くの方々に知っていただきたいと思います。

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