View of the World - Masuhiko Hirobuchi

December 15, 2016

ロシア人の本質はスティンジー(けち) -

尖閣諸島について述べる前に、緊急に日露首脳会談を見る上での参考情報です。ロシア人の民族性や文化については折にふれてメディアで語られていますが、私の胸にぐさりと来た一言は「ロシア人はケチ(スティンジー)だ」でした。「スティンジーだから、他国の人々の支持は絶対に得られない」「スティンジーだから、取った領土は絶対に返さない」「スティンジーだから世界革命なんかできっこない」とつづきます。安倍首相はこの名言をご存知ないと思います。よくよく胸に刻んで交渉に臨んでほしいものです。この言葉は1979年、イランのイスラム革命から数か月後のロスアンゼルスで聞いたものです。語ったのは、アメリカ国務省きってのアラビア語の名人と言われた元サウジアラビア駐在大使、ジェイムズ・エイキンズ氏。「世界はテヘランに5000人のソ連KGB工作員がいて、このままでは中東全体がソ連の手に落ちるのではないかと心配しているが、そういうことは絶対に起こらない。なぜならロシア人はけちだからだ」と断言しました。中東の人心をつかむためには。もっと気前よく金を使えないと無理だ。しかしロシア人はそれができない。なぜなら、ロシア人はケチだからだ (BecausRussians are stingy.)」というものです。その後40年近くが経ちますが、この言葉がいかに真実を語っているかは、驚くばかりです。

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COMMENTS

1 : 泥田の落武者 : December 16, 2016 10:09 PM

湖の騎士様

残念ながらロシアは1995年に一度だけモスクワにしか行った事が無いので、ロシア人の性格は詳しく存じ上げませんが、彼らは「ケチ」というより「貧乏ったれ」なのでは???

結局、帝政ロシアの時代からソ連時代を経て、現在のロシアに至るまで彼らが豊かであった時代がありましたでしょうか???現在のロシアの経済規模は韓国とさほど変わりませんし、依然として一次産品が主要な輸出品目かと。

で、少し話は変わりますが、今回の日ロ首脳会談ですが、トランプ政権の誕生という大番狂わせがあったのは事実ですが、それ以前に日本としてロシアを自国の国際戦略の中でどの様に位置づけるのか、というグランドデザインが明確でなかったことが、何となく「残尿感」を感じさせる原因となったのでは。

ロシアの日本の国際戦略における位置はこれである、であるがゆえに「平和条約の締結」なのか「経済協力」なのか「4島返還」なのかが、何となく目的が不明確な中で複数の目標を追求したように感じられて仕方がないのですが。(安倍総理は「レガシー」を望んだのでしょうか???)

今の国際状況ではいずれにせよロシアとの関係の劇的な緊密化は不可能でしょうから、もう少し腰を据えて相手にした方が良いのでは?北方領土も東シベリアも人口は減り続け、ロシアの極東に向けられる戦略的資源には限界がありますから。


2 : 湖の騎士 : December 19, 2016 07:06 PM

泥田の落ち武者様 コメントありがとうございます。モスクワを一度訪れただけと謙遜しておられますが、ロシアに関しては鋭く正確なご意見をお持ちだと思います。「今まで豊かであったことはない」という点も同感です。日本が国家戦略としてロシアをどう位置づけるのかについては、現政権の腰はすわっていないと思います。とにかくロシア人をどう見るかについては西側先進国も昔から苦慮してきました。チャ-チルでさえ、「彼らの行動は予測できない」と告白しています。私は「安倍総理ももっと疑い深くなってほしい」と願っています。

3 : 泥田の落武者 : December 20, 2016 07:16 PM

ただ、今回の日露会談を対中共の安全保障政策の観点から見れば、2+2の再開・平和条約締結交渉等、ロシアを日本の安全保障のカードとして使える様になった、という点は評価されるべきでは。

4 : 湖の騎士 : December 21, 2016 11:02 AM

泥田の落ち武者様 今回の日露首脳会談が、北京への何らかの牽制になったかどうかは、見る人によって違うでしょう。北京の海千山千の連中は、日露を引き離すためにもっとえげつない対露援助を申し出たり、汚ない中露連プレーを図る可能性が大です。それこそロシアの狙いで、彼らは日中を天秤にかけたしたたかな外交を展開すると思います。日本の首脳はチャーチルの「第二次世界大戦回顧録」だけでも読んで、ロシア人の本性について、もっと疑い深くなってもらいたいものです。