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<title>View of the World - Masuhiko Hirobuchi 国際ジャーナリスト　エッセイ　講演家　スヌーピー</title>
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<copyright>Copyright 2010</copyright>
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<title>もう一度生まれるなら？　「スイス」と答えた人々</title>
<description><![CDATA[<p>７月２４日の朝日新聞に「日本人であることが好き？」という記事が載っています（ｂ１０面）。サンプルの取り方がちょっと不明ですが、「好き」と答えた人が５２％。そして「もう一度生まれるなら日本人？」という質問には、８０％が「はい」と答えています。日本になんだかんだと文句を言っていても、けっこうみんな日本が好きなようです。目を引くのは、「日本以外で生まれ変われるならどこ？」という問いに対して、１位が「スイス」で、１０７１人、２位が「オーストラリア」の１０２２人、「カナダ」９４８人、「スウェーデン」８６９人、「ニュージーランド」７９０人、「イギリス」７７５人、「アメリカ合衆国」７５５人、以下「フランス」「イタリア」「ドイツ」の順でした。スイスが１位というのは、美しい自然、平和なイメージ、永世中立、精密工業、おいしいお菓子、ハイジなどのイメージが重なっているからでしょう。ですがスイスの実態は、日本人が思い描くようなものではありません。ここは「国民皆兵」の国です。一定期間軍役につくのは男子の義務であり、全国民が銃の使い方に習熟しています。他国から侵略されないように、常に防備を怠らず、緊張感が国中に満ちています。外国人を容易に信用せず、スイスに住んだ経験のある人は、「住みにくいところだった」と言い、「もう一度住みたいとは思わない」と言う人が多いのです。加えて宗教的な差別もあり、けっこう息の詰まる社会のようです。この国に憧れる日本人の何パ－セントが「兵役が義務」「国民皆兵」「他国の侵略から国を守る緊張感」といったものを理解しているでしょうか？　今の日本人の神経では、スイスに住む重圧にはとうてい耐えられないと思います。さらに驚くのは、「人口を上回る核シェルターが配備されている」という事実です。旧ソ連が西欧諸国を攻撃した場合に、スイスだけが安全とは限らないとして、国家がシェルターの配備を義務づけたからです。「永世中立」を宣言していれば、どこも侵略してこない、と思い込んでいる日本人には信じられないことでしょうが、これが現実です。「中立」と「独立」「平和」を守るには、とてつもないコストと「意志力」が要るのです。詳しいことは、「世界それホント？　会議」（インターネットＴＶ）でご紹介します。放送日が近づいたらあらためて取り上げさせていただきます。</p>]]></description>
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<pubDate>Thu, 29 Jul 2010 10:34:42 +0900</pubDate>
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<title>金賢姫来日をどう見るか？</title>
<description><![CDATA[<p>北朝鮮の元工作員で大韓航空を爆破し１００余人の韓国人乗客の命を奪った金賢姫（以下敬称略）が来日し、今日（23日）韓国に帰りました。テロリストに暗殺される恐れがあるからと、午前４時に羽田に到着し、ホテルは危険だからと軽井沢の鳩山由紀夫別荘に泊まったかと思うと、東京の上空をヘリコプターで飛ぶなど、意外な行動に終始した４日間でした。極秘のはずの鳩山別荘に、テレビクルーが待ち構えているというのもおかしな話でした。拉致被害者の家族との面会では、救済に結びつくような新事実はひとつも発表されませんでした。民主党政権は、この元死刑囚訪日の後に、なにか具体的な成果を秘めているのでしょうか？　北朝鮮政府との間に、日本国民をあっと言わせるような進展があるのでしょうか？　それとも彼女の来日は、拉致被害者の家族に「希望らしきもの」を提供したという、実績作りに過ぎなかったのでしょうか？　軽はずみなことは言うべきではありませんが、中井国家公安委員長の、いかにも品のない、腹に一物ある記者会見の模様を見ていると、日本政府には「何が何でも全拉致被害者を取り戻す」といった意気込みが感じられません。マスコミ（とくにテレビ）は、政府の「情報操作」の術中はまった気がします。「この程度の中身」ならば、わざわざ来日などしなくても、ソウルで被害者の家族と会えばよかったのではないか、と思います。一部で言われているように、政府は「彼女を用いて政権の浮揚をはかった」という意見が、にわかに信憑性を帯びてきます。中井委員長には申し訳ないですが、あの顔とあの声で、メディアを威圧するような言動を見せられると、「ああ、菅内閣もこの政治家も、日本が背負っている大きな苦悩とは無縁の存在だな、結局は自分をいかに売り込むかしか考えていないのだな」と思えるのです。元死刑囚をＶＩＰ待遇にしたという批判も的を射ていると思います。「いや違う。日本政府はよくやった」と思われる方も含めて、できるだけ多くのご意見をいただきたいと思います。<br />
</p>]]></description>
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<category>COLUMNS</category>
<pubDate>Fri, 23 Jul 2010 20:46:47 +0900</pubDate>
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<title>発信者名のない暑中見舞い</title>
<description><![CDATA[<p>猛暑お見舞い申し上げます。ここ３，４日の気温は各地で３５度を越えています。小学生が熱中症にかかり、学校の医務室で手当をうけている様子がＴＶニュースで紹介されていました。どんなに鈍感な人でも、この暑さは体感していることでしょう。そうした折も折、とうとう「発信人の名前が抜け落ちた」暑中見舞いが舞い込んできました。「それは君が付き合っている人間が高齢者だからだよ」と一蹴されそうですが、消印を見て、「発局」は分かりました。そこに住んでいる友人はただ一人で、もちろん名前も分かっています。まだまだ若い人で、普段はじつにしっかりしており、自分の名前を書き忘れるなどは考えられない方です。おそらく署名だけは最後に自分でしようと思っている内に、忘れたのだと思います。なぜ忘れたのか？　猛暑のせいとしか考えられません。皆さん、くれぐれもご自愛ください。</p>]]></description>
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<category>COLUMNS</category>
<pubDate>Wed, 21 Jul 2010 14:40:52 +0900</pubDate>
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<title>民主党最大の敗因はナルシズム</title>
<description><![CDATA[<p>今回の参院選で民主党が大敗を喫したことについて、メディアや論客はいろいろな原因を挙げています。いずれもほとんど正しいと思いますし、「消費税発言」が最大の要因だったことについては、私も同意見です。そこで物事を考えるもうひとつのヒントとして私なりの見方を披露させていただきたいと思います。今回の敗北の大きな原因として、私は菅直人首相の「ナルシズム」があったと見ます。「自己陶酔」です。彼はたしかに歯切れもよく、弁も立ちます。ワイシャツ姿で街頭に立ちマイクを握る姿は、たしかに颯爽として見えます。内閣の支持率もいきなり６９パーセントに跳ね上がりました。鳩山政権で２０％を切ったのに比べれば雲泥の差です。しかしその己の姿のカッコヨサに、菅氏は溺れて現実を見失ったのです。浮き浮きした気分で、「ハイ」の状態になった彼は、ブレーンである大学教授や財務官僚から吹き込まれた「財政再建のためには増税が必要」との論をそのまま口走ってしまいました。もし彼が、自分の姿にしびれるナルシストでなかったら（つまりはうぬぼれ過剰家でなかったら）、事態はこうはならなかったでしょう。その消費税１０％案が、メディアで批判を浴びて内閣支持率が急落してからの彼は、見るも無惨な醜態をさらしました。「私は話し合いをしよう」と提案しただけだ、消費税を上げるなどとは言っていない」とメディアに八つ当たりし、「党首討論会というのは１対８で吊し上げられるからいやだ」として、野党党首との討論を逃げ回っていました。すべては自らが撒いた種であり、人を恨むのは筋違いです。これがこの人の実力というものです。「自己陶酔（ナルシズム）」という視点から切ってみたら、選挙結果はこう見えるという私論です。</p>]]></description>
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<category>COLUMNS</category>
<pubDate>Fri, 16 Jul 2010 21:19:20 +0900</pubDate>
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<title>衆参ねじれ現象をプラスに活かす</title>
<description><![CDATA[<p>参院選の開票開始から２時間半、与党の敗北は決定的になりました。ここで勝った自民党にも、ゼロ議席から９議席を獲得し、２桁に乗ろうかというみんなの党にも、「けっして喜び過ぎるな」といっておきたいと思います。とりあえずは、日本を本当に危険な方向に導こうとしていた民主党の暴走に歯止めがかかったことは、喜ぶべきことです。この勝利を、いかに「日本のために」（自党のためにではなく）活用してゆくかを真剣に考えてほしい。敗北した民主党では、菅総理の責任論が浮上しているそうです。しかし菅氏はまったく辞める気はないと周囲は言っています。辞任したくないという気持ちはよく分かります。菅総理は就任以来「総理大臣が１年おきに代わるというのでは、他国への信用を失う」ということを、何度か口にしています。彼は「日本のためにもこんな短期間で辞めるわけにはいかない」と言いたいのでしょう。しかしこれは「自分は長く総理をやりたい」と言っているだけのことです。１９６０年代、７０年代のイタリアでは、首相は何度もコロコロと代わりました。たしかにそれはみっともないことでしたが、質の悪い独裁者が居座るよりは、はるかに健全な姿でした。もし菅氏が、日本国の総理大臣としての資質に欠けると判明すれば、何の遠慮も要りません。国民はためらうことなくレッドカードを突きつければいいだけのことです。日本の名誉も信頼も回復する手立てはいくらでもあります。</p>]]></description>
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<category>COLUMNS</category>
<pubDate>Sun, 11 Jul 2010 22:36:23 +0900</pubDate>
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<title>サミットの意味も分からぬ菅首相</title>
<description><![CDATA[<p>先般カナダで開かれた先進８か国首脳会議（Ｇ８サミット）の夕食会の席上で、菅直人首相がいきなり「中国をＧ８に呼ぶことを考えてもいいのではないか」と提案し、どの首脳からも無視されました。このニュースは、日本ではそれほど大きく取り上げられなかったようです。少なくとも「政治的・外交的には致命的なミス」としては報道されませんでした。一つには折からのサッカーＷ杯の条規を逸した報道のために、菅首相は救われたのです。もうひとつの理由は、この発言が「致命的なミス」だということを、理解するメディア人間が少なかったからだと思います。しかし、菅首相のこの発言は、日本の国益を大きく損なうという意味では、鳩山由紀夫前首相の普天間迷走などよりも、はるかに深刻なものでした。参集した７か国の首脳は「この男は結局なにも分かっていない」と断定し、「共に語るに値しない」と見られてしまったことは間違いありません。Ｇ８は、民主主義を実践し、国際法を遵守し、知的財産を保護し、人権を擁護するなど、多くの価値観を共有する先進国の集まりです。ロシアを仲間に加えるかどうかでさえ、大いに疑問が出たほどに、「自由」を重んじる諸国の、かけがえのない交流の場なのです。中国が行っていることは、こうした理念と価値観にことごとく反しています。この会議に中国を呼ぼうと提案した菅首相は、Ｇ８サミットの何たるかをなにも分かっていないことを、露呈してしまったのです。外交のＡＢＣが分かっていない、と見なされたことは、日本にとってはかり知れない痛手です。首脳たちの評価もさることながら、誤った価値観に基づいて外交をやっていこうとする首相の姿勢は、まことに危険です。そのことを知る人がひとりでもふたりでもふえてほしいものです。<br />
</p>]]></description>
<link>http://hirobuchi.com/archives/2010/07/post_406.html</link>
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<category>COLUMNS</category>
<pubDate>Fri, 09 Jul 2010 17:58:53 +0900</pubDate>
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<title>恐るべき３法案</title>
<description><![CDATA[<p>菅直人首相は、３日の山梨での演説で今度の参院選を「安定した政治を作るか、それとも無責任な野党にもう一度たくさんの議席を渡し、衆参（両院）のねじれの中で物事が進まない無責任な政治に戻してしまうのか、その選択の選挙だ」と語りました。今まで野党として、さんざ与党の法案に反対したり審議拒否をしてきながら、与党になったとたんに野党を「無責任」呼ばわりするのですから、勝手なものです。私は今度の選挙は「民主党の独裁を止める選挙」「与党に過半数を与えてはいけない選挙」と見るのが正しいと思います。というのも、民主党は「マニフェストにも盛り込まず、民意も問わないままに」日本の文化を破壊し、日本を溶解させてしまう３つの法案を用意し、この秋に向けて国会を通過させようとしているからです。その３法案とは　１．永住外国人への地方参政権付与法案　　２．夫婦別姓法案　　３．人権侵害救済機関設置法案　です。これらが恐るべき法案だといわれても、こんなややこしい法案が自分の生活にどんな関わりがあるのだと思う人は多いでしょう。今回はその内容とそれらがもたらす結果について、触れることはしませんが、問題は「国会で多数さえとってしまえば、民意の信任を得たのだから、何をしてもかまわないのだ」と考える民主党の体質です。独裁国家によく見られる、恐るべき政治が、人々の目にふれないところで、着々と進行しているのです。この「独裁体制を止める」ためには、今度の選挙で民主党に過半数を与えてはいけないのです。</p>]]></description>
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<category>COLUMNS</category>
<pubDate>Sun, 04 Jul 2010 11:29:47 +0900</pubDate>
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<title>最も肝心なことを伝えないＴＶニュース</title>
<description><![CDATA[<p>６月３０日（水）のＮＨＫ「ニュースウオッチ９」は、出だしから約２３分日本がパラグアイに敗れたサッカーのことを延々と伝えていました。「これでもか、これでもか」「さあ、感動しろ！」という調子で、男女２人のキャスターも心から感動している様子でした。まさに全体主義そのもの、感動の押し売りでした。それが終わると今度は「楽天の社内では公用語は英語」という項目で、社員食堂のメニューも全部英語になっている」というものでした。「そんなことが、２項目目に来る話か！」という思いです。「今日起こっている最も大切なことはなにか」という視点がまったく欠落している構成でした。サッカーについては勝負がついてから２０時間近くが経っているのです。冷静であるべきキャスターが、こんなことで興奮しているようでは、ジャーナリストとはいえないでしょう。この日の最大のニュースは、「世界同時株安」を受けた東京市場の「年初来の最安値」だったのではないでしょうか？　今までも何度かＮＨＫのニュース感覚を批判してきたので、もうこれ以上言いたくないのですが、この日のニュースはひどすぎました。これでは視聴者は、完全にマインドコントロールされてしまい、選挙のことなど頭からすっとんでしまいます。与党に有利になる片棒を担いでいるという自覚すらないようで、情けなくなりました。このあとの「報道ステーション」は、「終わったサッカーは「いつまでも追わない」とばかり、選挙の争点と各党党首の演説を流していました。ご参考までにお伝えします。</p>]]></description>
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<category>COLUMNS</category>
<pubDate>Wed, 30 Jun 2010 23:09:18 +0900</pubDate>
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<title>サッカーで霞む選挙と未来像</title>
<description><![CDATA[<p>テレビニュースの中でＷ杯サッカーの占める時間数が異常なまでに長く、これでは視聴者は選挙のことなど考えていられないと思います。近未来にどんな困難が待っていようと知ったことじゃない、今日が楽しければそれでいいのだと思う人々がふえています。これではまるで古代ローマの為政者たちが、「民衆にはパンとサーカスさえ与えておけばよい」と考えたのと同じです。古代の「サーカス」は、剣闘士（グラディエイター）たちの死闘であったり、キリスト教徒を猛獣の餌食にしたり、今では想像もできないほど残酷な「ショー」でした。民衆はこれに熱中しました。大衆のうさをはらすのに絶好の娯楽を為政者は次々に提供したのです。サッカーに夢中になるのもけっこうですが、「待てよ、俺たちはもしかして古代の愚民のように、為政者の都合のよいように操られているのではないか」と考えてみることも必要です。このままでは、民主党政権が隠している恐るべき政治的意図を見破れぬままに、日本人はどんどん不幸になっていく気がしてなりません。ではこの「恐るべき意図」とは何か？　次回あたりに書かせていただきます。</p>]]></description>
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<category>COLUMNS</category>
<pubDate>Sun, 27 Jun 2010 12:14:45 +0900</pubDate>
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<title>党首の服装</title>
<description><![CDATA[<p>参院選挙が公示され各党党首は街頭に出て第一声を放ちました。選挙というものが、政策や公約で決まる部分は少なく、候補者や党首が有権者に与える「印象」で決まることが多い点を考えると、党首の服装というのが大いに気になります。民主党の菅代表は、上着を脱ぎワイシャツ姿でした。気温を考えると、このスタイルは活動的に見え、プラス効果でした。自民の谷垣、公明の山口、共産の志位、みんなの渡辺、たちあがれ日本の平沼、国民の亀井、社民の福島各党首は、大体無難な標準の服装でした。一人目立ったのが、改革の舛添党首で、「必勝」と書いた日の丸の鉢巻きにノーネクタイでした。この鉢巻きというのが「ちょっとずれているんじゃないの？」という印象でした。悲壮な意気込みは伝わってきますが、やはり「どこかがずれている」という印象はぬぐえません。はたしてこの「見た目」が、どういう結果に結びつくのでしょうか？　注目を続けたいと思います。</p>]]></description>
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<pubDate>Thu, 24 Jun 2010 21:09:06 +0900</pubDate>
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<title>増税と景気回復は両立するか？</title>
<description><![CDATA[<p>菅直人首相は、景気回復と、財政再建と、高福祉は全部一体となって実現可能だと言っています。財務大臣だったころに、官僚やブレーンから吹き込まれた思想でしょう。この信念に基づき、彼は消費税を１０パーセントに上げる方向に舵を切りました。だが、増税してはたして景気は回復するのか？　首相の考えることは、いかにも律儀でチマチマした優等生官僚が考えそうな事です。なぜそう見るかについてこのコラムで大論陣を張る気はありません。しかし気短かいようですが、結論だけ言えば、増税と景気回復は両立しないと思います。選挙民の多くはそんなことまで考えていません。小沢・鳩山に飽き飽きしていた人々は、菅内閣に高い支持を与えていますが、それは多分にマスコミが煽ったからです。この内閣の政策の矛盾に人々が早く気付いてほしいものです。（いま書き込みいただいたコメントが全部消えていますが、まもなく回復すると思います）</p>]]></description>
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<category>COLUMNS</category>
<pubDate>Fri, 18 Jun 2010 11:38:59 +0900</pubDate>
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<title>「表紙を変えただけ」という愚論ーー野党への警鐘</title>
<description><![CDATA[<p>菅直人内閣への支持率が６０パーセントを超えたことに、野党は衝撃を受けています。各党のトップは衝撃を隠しながら、「民主党は表紙を変えただけ。中身はまったく変わっていない」と攻撃しています。たしかにこの指摘は正しいです。しかしまぎれもない「愚論」です。一方で「正しい」と言いながら、他方で「愚論」とはどういうことだ？　とお思いでしょうが、事は簡単です。野党の党首たちは「日本の世論というのは所詮そんなものだ」ということが分かっていないからです。彼らは自党の政策（サービス内容）が国民に受けると思って活動しています。これに支持が集まらないことに苛立ち失望しています。しかし今の大衆は、きちんとした全体観に基づいた政策などを読み解き、理性に基づいて投票するまでに成熟していないのです。彼らはじつに情緒的であり感覚的です。民主党が表紙（党執行部＆内閣）を変えただけで、「おっ、何かやってくれそうだ」と期待するような頭の単純な人々なのです。そこを自民党はじめ野党各党は読めていません。こういう大衆に対しては、それなりの「マーケティング」が必要です。この点でかなりの成功を収めているのが、みんなの党でしょう。「表紙が変わっただけ」という攻撃は手垢のついた決まり文句です。そこまで言うのなら「悔しかったら表紙だけでも変えてみろよ！」という反論が返ってくるでしょう。自民党の谷垣禎一さん、いつまでも同じことを言っていないで、御社（貴党）も表紙を変えたらどうですか？</p>]]></description>
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<pubDate>Fri, 11 Jun 2010 09:50:08 +0900</pubDate>
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<title>受けなかった「奇兵隊内閣」</title>
<description><![CDATA[<p>８日、菅直人新総理は記者会見で内閣の特徴を聞かれ、「よろしかったら『奇兵隊内閣』とでも呼んでください」と言いました。この言葉が人気を得て、内閣の支持率向上に役立つと思ったのでしょう。しかし、一夜が明けてマスコミの反応はいまひとつのようです。新聞はさすがに記事としては扱っていますが、熱意というか「共鳴した！」という反応が感じられません。自分の故郷の切れ者高杉晋作が作り上げ、幕府の長州征伐軍を打ち破ったこの軍団の歴史的意味は分かる人には分かるでしょうが、長州出身者がこれをいうと、反発を買う可能性が大でしょう。日本国全体の総理大臣として、全国的コンセンサスを得ながら仕事をしなければならない門出に際して、この軍団の名前を出すというのは、センスがなさすぎます。「日本全体のことがよく見えていない」「自分が価値ありと思うことでも、他人はそれほど熱していないことがままあるものだ」という感想を抱いた人は、私のほかにも多数いらしたと思います。</p>]]></description>
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<pubDate>Wed, 09 Jun 2010 15:03:38 +0900</pubDate>
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<title>マイナス遺産を引き継いだ菅直人首相</title>
<description><![CDATA[<p>マスコミは菅直人首相の登場に対し好意的のようです。記者会見で小沢一郎幹事長に「しばらく静かにしていただいたほうがいい」と言い切ったことで、「小沢の影を背負っていない」と評価され、これが好感に結びついています。しかし４日の党首選に先だって行った演説の中で、菅氏は鳩山内閣最後の閣議で鳩山首相からメモを渡されたと明かし、そのメモを見せました。「日米、日中、日韓をよろしく」とあり、そのあとに「東アジア共同体」と「地球温暖化対策」をよろしくとありました。米・中・韓とのことをよろしくというのも、裏には深い意味があるのですが、こえはまあ通常の引き継ぎとして、許せる範囲です。問題は「東アジア共同体構想」と「地球温暖化防止のＣＯ２の２５パーセント削減」です。この２つは鳩山氏の評価を大きく下げた案件です。彼は現実味の伴わない幻想の中に浸るのが好きでした。首相就任後に何回か行った演説の中で、東アジア共同体への入れ込みぶりを披露し、「国民はそんなことは望んでいない」と批判されました。しかしご本人は素晴らしい構想だと思い込み、この構想に陶酔していました。ＣＯ２の２５％削減に到っては、国連総会の場で発表し、「なんと愚かな！」と批判され、こんなことをすれば日本経済は壊滅するとまで言われたのです。のちに普天間問題で、防衛に対する無知をさらけ出したのと同じ誤りを、彼はこの２つで犯していたのです。後継者への引き継ぎの中で、わざわざこんなことを紙に書いて渡すほうも渡すほうなら、これがどれほど重いマイナスの遺産であるかをよく考えもせず、議員総会で公開するほうもするほうです。たとえそんなメモを渡されたとしても、黙ってポケットに入れ、よく優先順位を考えた末に発表すべきでした。新内閣発足にあたり、祝辞を送りたいところですが、私はこの「メモ開陳」により、菅氏への評価を下げざるをえませんでした。鳩山さんほどではないにしても、「この人もやっぱり分かっていなかった」ということが、次々に起こってくると思います。日本を謬った方向に導いていく危険な考えを抱いている人だと思います。スマイルと小沢場離れだけに惑わされず、しっかりとこの人の本質を見極めていただいたいものです。</p>]]></description>
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<pubDate>Sun, 06 Jun 2010 16:35:29 +0900</pubDate>
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<title>党首は「頭の中身」で選べ</title>
<description><![CDATA[<p>鳩山辞任演説は最後まで感傷的で、現実と幻想が錯綜し、感傷的なものでした。国家観がなく、自分が唱えていた国境なき世界がやがて実現すると言い、済州島のホテルに飛んできたヒヨドリが辞任の決断を促した（大意）と語りました。マスコミはあまり言いませんが、この「国家観のなさ」こそが、彼を不名誉な辞任に追い込み、日本の安全をこれほどまでに損ね、日米関係をかくも危うくしたのだということに、この人はまだ気付いていません。さて人々の関心は早くも次の総理はだれかに向いています。４日の民主党両院議員総会は、日本の行方を託すリーダーを決める超重要な集会です。去年、党首を決めた時はまだ野党でしたが、今度の総会はそのまま次期首相を決めるものですから、民主党の議員諸公には真剣になってもらわないと困ります。大勢は菅直人氏最有力となっていますが、はたして彼でいいのか？　菅氏の国家観、国防観、経済についての基本的考えはどういうものなのかが、党員にも国民にもほとんど見えていないのが実情です。はたして彼はこの困難な日本を率いてゆくのにふさわしいのか？　小沢一郎氏に逆らわず、鳩山首相ともそこそこにうまくやってきただけで、「なんとなく座りのよい」副総理というだけの人ではないのか？　政権与党なのですから、数人の候補者による公開のディベートを行い、党員と一般国民の「審判」を得てから党首を決めるくらいの手間ひまを掛けるべきです。自民党はまがりなりにもそうしました。総裁候補者全員が出席する記者会見も行いました。民主党もせめてこれくらいのことはするべきです。「政治的空白は許されない」との大義名分の下に、拙速で党首を選ぶと、また後悔することは目に見えています。せめて３日遅らせて、「党首選択ディベート」を行ったらどうかと、民主党に提案したいものです。</p>]]></description>
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<pubDate>Thu, 03 Jun 2010 10:06:52 +0900</pubDate>
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